J-CASTニュース(2023/04/10)・・・統一地方選前半戦「ひとり負け」の共産党、除名騒動が影響か 次期衆院選に「大ダメージ」の可能性
2023年4月9日に投開票された統一地方選の前半戦では、41道府県議選の改選定数2260議席のうち自民党が1153議席を確保した。前回19年の1158議席は下回ったものの、過半数は維持した。日本維新の会が大幅に議席を伸ばす一方で、立憲、公明は微増。そんな中で「ひとり負け」の様相を呈しているのが共産党だ。議席の4分の1近くを失い、所属議員がいない「空白県」も多数生まれた。
テロリズムを奥深く取り込んだマルクス・レーニン主義を理論的支柱とする共産党の衰退と選挙における敗北は当然の事のように思える。その二枚舌による人間的社会的政治的矛盾が、あちこちで小爆発を起こして党の信用が失われつつある。それでなくても共産主義者や共産党が評価される時代は当の昔から、あらゆる意味で、すでに終わっているはずだ。
穿った言い草のように見えるかもしれないが、日本国憲法も日本共産党も連合国軍(GHQ)の置き土産のようなものなのである。この二つの存在は、まるで双生児のようである。それも重大な欠陥を秘めつつ、その傷を舐めあい隠しあい相互に補完しあい戦後七十年あまり青息吐息で、ごまかしごまかし、なんとかここまで息をつないできた。
早い話が憲法もそうだが共産党が今日、大手を振って活動できるのはアメリカさんのお陰なのである。日本はアメリカに従属しているとか、自民党はアメリカにべったりだとか事あるごとに彼らは口汚く非難するが、おいおい、そういう自分たちの素性をよくよく検分してから物申せよ。戦後共産党の生みの親は、あんがいロシアでも中国でもなく、アメリカなんだぜ。君たちの親はGHQなんだぜ。
そんな基本も知らないから、かれらは国民から笑われているのである。恐るべきことに彼らは生まれついた、その時から舌を二枚持っていたのだ。朝には暴力を肯定し夕には、これを否定する。だが舌の根も乾かない、その日の夕のうちから革命を肯定してみたりする。ところが次の朝には、やっぱ、革命騒ぎはいけませんなどと言い出す。この見え透いた矛盾論を、時と場合によって使い分け、そもそも国民はバカだと見下したうえで、マルクスの唯物論を学習済みで頭のよい俺たち知的前衛の特権であるとばかりに偉そうに嘘八百の大言壮語の美辞麗句による抽象的なお花畑の子供だましのスローガンを振りかざしては屁とも恥とも感じていないようなのである。
そして以下のごとく相変わらずの大本営発表・・・題して「くさいものにはフタ」
●志位和夫・・・4月10日・・・統一地方選挙前半戦、日本共産党の41道府県議選挙の当選者は公認75人プラス推薦3人で合計78人となりました。17政令市議選挙の当選者は93人となりました。ご支持、ご支援に心から感謝いたします。公約実現に全力投球で頑張ります。後半戦の全員勝利のためにどうか力をお貸しください。
●世に倦む日日・・・2023年4月24日・・・志位和夫のツイッターが22日で止まって、選挙結果についてまだ何も発言してない。小池晃と田村智子も、補選と統一地方選後半の結果についてはまだツイートなし。総括のコメント内容を協議しているんだろうか。(選挙に負けたとき)いつもこんなに反応が遅くて無言の時間が長かったかな。
左翼ではあるが党員ではないらしいヨニウム君は気楽でいいですね・・・誤解しないでくれよ。君のことを誉めているんだからな。昨今、共産党員ほど惨めでかわいそうで古臭くさくも陳腐で滑稽な信仰種族もあるまいに。それで、ヨニウム君が共産党でなくてよかったと、心底から喜んでいる春のよき日のワンカップってな心持ちなのさ。