■9月3日・・・菅首相辞任の報
●世に倦む日日・・・菅義偉辞任。野党の幹部のコメントを見ていると、無責任だとか、政治空白だとか、国民置き去りだとか、そういう菅義偉攻撃の言葉ばかり並んでいるけれど、国民の民意が菅義偉をここまで追い詰めたという意義づけを忘れている。横浜市長選しかり。民意の怒りの鉄槌が菅政権を打倒したのだ。
●世に倦む日日・・・望月衣塑子、勝利の凱歌を上げよ。祝杯を仰いで胸を張れ。マスコミのカメラの前でコメントを発すべし。勝利者として官邸会見場に凱旋せよ。
そうは問屋が卸さないさ。よく云うだろ、政治ってのは一寸先は闇だと。わたしも菅総理の事実上の辞任の報に接した夕方から、今日はずっと名のある政治評論家各人のご意見などを動画サイトを中心にあれこれと、いまや夜中に至るまで見分していたのだがね。
そりゃ菅総理の本当の胸中やら自民党幹部内の政局模様については、底知れないやりとりが、いろいろとあったにはあったのだろうが結果として、これが支持率30%を切ってしまった現政権と自民党の窮地を救ったことだけは確かだね。
今月末には、新しい自民党総裁が選ばれる。まっ人気投票には相違あるまいが。そしておそらくマスゴミは連日、自民党を宣伝してくれる。やれワクチン大臣の河野が勝ちそうだ。やれ初の女性総理が誕生するかもしれない等々と。なかには「わたしが自民党をぶっ壊す」なんて総裁候補がでてくるやもしれやせぬぞ。これで自民党の人気が出ないはずはない。雪崩をうって爆発的な人気が出てくるかもしれやせぬ。支持率60%ぐらいまで挽回するかもや。
こうなると野党や左巻き連中は当分の間泥沼の底に沈みこんだまま何ひとつましな話題も作れないものだからTV・マスゴミには見向きもされなくなる。こんな状況のまま解散総選挙に突入するとなったら、どうなると思いまするか、ヨニウム君は。それにしても誰が書いたのだろうね。起死回生の逆転サヨナラホームランにも値する、この見事なシナリオは。
■9月19日・・・自民党総裁選
下は、ただいま現在(9月19日 午後9時30分)における自民党総裁選のもう一つの私なりの世論調査ではある。ともに、わたしがさきほど、とある動画サイトから閲覧・コピーしたものでテレビで放映された「FNNプライムニュース」からの切り取り動画のタイトルだ。
【LIVE】岸田文雄氏 総裁選出馬会見・・・31,822 回視聴 2020/09/01 にライブ配信
【LIVE】高市早苗前総務相 自民党総裁選出馬会見・・・3,253,868 回視聴 2021/09/08 にライブ配信
【LIVE】河野太郎氏 出馬表明会見 自民党総裁選・・・262,773 回視聴 2021/09/10 にライブ配信
【速報】野田聖子氏が出馬表明 “弱き者奮い立たせる政策を”・・・5,897 回視聴 2021/09/16 配信
配信日時に多少のずれはあるが候補者4名のそれぞれの出馬表明と記者会見の模様が写されている。視聴回数を見る限り知名度についてはほぼ無名にちかく、また自民党の代名詞のように言われてきた派閥の論理からも縁遠かったはずの高市早苗さんがダントツなのである。それも桁違いだ。これは一体どうしたわけか。それは候補者各自の話を聞けば一目瞭然で、その国家観といい立法および政策立案上のセンスの良さといい高市さんの話は群を抜いていた。日本国民はバカではない。見るべきところはきちんと見ている。
■10月14日・・・衆議院解散総選挙突入
●世に倦む日日・・・日本の投票率は52%ですよね。常にこの水準。アメリカの投票率は67%。英国も67%。本来投票すべき層が日本では眠っている。それは左派政党に票を投じるべき層だ。労働者・弱者・中低所得・若者の有権者だ。日本は、永田町もマスコミも有権者も、右派だけが政治をしているんですよ。固定的に。・・・日本はあまりに右翼が多すぎ、投票率が低すぎる。変えないと。
なんだってまぁ、そうも現実離れした白黒が逆さになったような云い方しかできねぇんだろうねぇ。毎度毎度のことながら左党のヒステリおっさんことヨニウム君は。
投票権がありながら、もっぱら投票に行かないのは「労働者・弱者・中低所得者の若者」だっつーなら、そりゃ、そいつらがただのアホだったということになる。アホに政治をやってもらって困るのは国民だからな。いささか乱暴な言い方だがアホ以外の何物でもない。彼らには投開票日まで何もせず寝ててもらって結構毛だらけ。
ただし、もう少し深読みしてみれば、つまるところヨニウム君もまた従来より左派政党の支持者であるという固定観念の下にあったところの「労働者・弱者・中低所得者の若者」たちが、我が国においては、おしなべてこれ保守化してしまったという現実を感じ始めているようで胸がキュンとし泣きの涙がホロロンチョイという塩梅であるなら、そこにもまた一理ぐらいはあるや無しや。
さても上のヨニウム君の暴論風の諦観に多少は関連していると思われるのだが・・・数日前に例の自民党の重鎮、前内閣副総理兼財務大臣の麻生太郎氏がなんと高校生を前にして「政治とは何か」について講演している動画があって視聴してみたのである。話が実にわかりやすく、さすがに海千山千越えてきた麻生の親分だと感心した。さて麻生氏は次のように口を開いた。世間では若い人たちが政治に無関心だと非難する。だが、政治に無関心者が多数いるということは、むしろ幸福なことではないのか。国内政治と国民生活が安定的に推移しているからではないのか。どこかの国のように国民同士が敵味方に分かれて切った張ったと騒がしく日々の生活が不安定で明日もまた不安がつきないとなれば、否が応でも国民が目の色を変えて政治に関心を寄せざるを得なくなる・・・等々。
■10月19日・・・総選挙公示日 蹂躙(じゅうりん)される列島
●津軽海峡に中国とロシアの艦艇、計10隻が通過…同時航行は初確認・・・10/19 00:12・・・読売新聞 ・・・防衛省は18日、中国とロシアの駆逐艦など計10隻が津軽海峡を通過したと発表した。領海への侵入はなかった。中露の艦艇が同時に同海峡を航行するのが確認されたのは初めて。
●北朝鮮が弾道ミサイル2発、日本海に落下か、首相が遊説途中で切り上げ・・・10/19(火) ・・・読売新聞オンライン・・・政府は19日、北朝鮮が同日午前10時15分と同16分頃、同国東部から計2発の弾道ミサイルを東方向に発射したと発表した。2発とも日本海に落下したと推定されるという。政府は米韓当局とも連携し、ミサイルの飛距離や落下地点の分析を急いでいる。
■11月1日・・・総選挙結果 自民勝利 立憲共産野党共闘敗北
●橋下徹氏、衆院選の結果を反省「我々、メディアの方が完全に国民と感覚がズレていた」・・・スポーツ報知オンライン
●保坂展人・・・出口調査では〝比較的協力的な〟リベラル系の有権者が投票先を答える一方で、〝メディアの調査とは少し距離を置く〟自民党支持層は出口調査で投票先を明かさない、ということが起きるのである・・・(東洋経済オンライン)
清く貧しい現代日本の若者は寡黙なのです。TVも新聞も見ない彼らは、それだけに諸々のプロパガンダに惑わされることなく列島の現状と行く末を肌で直に感じているのです。最低限の常識を持っていますし正義感にあふれています。列島の平和と安泰を願って、そのことを他言することも自慢することもなく晩秋は小雨模様の日曜日あくまでも、かなう限りの個人的行為として投票会場に足を運び自民党または保守党に一票を投じてきたのです。意外にプライドが高く政治的に孤高の彼らは、もちろん下らない世論調査や出口調査にはいっさい応ずることなく何事もなかったかのように静かに会場を後にしたのです。