赤いハンカチ

夏草やつわものどもが夢のあと

カポネが町にやってきた

2005年01月25日 | ■日常的なあまりに日常的な弁証法
関西方面あたりから、どこぞの組の親分さんでも訪ねてきたのかと、町内は朝から、上を下への大騒ぎだった。昼ごろ、もう一度様子を見に行くと、アル・カポネ型の外車は姿を消していた。そばにいた、あんちゃんに、なにがあったのか聞いてみると、昼前に婦人警官と牽引車がやってきて、どこかに引っ張っていかれたとのこと。
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「ヨイトマケの唄」 美輪明宏

2005年01月21日 | ■芸能的なあまりに芸能的な弁証法
昼前までに要請されていた仕事をおえて、メールでデータを依頼主に送った後は、暇をもてあましてしまった。午後からは、美輪明宏殿のCDを聴きながら夜まで過ごした。「美輪明宏の世界」というタイトルだが、念のために収録曲を並べてみるが、みな懐かしい歌ばかりである。

サンジャンの恋人、恋はコメディー、想い出のサントロペ、初日の夜、人生は過ぎ行く、不倫、暗い日曜日、愛する権利、人生の大根役者、ラ・ボエーム、喫茶店の片隅で、アカシアの雨がやむとき、長崎育ち、ヨイトマケの唄

「ヨイトマケの唄」を久しぶりに聴きたかったがゆえに、思い立って一昨日に町まで行って買ってきた。

「ヨイトマケの唄」には次のような歌詞があって、美輪殿の歌声を耳にして泣いて見たかった。私が当年とって80歳あまりになる「かあちゃん」の所在を確認し、われら母子が経てきた月日に載せて記憶に残るあれこれの来し方を思い出しながら、たまには陶酔してみたかったと、こういうわけである。

あれから何年 たった事だろ
高校も出たし 大学も出た
今じゃ機械の 世の中で
おまけに僕は エンジニア
苦労苦労で 死んでった
母ちゃん見てくれ この姿
母ちゃん見てくれ この姿

何度か僕も グレかけたけど
やくざな道は ふまずにすんだ
どんなきれいな 唄よりも
どんなきれいな 声よりも
僕をはげまし 慰めた
母ちゃんの唄こそ 世界一
母ちゃんの唄こそ 世界一
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