最後に、公立高校入試の選考基準についてです。
高校は、もはや義務教育ではないということを思い出してください。
「外見があまりにも目に余るものだったら、教科テストの点数に関わらず不合格になることがある」
この一文を加えればよいと思うのですが。
公立高校には、できないことなのでしょうか?
● 高校で勉強する気がない
● 高校に選んでもらう気がない
● 高校にお世話になる気がない
それならば、中3生はムリヤリ高校に進学する必要はないと思います。
また高校側も、ムリヤリ来てもらうことはありません。
公立高校の先生は公務員なので、失業も倒産もありませんし★
その点だけは、学習塾と違ってウラヤマシイ・・・。
神田高校の場合だと、3回の入試で「外見で不合格」は22人です。
「22÷3=7.333…」、1年に7~8人というところです。
合格者が激減するわけでもないですよね。
● 勉強をしてこなかった
● 勉強がイヤでたまらない
● 勉強がとにかくわからない
上記のような中3生は・・・。
勉強とは違う分野で活躍する道だってあります。
● アルバイトをして世の中を知る
● 職人に弟子入りする
● 「学校の勉強」でなく、専門的な知識を学ぶ
● インターネットの株の取引を勉強する
● お笑い芸人になる
● 格闘家になる
やりたくない勉強をしなくても、イロイロあるでしょう?
まあどちらにしても、その分野で活躍するには「勉強」が必要ですけどね。
その分野で成功している人は、確実に「勉強している人」です。
それは、学校の教科の勉強とは違うかもしれません。
でも、学校でも社会でも同じこともありますよ。
● 知識や知恵、体験を増やしておくこと
● 努力、工夫、我慢をできるようにしておくこと
● 自分の「強み」を見つけて、それを活かしていくこと
これらができるようになるために・・・。
高校や大学で勉強しておくのはよいことですよね♪
まずは「学校の勉強」で修行ですよ。
学校の勉強すらできないのに、仕事でうまくいくでしょうか?
なんの仕事にしても、学校の勉強よりも難しいと思いますよ。
まず中3生は、高校で勉強“させてもらう”と思えるとよいと思います。
そんなわけで、「外見で入試不合格は、是か非か?」。
制度的には問題あるのかもしれませんが・・・。
私の考えでは、心情的には「是」ということでした。