赤いハンカチ

てぇへんだ てぇへんだ この秋はスズメがいねぇトンボもいねぇ・・・何か変だよ

▼無題

2007年10月18日 | ■日常的なあまりに日常的な弁証法
木原光知子さん死去=競泳東京五輪代表、タレントでも活躍 (時事通信) - goo ニュース

木原さんは、わたしに同じ昭和23年生まれである。わたしの同年者を急逝させてしまう、その種の病いを、自分の先行きを見る思いがして怖いと感じる。年を取ってくれば、誰しも避けられないことだが、同年代の方々が倒れられたり亡くなられたりする報に接する機会が年々多くなってきた。そのたびに自分の中に去来する感覚はさびしいという、その一語である。
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▼写真コンテスト

2007年10月12日 | ■芸能的なあまりに芸能的な弁証法
昨日、見たのだが、町内の街頭掲示板に写真コンテストのポスターが貼られていた。毎年、区が主催している区民写真展である。素人のデジカメプリントもOKとのことで私も応募してみたくなり今日は朝から一日、作品づくりに取り掛かった。写真にしろ文章にしろ、コンテストの類に応募するのは、はじめてのことである。物は試しである。私の写真など、万が一にも入選はありえない。落とされて当然という気持ちで、気軽に応募してみようと思った。一人3枚まで提出できるとのこと。さっそく、これまで撮りためてきたものの中から10枚ほど選び出し、まずは試し刷りしようとしたのだが、プリンタのインクが底をついてしまった。写真をプリントするためのA4判の光沢紙も残りすくない。そこで隣町まで買いに出かけた。デジタルカメラは簡単でモニターに写して楽しんでいるだけならほとんどコストはゼロに近いが、ひとたびプリントするとなれば、やはりそれなりの経費がかかってしまう。現在使用しているカラープリンタは5色の独立したインクカートリッジが必要で一色あたり千円はする。写真用の光沢紙もピンからキリだが、安価なものでも1枚当たり10円はする。とにもかくにも、こうして夕方までに3枚の作品を刷り上げ、それぞれにタイトルを付し区のホームページに載っていた応募用紙に必要事項などを記入し、再度、隣町まで出かけ指定されている写真店に持ち込んだのである。三枚のうちの一枚については、店主が「いい写真ですね」とお世辞を言ってくれた。

<635字>
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▼都心に遊ぶ

2007年10月07日 | ■日常的なあまりに日常的な弁証法
<07.10.06 靖国神社>
昨日は、久しぶりに都心に出たので、私のお気に入りのコースを散歩した。神楽坂から飯田橋を経て、九段に至る。しばらく靖国神社の境内をほっつき歩き、千鳥が淵から半蔵門、桜田門を経て日比谷までの皇居半周に及ぶ。秋の日はつるべ落としというが半蔵門を過ぎたあたりから見る見る日が暮れてきて、お堀の向こうの薄闇の中にうかぶ桜田門の白壁に感じるところ大だった。天気晴朗にして気分は爽快なり。
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▼首都圏における虫事情

2007年10月05日 | ■日常的なあまりに日常的な弁証法
昨日のことだった。道路を歩いていると足元からバッタが飛び立ってきたのである。わたしが歩いていく方向を、上昇しながら飛んでいった。バッタは、セミや甲虫類と同じで、飛び方はあまり上手ではない。そこにいくと同じ虫の類でもトンボや蝶などは飛ぶために生まれてきたようなもので日がな一日飛び続けている。さて、わたしの足元から飛び立ったバッタは全身を中空に乗せようと必死の面持ちで羽根をばたつかせつつ、それでも、わずかづつ上昇していった。すると道路、前方からトラックがやってきたのである。これは、ぶつかると思った瞬間だった。案の定、トラックのフロントガラスにぶつかってしまった。わたしのすぐ目の前で起こった交通事故である。バッタは宙たかく舞い上がった。トラックは結構なスピードを出していた。バッタはトラックの頭越しに中空で輪を描くようにして、路上に落ちてきた。わたしはバッタの生死を確かめたくなって腰をかがめて路上を覗き込んでみたのだが、どうやら即死状態だったらしい。微動だにしなかった。

話は変わって蝶のことだが、今日は昼ごろから河川敷を散歩してきた。そして、改めて首都圏の蝶の生態が変わってしまったことを痛感したのである。この事は、以前にも書いて覚えがあるが、今や首都圏における蝶のシェアはツマグロヒョウモンに制覇された感がある。今日も、小一時間の散歩で10匹ちかくのツマグロヒョウモンに出会えたものの、その他のアゲハは影も形も見えなかった。10年ほど前までは静岡県が北限だと言われていたツマグロヒョウモンが関東付近に見られはじめたのはごく最近のことである。私がこの蝶を近所で始めてみたのは、4、5年前だった。それが年を追うごとに、その数を倍増させてきている。とくに今年は、顕著だったらしく、ネットで同好の士のサイトを調べてみると、やはり首都圏においては、ツマグロヒョウモンの圧倒的優勢が声高に伝えられている。
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