リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

今後の経過

2015-09-19 20:25:39 | 断片
 こんばんは。まだ晴れれば昼間はツクツクホーシの鳴き声が聞こえるきょうこのごろ、しかし確実に秋の花粉症が押し寄せています。
 さて、戦争法案が成立とのこと。ようやく戦後が終わりましたね。歴史的な日といっても過言ではないですね、20年後、高校生が覚える日です。小学生は、次に来る憲法改定の日を覚えます。新しい国家主義の始まりです。戦後は終わり。それが戦前か、革命前かは別として。

 なんでも国会前デモでは、機動隊が会場案内をしてくれたとか。「あっちの集会空いてますから」みたいな。
 これに文句をつけるのは(文句例:「なんでお前のいうことを聞かなきゃいけないんだ」)、60以上の奴ばかり (行ったやつ談)、というのがなかなかよい。
 基本、デモ隊幹部の姿勢は、ヒラの警官や兵士は仲間にする、でないと。
 一般参加者はほっといたって自分を殴るヤツは敵視しますから、「機動隊は敵」などは当然な経過。そこで「権力の犬でも、そうじゃない人民もたくさんいるんだから」 という説得が要る。 それを「機動隊殲滅」などといっていた話など、お遊びも同然。敵が誰かを間違えている。仲間割れをしてどうする。ま、そういうのは組織作成が目的なのだから関係ないですが。50年間の組織作成ごくろうさま。今じゃあそんなのが表に出てこれないこともよかった。
 行ったやつに言わせると『「三色旗」がたくさんいたのが面白かった、新学同(公明党の昔の若者の「左翼」) のヘル部隊を思い出す(じいさんです)。これから池田主体の創価学会に大再編されるぞ』 とのことですが、どうでしょうかね。
 
 もっとも、ネットウヨの春はここまで(あと3年)。これからは本物の右翼の時代です、クソヤクザはまだ時代の表層にいられますが。
 これから権力者に予定されているのは、なんとかして、自衛隊の英雄的な姿を日本庶民に見せること。さらに、権力者のことです、英雄的な犠牲者がでればいいと思っていないとも限りませんし、その思いを現実化しようとするCIAのような人は、日本には本当にいないでしょうか、、、と、なかなか苦労な文章。
 いったん自衛隊が英雄になって、報道の主軸が自衛隊礼賛となれば、ネットウヨの諸君はそこから離れます。ネットウヨがしたいのは、ただ単に確立した社会のケチツケによる気晴らしです。そこがじじい右翼との違い。これからは(3年後)もうネットウヨは左翼へのケチづけはやめて、一体となった右翼・資本家の絶壁のような体制に、「いままで俺らはだまされていた」 と叫ぶようになります。
 一方、残念ながらじじい右翼は、この近未来に予定される、「利害状況を認識している保守右翼」の権力化によって、自分たちも我が世の春を気取れる。
 と思ったら、すげえ不愉快。
 じじい共は早く市ね。
 
 というわけで、今となってこれを阻止するには、前にもいいましたが、違憲判決確定が必要。さっそく裁判をおこすと聞きますが、(害がなければ裁判は門前払いです) 損害賠償請求というのは賛成しかねるところ。そういう日常生活者の考えがたい「苦痛」や「損害」を「損害だ、賠償しろ」 などと社会的にいってはいけない、庶民から浮くだけ、ということは、じいさんばあさんには分からないことでしょうが。しょうがねえなあ、年寄りどもは、右も左も。

 きょうは疲れたのでこれでおしまい。
 いえ、前回のような思考作業の更なる進展の継続が現在の段階ですが、前回のような問題提起だけのようなテーマだとわかんないよな、と思って。ケチはあれにもこれにもつけられるんだけれども、そのケチがなんかの役に立つのかといえば、それだけではとりあえず役に立たない。このブログは読者のみなさんの「役に立つブログ」を標榜しているので、その辺の仕切りが難しいところ。
 とりあえず、上部過程論は着々と進んでいるということだけ申し添えます。
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