写真は、2015年度(平成27年度)、実力テスト(5教科)第2回の個票です。
写真のAさんは、このときの学年順位が、142人中、2位でした☆
実力テストは、埼玉県公立中学校の中3生が、学校で受験します。
篠津中学校の「平成28年度 学校行事年間計画表」を見ると・・・。
1年間で、6月、9月、11月の3回行われることがわかります。
「実力テスト」という呼び方は・・・。
このテストの通称だと思います。
全般的な名称は、「校長会主催 公的テスト」となっていると思います。
地域によって、正式名称がありますね。
アビット新白岡校は、埼玉県の中で「埼葛地区」に入っています。
この地区の実力テストの正式名称は、「埼葛地区学力検査」です。
長いためか、言いにくいためか、あまり正式名称では呼びません。
学校も子どもも呼んでいないし、塾でも呼んでいません。
ここでは、通称の「実力テスト」で話を進めます。
実力テストは、今まで勉強した全範囲からの出題となります。
埼玉県で民間企業が実施している模擬テスト、北辰会場テストと同じです。
定期(中間・期末)テストよりも難しい、「模擬テスト」の位置づけです。
さて、2015年度(平成27年度)からだと思うのですが・・・。
この実力テストに、ついに偏差値が登場しました☆
さらに、篠津中の中3生の三者面談にて。
偏差値をもとにした進路指導も始まりました。
子どもの話ですが、三者面談に使ったパソコンの画面上では・・・。
● 横軸が内申点
● 縦軸が偏差値
このグラフに、生徒が分布しているものになっていたようです。
おそらく、先輩が受験した公立高校の合格・不合格がわかるのでしょう。
学校のデータなので、内申点も加えられるのが、よいところですね。
内申点というのは、主に9教科の5段階の成績のことです。
内申点が書かれているものを、「調査書」といいます。
正式には「成績及び諸活動等の記録通知書」とありますね。
そこには、9教科の成績(評定)以外にも・・・。
学級活動、生徒会活動、学校行事、部活の入賞、出欠、取得検定など。
その生徒個人の成績や活動が、細かく書かれています。
調査書は、高校入試のときに、私立高校や公立高校に提出します。
9教科としての内申点を詳しく説明すると・・・。
● 中1、1年間の5段階の成績が1本(9教科×5=45点満点)
● 中2、1年間の5段階の成績が1本(9教科×5=45点満点)
● 中3、2学期までの5段階の成績が1本(9教科×5=45点満点)
・・・この点数(合計点数)のことです。
あとは、生徒会役員、部活動の受賞、取得検定なども・・・。
各公立高校によって、様々に点数化されます。
そして、その子どもの合計の内申点になるのだと思います。
こちらでしっかりわかるのは、9教科の内申点だけですね。
さて、9教科の内申点と偏差値がわかりましたから。
これで中学校でも、キッチリ進路指導ができるかと思ったのですが・・・。
どうも、そうでもないかもしれません★
・・・その理由は、次回へ。
↑写真は、実力テスト5教科と個票です。
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