今日もカラオケ三昧に明け暮れる。今日は、お千代さんこと島倉千代子さんの持ち歌ばかりを歌ってきた。
この世の花
東京だよ お母っさん
鳳仙花
涙の谷間に太陽を
島倉千代子さんがなくなられて早三年が経つ。わたしが物心ついたときにはすでにラジオから連日、お千代さんの歌声が流れていた。それから幾星霜の六十年。現在にいたるまでお千代さんの歌声が心の奥底にしみついてしまっているようで忘れがたい。いつかテレビで見たのだが、作詞家の星野哲郎さんが、お千代さんの歌声というものは、日本語の、その言葉のひとつひとつが、きわめて明瞭正確で、それに清涼にして哀愁に満たされている・・・と述べられていたが同感だ。まさに、ここにこそ、島倉千代子独自の天性があったような気がする。
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