写真は、140117、小5算数の授業です。
140117の時点で、学校も「割合」を勉強していますね。
アビット新白岡校では、「割合」を長めにやっています。
小5算数は、あと「変わり方」で終了です。
2月からは、小6の算数に進みますよ。
テキストを使っての小5「割合」は、この日でラストです。
ただ、この内容は難しいところなので・・・。
また、「復習プリント」などを勉強してもらうと思います。
割合の基本の式は、「全体×割合=割合の数」。
たとえば、「100×0.7=70」。
「100円の0.7は70円」という感じです。
基本的に、これだけ覚えて、わからないところは□にしています。
あと、本当は基本の式と同じなのですが・・・。
● 増える式 □×(1+割合)=△
● 減る式 □×(1-割合)=△
・・・この2つの式も練習していますよ。
たとえば、「100×(1-0.3)=70」。
「100円の0.3使ったら残りが70円」という感じです。
買い物のときの計算や、お店の仕事としても重要です。
「お店が損するように割引したら、大変だぞ~」と。
将来の仕事に絡めて勉強できるのも、「割合」のいいところです。
勉強する理由が、明確に伝わりますよね♪
さて、文章題2問を見てみましょう。
左の問題「320ページある本を、1日目には全体の4割を読み、2日目には残りの7割5分を読みました。読み残しているのは、何ページありますか」
右の問題「ジュースがあります。兄が全体の36%を飲み、妹が残りの50%を飲んだところ、残りが240mlになりました。最初、ジュースは何mlありましたか」
写真には、線分図がしっかりとかかれていますが・・・。
テキストは、モチロン文章だけですよ★
線分図を自分でかければ、文章が理解できています。
線分図がかける人は、できる人ということですね☆
線分図がかけると、目で見て問題がわかりやすいです。
だから、下の式の通りでなくても式が立てられるはずです。
左の問題を解いてきましょう。
まず、1日目の式を作り、残りのページを出します。
→ 320×(1-0.4)=320×0.6
=192
次に、2日目の式を作り、残りのページを出します。
→ 192×(1-0.75)=192×0.25
=48
答えは、「48ページ」となります。
ちなみに、1本の式にまとめてもいいですよ。
→ 320×(1-0.4)×(1-0.75)
あとは、普通に解いてくださいね。
右の問題を解いていきましょう。
線分図をかくと、いいことありますよね~♪
兄が飲んだあとのジュースの量は、カンタンにわかります。
妹が50%飲んで、残りが240mlなので・・・。
→ 240×2=480(ml)
こちらから求めると、あとは兄の式を作って解くだけです。
最初にあったジュースがわからないので、□にしましょう。
→ □×(1-0.36)=480
□×0.64=480
□=480÷0.64
□=750
答えは「750ml」です。
ちなみに、1本の式にまとめてもいいですよ。
→ □×(1-0.36)×(1-0.5)=240
あとは、「□の式」を解いてくださいね。
↑できましたか?
この文章問題で使った、割合の「減る式」ですが・・・。
結局は、基本の式「全体×割合=割合の数」と同じになります。
割合ができない子どもは・・・。
なんとなく「わり算!」「かけ算!」と言って、定まりません★
原則、「割合の式は、かけ算」で統一して・・・。
あとは、わからない数字を□にして式を作るのがおススメです☆
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