母を訪ねる。母は隣県の山里にある病院にいる。大正９年生まれで来年は９０歳となる。暑い一日だったが、いつものように駅より徒歩で往復する。おかげで蝶の写真をたくさん撮ることができた。
熊谷市
＜2009.08.24 ＪＲ渋谷駅前＞
今日は久しぶりに都心を歩いた。まず渋谷から青山通りを北に向かう。東宮御所の西側を回り込むように歩き進めると四谷見附に出る。靖国通りに入り、しばらく行くと靖国神社である。神社の横に、次男が六年前まで通っていた都立九段高校がある。あると言うより、三年前まで、あったと言ったほうが正確なのだが、建物は同じで、今や都立高校ではなく、千代田区立の中高一貫学校として、だいぶ様変わりしていると聞く。それに九段高校とは言っても息子が通っていたのは定時制のほうで昔風に言うなら夜学であった。父兄としての立場からは、あまりしげしげと学校に顔を出すのは、むしろ良くないという思いもあって、必要な集まりがあったときに顔を出すようにしていた。それでも４年間で十回近くは学校を訪れたように覚えている。夜学の先生方は、生徒たちに対して、みな優しく献身的だった。さて九段下から、古書店街の神保町は、すぐ目の前だ。今日の目的は、歩くことに尽きていたのだが、せっかく、ここまできたのだから、ついでに古本も漁ってみたかったのである。だが神保町まできたときに突如、驟雨がやってきた。しばらく「なになに信用金庫」のビルの陰にかくれて雨宿りをしていたのだが、やみそうになく、傘を求めて道路の向こう側のコンビニに飛び込んだ。
今日は久しぶりに都心を歩いた。まず渋谷から青山通りを北に向かう。東宮御所の西側を回り込むように歩き進めると四谷見附に出る。靖国通りに入り、しばらく行くと靖国神社である。神社の横に、次男が六年前まで通っていた都立九段高校がある。あると言うより、三年前まで、あったと言ったほうが正確なのだが、建物は同じで、今や都立高校ではなく、千代田区立の中高一貫学校として、だいぶ様変わりしていると聞く。それに九段高校とは言っても息子が通っていたのは定時制のほうで昔風に言うなら夜学であった。父兄としての立場からは、あまりしげしげと学校に顔を出すのは、むしろ良くないという思いもあって、必要な集まりがあったときに顔を出すようにしていた。それでも４年間で十回近くは学校を訪れたように覚えている。夜学の先生方は、生徒たちに対して、みな優しく献身的だった。さて九段下から、古書店街の神保町は、すぐ目の前だ。今日の目的は、歩くことに尽きていたのだが、せっかく、ここまできたのだから、ついでに古本も漁ってみたかったのである。だが神保町まできたときに突如、驟雨がやってきた。しばらく「なになに信用金庫」のビルの陰にかくれて雨宿りをしていたのだが、やみそうになく、傘を求めて道路の向こう側のコンビニに飛び込んだ。
＜読売新聞 2009.08.19＞
上の記事に同感である。わたしも写真については今後とも「ゆるかわ」路線でいくつもりなり。
上の記事に同感である。わたしも写真については今後とも「ゆるかわ」路線でいくつもりなり。
