●今井政幸
YouTubeにアップすれば、アクセス数が伸びて、広告がつくから、儲かるよ。 これからは、YouTubeで金儲けする時代だ。
●かもめ
そこで、ものは相談だがにゃ。今井殿。わたすの歌姿を録画録音する気はないかね。 よもや不世出とおぼしきロシアのバリトン歌手ホロスフトフスキー亡き後、その志こそ意気に感じいりて後われながらロシア民謡はおろか世界の軍歌をはじめとして、さらに「荒城の月」から端を発して「ああ上野駅」に至る日本歌曲を柱となす全曲集にとりくんでいる最中なれば、こうした、集団就職あがりであってなおかつ、その後の精進が実りに実ってハゲ頭は旧来より、もってその通りなのだが、そこはそれ新しいバリトン歌手の誕生を祝う、わたすの三年間に及ぶ苦労に苦労を重ねた声楽的鍛錬の仔細は最寄のカラオケ屋の亭主がなにもかも知っている。そこで、今井殿に提案するものなりけり。まずは、わたすが歌うロシア民謡の「トロイカ」を撮ってみたらいかがでござろう。
雪の白樺並木夕日が映える 走れトロイカほがらかに鈴の音たかく
響け若人のうた高鳴れバイヤン 走れトロイカかろやかに粉雪けって
黒い瞳がまつよあの森こせば 走れトロイカ今宵は楽しいうたげ
●今井政幸
わたすは、頭の悪いばかもめの為にも、誰もが、会社勤めなどしなくてもカネを儲ける算段を解りやすく説明しておる。
ばかもめは、わたすが買ったように、2699円の中国製のマイクを買って、カメラに取り付けて、カメラを三脚で固定して、いつものカラオケでトロイカを歌い、歌うばかもめの姿を自撮りすれば良いのだ。
細かいことをいうと、動画をアップするには、自撮りの歌う姿を編集する作業やら、YouTubeにアップするやり方とか、逐一作業手順がひつようだ。
なので、ばかもめが、その企画を丸投げでわたすにくれるなら、わたすのYouTube赤煉瓦で全て請け負って、わたすのYouTubeにアップするぞ。
みな、普通に、カラオケの歌はYouTubeにアップしておる。
ばかもめのネット環境がWi-Fiなら、今からでも遅くはないかから、YouTubeを見ることを勧める。
これからは会社勤めなどせず、自宅でカネを稼ぐ時代だ。
何日か前に、引きこもりで勤めにもいかない鬱の子を抱えた親がなす術もなく困り果てていたのをテレビでやっていたが、自宅に閉じこもることは罪ではない。
イジメから身を守る防御本能だ。
親を責める気は無いが、閉じこもってもカネを稼ぐ算段を教えてあげれば、子は、稼ぎまくる。
日本は、頭脳を使って稼ぐ算段を本気で考えるべきだ。
●かもめ
「ばかもめが、その企画を丸投げでわたすにくれるなら、わたすのYouTube赤煉瓦で全て請け負って、わたすのYouTubeにアップするぞ。」
それでよしとする。善は急げだ。7月の5,6,7日なら体が空いている。保土ヶ谷駅近くのカラオケ屋でも予約しておきたまえ。予約が決まったらお知らせねがう。その際、何度も言ってきたところだが、できるだけ広い部屋を所望。できれば二三十人所用のパーティールームがよい。日時がきまれば拙者としても喉の調子を整えておかねばなるまいに。そこで、もひとつ、ものは相談だが当日のプログラムおよび当人のレパートリーについては問答無用となされるがよし。時間内に何をどう歌うかは、著作権上、舞台の主役たる歌い手の専権事項にござる由。
そこで、まずはロシア民謡「トロイカ」ははずせまい。次はシャンソンといこうではないか。「人の気も知らないで」「暗い日曜日」その他いろいろ。その次は、なんといっても軍歌だ。「麦と兵隊」「戦友」「同期の桜」などなど名曲の数々。それから戦前戦後の童謡唱歌にも、いい歌がたくさんある。「赤い靴」「雨降りおつきさん」「十五夜おつきさん」「月の沙漠」などなど。涙なしには歌うに歌えない。ああ~考えただけで、わくわくする。
それからやや日がたって・・・・
●かもめ
先日今井殿による拙者の歌声を元となすカラオケ収録を終えて、さて夕飯にしようと入った中華屋にて、おしゃべりに花が咲き、その際、拙者が先日見たネット上での好みの楽曲を今井殿に紹介してみた。器楽曲のことで歌詞がない。それで、ら~ら~らとうなってみたのであったのだった。向こうのほうで、ラーメンをすすっていた青年が、うるさいぞと言わんばかりに、拙者のほうに白い目をむけた。 それはともかく、かの動画を思い浮かべつつ・・・その様を今井殿に伝えたら。やはり今井殿は、映画通であったことがわかった。その映画の監督はビスコンティだろうと、答えてきたのであったのだった。そうだイタリアン映画の傑作「山猫」であって、バート・ランカンテーと踊っている娘役の女優の名が出てこなかったのであったのだった。本日になって、思い出した次第にて、ここにご報告する。彼女の名はクラウディア・カルディナーデ。名画『ブーベの恋人』の主演女優なり。おお~懐かしや懐かしや。
●今井政幸
中華を食べたいという。普通の値段もはらない一般食堂で良いというから、いついっても閑散としててお喋りが出来そうた西口地下街の中華に入って、麻婆豆腐、青椒肉絲、エビチリを食べてたら、ビールだけなのに、興に乗ったのか、かもめ氏がバリトンでショスタコーヴィッチのセカンドワルツを歌い出した。私たちが狭い店に入店した時は客が一人しか居なかったのに、話に花が咲いた時には、満席となってた。いつも人が入らないとこなのに。映画「山猫」に使われてる曲がショスタコーヴィッチのと知らないわたすにもどかしくなってかもめ氏がいきなり歌い出したから焦った焦った。かもめ氏は、女優の名が出て来なかったことに気づかってのフォローだが、その会話の中でのわたすの一番の興味は、公爵と踊っているクラウディア・カルディナーレをアラン・ドロンがギラギラした目で見てると、表現してくれた事だった。映画はカメラワークで心理表現する芸術だから、映画鑑賞のツボを押さえたかもめ氏の映画の見方が面白かったよ。
浅田真央のセカンドワルツ https://youtu.be/jBb149Re1Ic
●かもめ
そうですか。浅田真央さんがこの曲を使っていたのですか。されば真央さんの絶頂期に相違なく、その動画、すばらしい演技ではござらんか。ただし、ただしですぞ。今井殿。わたすが、かの中華屋にてハミングした楽曲は、たしかに映画『山猫』で流されていたそれだと確信にいたった心意気とは申せ、それはそれ数日前にネットの動画でみた印象なのであり、実際のところ映画『山猫』にショスタコビッチの「セカンドワルツ」が、使われているかどうかの真偽は定かにはあらず。動画投稿者が『山猫』中の舞踏会のシーンに別途録音した「セカンドワルツ」を合体させて投稿しているのかもしれやせぬ。画と音は別物でござるからね。
●今井政幸
なるほど。じゃ、映画「山猫」のもとの?ワルツは正しくは誰の曲なのだと疑問した時、現代ではネットを検索すれば、すぐに答えが返ってくる。ヴェルディの遺作をニーノ・ロータが編曲したものだそうだ。
●かもめ
今井殿と横浜駅構内で別れたのが午後六時前だった。東横線の改札口方向を今井殿に示されて歩き出したのだが、あまりのヒトの多さに気圧されたのか、ともかく外の空気がすいたかった。そうだ、東横線沿いに伸びているはずの綱島街道を歩いてみようと心したのであったのだった。外はまだ明るかった。横浜駅東口に出ると目の前は国道一号線なり。一キロほど歩いて六角橋方向の道標を見て左折した。しばらくいくと、東横線では、横浜から一つ目の駅である反町駅に到着。さらに歩いて、東白楽駅を過ぎ白楽駅に到着。しばし駅前商店街を彷徨。古本屋があり、ここで『裏切られたベトナム革命』中公文庫(友田錫 著)なる古い文庫本を購入。となりのコンビニで「白角水割り」の缶をもとめ、これを呑みながらさらに旧綱島街道を北上し、妙蓮寺駅を過ぎ、結局、菊名駅までやってきた。少々疲れ渋谷行きの電車に乗る。だが、なんだかまた歩きたくなって元住吉駅で下車し、南武線の武蔵新城駅、または武蔵中原駅をめざした。たどり着きさえすれば、どちらの駅でもよいだろうとたかを踏んでいたからだ。で、中原駅の手前、中原街道に出たところ、ちょうど向こうから東急田園都市線鷺沼駅行きのバスがやってきたので、これに乗って帰宅した次第。時すでに午後十時をすぎていた。
●今井政幸
え?あれから歩いたのか。すごいな。わたすは、今日はガストデーで、またガストでミックスグリルを食べてきた。これからずっと家だから、1日のどこかでせめて散歩は組み込んでおこっと。昨日から始めたPHPやWordpressが、そもそものダウンロードがうまくいかない。いや、カネをケチろうと、最初の勉強は、自分のノートパソコンをサーバーに仕立てて自分ちの中で勉強しようと、ローカルサーバー、8888の設定のはずが、やはりダウンロードしたさくらエディターで作った簡単なホームページがブラウザで表示されない。何でや?で致命的なことに、わたすのけちってかった80,000円のノートパソコンが遅い!イライラが募る。なので、標準のみんな使ってるマックを買おうかと。200,000円が軽く吹っ飛ぶけど、業務を考えたらしゃーないか。時間的には、受験生ペースで勉強しないとタイムテーブルに追いつかない。あー、これじゃみんなやらないね。しめしめ、誰もが遣り切れないのを仕事にして、儲けよ。今日から、夜中まで毎晩勉強だ。