写真は、平成28年度入試用、埼玉県公立高校入試問題です。
151103の新聞に「2016年度 公立高校進学希望者数」が掲載されました。
詳しくは、埼玉県教育委員会の公式HP↓をクリック。
http://www.pref.saitama.lg.jp/f2203/shinrokibou201510.html
記事には、「全日制公立高は1.28倍」とあります。
高校進学希望者は、前年より354人多い64050人です。
これは卒業予定者の98.9%で、1997年以降最高です。
目に付いた、普通科と総合学科の倍率を書いておきますね。
最初の倍率が、今年度の倍率です。
カッコ内の倍率が、昨年同期の倍率です。
そして、北辰テストの偏差値【SS】もつけてみましょう。
2015年度(平成27年度)の入試をもとにしてつけていますよ。
あくまでも、“めやす”ですからね。
上尾 2.55(2.29)【SS 56.6】
伊奈学園総合 1.64(1.56)【SS 58.8】(人文系)
浦和 1.41(1.80)【SS 71.1】
浦和第一女子 1.22(1.53)【SS 69.1】
浦和西 2.27(2.29)【SS 62.6】
大宮 2.35(1.82)【SS 69.7】(←理数科の方がSS高い)
春日部 1.29(1.32)【SS 66.5】
春日部女子 0.82(0.95)【SS 56.9】
春日部東 1.40(1.16)【SS 57.3】
久喜 0.78(0.88)【SS 50.2】
白岡 0.84(0.85)【SS 42.3】
杉戸 1.11(1.07)【SS 54.1】
不動岡 1.74(1.51)【SS 63.9】
宮代 0.70(0.71)【SS 38.5】
与野 1.22(1.13)【SS 55.7】
市立浦和 3.23(2.93)【SS 66.7】
久喜北陽 1.25(1.11)【SS 50.4】
もちろん、もっとたくさん公立高校はあるのですが・・・。
白岡地区で候補に挙がりそうな高校を、ひとまず書きました。
旧大宮地区にも、公立高校はたくさんありますよね。
白岡地区からでも、電車やバスを使って通学が可能です。
今回の倍率は、決定ではありません。
151001時点の進路希望調査を、県教育局が調査したものです。
おそらく極端には変化しませんが、まだ変化しますよね。
当然、倍率が高いところ、低いところとあります。
151001では、まだまだ「希望」の割合が高いと思います。
「このくらいの(高い)高校には行きたいな~」
だから基本、下位校よりも上位校のほうが倍率は高くなります。
でも、公立高校が第一志望の場合は・・・。
倍率、自分の学力など、だんだん現実も見えてくるでしょう。
その結果、どうなっていくかというと・・・。
● 入試が近づくにつれ、高い倍率は低くなる
● 入試が近づくにつれ、低い倍率は高くなる
倍率が「ならされる」ことになるかと思います。
ところで、全日制普通科の競争率は、1.28倍です。
公立高校第一志望でも、不合格になることがありますよ。
でも、中3生には、それがわかっていないことがあります。
「どうせ公立しか行く気ないから~」みたいな感じですね。
中学受験をしていない、つまりガチ勝負をしたことがない。
その場合は、「不合格になる」という想像ができないようです★
すると、私立高校の併願を面倒がる、軽視することになります。
私立高校は、自分に合っている1校、挑戦校1校あると理想です。
もし公立高校が不合格でも、2校の中から選んで進学できます。
「私立は、近いところ1校でいいや」
・・・と、子どもによっては、あまり考えていない場合があります。
オトナから見ると、「自分の人生なのに・・・★」と。
そして、残念ながら公立高校が不合格の場合は・・・。
「やっぱ、もう1校、あの私立高校も受けておけばよかった」
・・・ありがちなパターンなのです★
高校で自分の人生が決定するわけではありません。
それでも、自分の人生の中では・・・。
重要なひとコマであることは間違いありませんよ。
そろそろ自分の人生に、真剣に向き合うときが来たようですね☆
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