赤いハンカチ

夏草やつわものどもが夢のあと

▼祝 令和天皇即位式

2019年10月23日 | ■風評加害の露店犯

世に倦む日日・・・10 時間・・・一週間前に被災した国民が多くいて、泥まみれで作業している。そんな中で、極右の総理大臣に「天皇陛下万歳」を言わせ、「バイザイ・バンザイ・バンザイ」と祝いのフレーズを三唱させ、それをテレビで見せることが、「国民に寄り添う」ことをモットーとした天皇のあり方なのか。欺瞞もいいところだ。

 

今日は、例によってヨニウム君の発言を全否定するつもりで、彼のつぶやきサイトより彼の言辞を持ち出してきたわけではなく我ながら珍しくも、かなりの部分ヨニウム君の感想に同感したからである。わたしは若い頃は東京は下町で、共産党のアカハタ配りをやっていたものだから、自分なりにマルクス主義者としての信仰の道に励んでいた。よって当然ながら「万歳三唱」ってやつを、毛嫌いしていた。いまや、すっかり反共産主義の立場を確立してしまった現在の感覚をもってしても、やはりそりゃそうで、嫌いなものは嫌いだ。町内会の運動会でもあるまいに一同が、もろ手をあげて大声をはっする、あの行為には、なにやら野蛮なものを感じている。だいたい古来より天皇陛下の目の前で公家臣下が万歳三唱を怒鳴ったりしたものだろうか。これは、はなはだ疑問だ。天皇陛下にかかわる儀式一般に、大きな声を出す必要は毛頭ないと、わたしはそう思っている。静かに静かに、粛々と式を進めてほしいと願っている。後日に繰り上げされたところの祝賀パレードまで静かにやれとは言わない。わたしも、パレードのある当日は二重橋近くまで出向いていき、両陛下のお姿を、この目で見たいと思っている。そのときは日の丸の小旗をふって新しい天皇皇后両陛下を祝するあまり万歳のひとつふたつは思わずさけんでしまうかもしれない。

 

 

 

 

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