140204、『失恋ショコラティエ』の第4話を見ました。
『失恋ショコラティエ』の公式HPは、↓をクリック。
http://www.fujitv.co.jp/chocolatier/index.html
主人公の小動爽太(こゆるぎ・そうた)〔松本潤〕が・・・。
六道誠之助(りくどう・せいのすけ)〔佐藤隆太〕と話しています。
六道は、チョコレート専門店「RICDOR(リクドー)」のオーナーです。
六道は、オネエ言葉なので、やや違和感ありますが★
爽太の目標にもなっているショコラティエです。
六道と爽太の会話を聞いてみましょう。
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六道:私ね、チョコレートを売っているけど、一番売りたいのは、やっぱり夢なの。だってチョコを食べたいだけなら、スーパーで買うでしょ。万人向けのおいしいチョコが、いくらでも売ってるんだから。
爽太:ええ、まあ。
六道:こんなものは欲しくないとか、嫌いって言う人がいても、それは別にいいの。私とは縁がなかったってだけだから。でも人間は、この星に70億人もいるもんね。そのうちの69億9000万人に嫌われても、1千万人と愛し合えたら、もう十分夢みたいでしょ。だから私は、縁あった人を愛しまくってあげたいの。
爽太:69億9千万人に嫌われるのは、怖くないですか?
六道:怖くない。そんなことより、自分自身のビジョンが消えてしまうことのほうが怖い。どんなものが作りたいのか、わからなくなって、何もできなくなることが怖い。
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『1流の集中力』(豊田一成著 ソフトバンク新書)を読みました。
そこに、六道の言ったことと同じようなことが書いてありましたよ。
少し見てみましょう。
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人間が成長するために必要な目標には、2つの種類があります。
1つは「成績目標」であり、もう1つは「熟達目標」です。
成績目標は、言葉を換えれば当面の課題であって、自分自身の人生を賭して取り組むような“夢”ではありません。
人間が成長していくためには、成績目標の先に必ず長期的なスタンスで目指すべき熟達目標がなければならないのです。
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たとえば、プロ野球選手のイチローがいます。
イチローの高校生時代の夢は、どんなものでしょうか?
『1流の集中力』の中に書いてありました。
それは、以下のようなものです。
「やっぱしプロ野球の選手だけど、プロに入るだけじゃつまらないから、有名な選手になって皆から“あいつみたいになりたい”って言われることが夢」
成績目標が、プロに入ること。
熟達目標が、“あいつみたいになりたい”と言われること。
成績目標の先まで、しっかり達成していることがわかります。
また、ある中学生がいるとします。
「○○高校へ入って、○○大学の英文科に行く」
これは成績目標ですよね。
熟達目標を決めると、より夢に近づきそうです。
「英語の通訳になって、海外の有名人が来たら自分が通訳する」
たとえば、こんなものがあるかもしれません。
私の場合はどうでしょうか?
「子どもの成績を上げる、志望校に合格させる」
これが成績目標ですね(一番重要な課題ですが)。
「やる気をつくる、なりたい自分になってもらう」
これが熟達目標になるかなあと。
相手も自分も、そうなればいいと思っています☆
その下の六道の話も、とても学べるものです。
万人に受けるものでなく、特定のファンを大事にしなさいと。
六道は、特定といっても、1千万人かあ・・・。
私がやっているのは、Small Businessです。
いつも、仕組みに特徴や個性を出すことを考えていますね。
まずは、新白岡の人たちに知ってもらうことが先ですが。
それと共に考えるのが、「ヒトとヒト」の関係です。
仕組みや、広告・宣伝を考えるのと同時に・・・。
どうやって、今のファンに満足してもらえるか、ですね。
さて、今日(140324)が『失恋ショコラティエ』最終回です。
ずっと、チグハグな人間関係が続いていますが・・・。
最後は、happy endになるのでしょうか?
「私のゴールは患者さんの役に立つことです。それは、短距離走ではなく、非常に長い、マラソンのような道のりです。ゴールに到達するよう、ペースを守りながら、着実に、一生懸命、努力していきます」
(山中伸弥〔やまなか・しんや〕 京都大iPS細胞研究所長)
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