2018.04.29 文京区
2018.04.27 自室より
むかしから年寄りは早起きだと耳にしてきたけれど自慢しているのか自虐しているのかがよくわからずにずっと半信半疑のままだった。実はそれは本当のことだと最近になってやっと身にしみてわかってきた。
新潮文庫
バルザックの長編小説「谷間の百合」を読み終えた。読み終えるまでに一週間を要した。この本は、なりは文庫本だが分厚い一冊で巻末の原作者バルザックの略歴および訳者の解説さらにあとがきなどを含めれば560ページをようしていたのであったのだった。最初わたしは、岩波文庫でよもうとおもい。近隣の図書館で当文庫を借り出してきたのだが、なにしろ文字が小さくて難儀したのであったのだった。そこでその本はカバンにしまいこみ、電車に乗ってとある大型新書店にもうでて、新潮文庫のほうを購入してきたのであったのだった。読了したことは確かなのだが少々の違和感を覚えた。どうしたことか。なにが自分の心理が動かされたのか。それはよくわからないのだが拙者のバルザックの当小説に対する直接的な感想はまた後日に折を見て述べることとしつつも、ああ~難儀だ難儀だ。年寄りに読書は禁物だ。本を持つ手がつかれてふるえる。なによりも目がつかれる。子供のしんぱいなどなど、やりきれない思いで胸がふさがれる思いがこうじてくる一方だ小説とはいえ、色恋沙汰に甘んじている場合かという声が、脳の片隅から聞こえてくるのである。だから言わないことはないという自己批判がはじまる。いっそ読書なんぞより散歩に出かけよう。無教養な老人には読書などよりよほどカラオケを薦めたい。生来黒か白かの価値観だけで育ってきた団塊世代の御仁には一般に本を読むなぞ異次元の世界だ。彼jらわれらは本の表紙をみただけで頭がつかれる。読書なんぞ無駄な体力と能力が失われる一方なのだ。だからといって別にバルザックについてどうのこうのというつもりもなく、また「谷間の百合」が駄作にすぎないと言っているのではない。そのことは後日に述べてみようと心したしだいなり。だが、そうはいってもいつになるかはわからない。そこで一言二言だけは、ここで申しておかずにおくものかという気持ちだ。そうはもうしても、その先が続かない。そこに拙者の脳も芸もない限界をつくづくと感じてしまった今日のよき日のワンカップ。ちなみに岩波文庫の背文字には「谷間のゆり」とあって、個人的には新潮文庫「谷間の百合」よりは岩波の「谷間のゆり」を採用したい。日本語には漢字とひらがなそれにカタカナがあることを知らなかった華咲ける十九世紀とは言うもののナポレオン退陣後の帝政復活とうとうの反動期を迎えいろいろとの艱難を乗り切ったおフランスの物書き屋バルザックも草葉の陰から、この場合に限っては「百合」よりは「ゆり」だとの拙者の好みに賛同してくれていると確信しているところなり。
2018.04.17 葛飾区
ハルジオン
中で紅の強いものはとくにヒメジオンと呼ぶとなにかの野草図鑑で読んだ覚えがある
最近しつらえられたコンビニの喫茶コーナーにて
2018.04.14 横浜市 この春最後のすみれなり
万歩計を見やれば本日はここまでで二万歩をかせぎて大満足の結果にて年金暮らしの年寄りが大汗かきかき散歩の後なにを思いこうじたのか突如何かがひらめき近場のカラオケ屋に入りてフォスター作曲の「夢路より」または「夢見る人」と邦訳された名曲をばひとしきりうなってきたしだいなり。ちなみに原題は「ビューティフル ドリーマー」であり個人的には「夢見る人」を採用したいところである。
さても心身ともどもに少々は疲れかつ満足し自室に帰りてみればフォスター調のラッパ小僧がむかえてくれたのであったのだった。
2018.04.10 横浜市 はなみづき咲けり
開花したばかりのはなみづきの写真を撮りて後いきつけのカフェにて次なる新聞投稿を読みて興奮しさっそく近場のカラオケ屋に入りて当の歌をば復唱せん。
産経新聞
海ゆかば
詞:大伴家持(万葉集より)
曲:信時潔
大君の辺にこそ死なめ かえりみはせじ・・・・・と続く
昭和12年、大東亜戦争を前にして信時潔がNHKの要請をうけて作曲したとの解説をみた。
2018.03.22 川崎市
ほとけのざ
〃
ソメイヨシノ
2018.03.24 足立区
ソメイヨシノ
雪やなぎ
つくし
山桜
寒椿
2018.03.25 横浜市
すみれ
〃
すずらん
花にら
チューリップ
雪やなぎ
からすのえんどう
2018.03.29 〃
カフェにて
2018.03.30 〃
2018.04.02 〃
通称ポピー
通称カタバミ
カフェにて
すみれ
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カナダ産防寒長靴
神奈川県産夏みかん
2018.04.03 〃
それにしても本日は暑かった。