ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

小5算数 2回計算する割合

2014-01-20 | 本日の授業

Cimg5536

写真は、140117、小5算数の授業です。

140117の時点で、学校も「割合」を勉強していますね。

アビット新白岡校では、「割合」を長めにやっています。
小5算数は、あと「変わり方」で終了です。
2月からは、小6の算数に進みますよ。

テキストを使っての小5「割合」は、この日でラストです。
ただ、この内容は難しいところなので・・・。
また、「復習プリント」などを勉強してもらうと思います。

割合の基本の式は、「全体×割合=割合の数」。

たとえば、「100×0.7=70」。
「100円の0.7は70円」という感じです。
基本的に、これだけ覚えて、わからないところは□にしています。

あと、本当は基本の式と同じなのですが・・・。

増える式 □×(1+割合)=△
減る式 □×(1-割合)=△

・・・この2つの式も練習していますよ。

たとえば、「100×(1-0.3)=70」。
「100円の0.3使ったら残りが70円」という感じです。
買い物のときの計算や、お店の仕事としても重要です。

「お店が損するように割引したら、大変だぞ~」と。
将来の仕事に絡めて勉強できるのも、「割合」のいいところです。
勉強する理由が、明確に伝わりますよね♪

さて、文章題2問を見てみましょう。

左の問題「320ページある本を、1日目には全体の4割を読み、2日目には残りの7割5分を読みました。読み残しているのは、何ページありますか」

右の問題「ジュースがあります。兄が全体の36%を飲み、妹が残りの50%を飲んだところ、残りが240mlになりました。最初、ジュースは何mlありましたか」

写真には、線分図がしっかりとかかれていますが・・・。
テキストは、モチロン文章だけですよ★

線分図を自分でかければ、文章が理解できています。
線分図がかける人は、できる人ということですね☆

線分図がかけると、目で見て問題がわかりやすいです。
だから、下の式の通りでなくても式が立てられるはずです。

左の問題を解いてきましょう。

まず、1日目の式を作り、残りのページを出します。

→ 320×(1-0.4)=320×0.6
                =192

次に、2日目の式を作り、残りのページを出します。

→ 192×(1-0.75)=192×0.25
                =48

答えは、「48ページ」となります。

ちなみに、1本の式にまとめてもいいですよ。

→ 320×(1-0.4)×(1-0.75)

あとは、普通に解いてくださいね。

右の問題を解いていきましょう。

線分図をかくと、いいことありますよね~♪
兄が飲んだあとのジュースの量は、カンタンにわかります。
妹が50%飲んで、残りが240mlなので・・・。

→ 240×2=480(ml)

こちらから求めると、あとは兄の式を作って解くだけです。
最初にあったジュースがわからないので、□にしましょう。

→ □×(1-0.36)=480
        □×0.64=480
             □=480÷0.64
             □=750

答えは「750ml」です。

ちなみに、1本の式にまとめてもいいですよ。

→ □×(1-0.36)×(1-0.5)=240

あとは、「□の式」を解いてくださいね。

Cimg5539

↑できましたか?

この文章問題で使った、割合の「減る式」ですが・・・。
結局は、基本の式「全体×割合=割合の数」と同じになります。

割合ができない子どもは・・・。
なんとなく「わり算!」「かけ算!」と言って、定まりません★

原則、「割合の式は、かけ算」で統一して・・・。
あとは、わからない数字を□にして式を作るのがおススメです☆

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コメント
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