赤いハンカチ

夏草やつわものどもが夢のあと

▼ヴォーカル大好き<瞳のささやき>

2008年02月26日 | ■芸能的なあまりに芸能的な弁証法

隣町に買出しに行ってきた。大きなリュックを背負ったまま、いつものように駅前に一軒だけある古本屋に立ち寄った。店主によれば商売も一向に成り立ちゆかず、いよいよ店じまいの算段をしているらしい。家賃のかかる、この店はたたんで四月からはインターネットだけで古本を商っていくのだそうだ。とは申してもネットも今や競争過多で、先行きどうなることかと不安げだった。話をしている間中、いささか気だるく、それでもなお、たおやかな歌声が書棚の中ほどに置かれた小さなスピーカーから流されていた。これは、誰が歌っているのだと店主に聞くとローラ・フィジィという歌手だという。それなら、いまプレイヤーで鳴らされている、そのCDを売ってくれと頼んでみたら素直に応じてくれた。

コメント (3)
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