赤いハンカチ

夏草やつわものどもが夢のあと

▼アイルランド入門

2019年09月30日 | ■風評加害の露店犯

世に倦む日日・・・アイルランド。私の世代では「貧しい国」のイメージがあるけれど、実は豊かな国だ。近年、経済成長を遂げて成功し、現在一人当たりGDP世界第5位。保守からリベラルへと国民の思想の主流が変わった国でもある。第二次大戦中、英国への反発から連合国軍に入らず中立を維持。

 

ラグビーW杯日本大会が現在20か国による予選が挙行されている。二日前だったか番狂わせがあって、なんと優勝候補筆頭のアイルランドをわれら日本チームがやぶってしまった。

その他の試合もTVにて見てはいるのだが、アイルランドは別の国であるとしても、なんとイギリスからは他に三つのチームがW杯に参加しているのであったのであって。フットボール発祥の国とはいえ、いかなる特権ぞと思うなり。まずは下の地図をみてほしい。

上記イギリス島国の全体像に相違ないのだが、ここに四つの地域が表記されている。それらが、そのまま今回のラグビーW杯日本大会に出場してきている。イングランド、ウェールズ、スコットランド、そして国旗はちがうがアイルランドである。それに、これら四つのチームが、それぞれ優勝を狙える強豪チームなのであったのであったのだった。

ちなみに小耳にはさんだところによれば西の島なるアイルランドの北に存する北アイルランドは、現在ロンドン統治下にあって、ここがアイルランドと血を血で洗う紛争の最前線であったという歴史がある。現にEU脱退をめぐるあれこれも、この北アイルランドの意向と処遇をどうするかこそ雌雄を決する原因となすとの一説を耳にした。

だが、ラグビーに限っては北アイルランドの選手も含めて大アイルランドチームを構成しているとはめでたきことよ。そこで、いささか唐突だが、日本の全体地図を見て欲しい。

 

西の果ての島国大英帝国における分断と分裂をかせねつつ愛憎きわまる地政学的幸不幸に比してまた東の果ての島国、日本には日本の地政学的幸不幸があることを、われら日本国民は、その歴史的奥義のなんたるかを、せめて少々の事柄でも比較しつつも知っておくべきことがたくさんあると思った次第なりけり。

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▼左党のおっさんは日々これ革命前夜か

2019年09月20日 | ■ヨニウム君との対話

 

●世に倦む日日・・・9月20日・・・たしかにこうなったとき、最も手っ取り早い、効果抜群の「解決策」は、外国と戦争することだ。戦争を始めることで、分裂した国内を一つに纏めることだ。「米国の敵」に憎悪を集中させること。イランか中国。中国との軍事衝突。戦争をやりたい人間はいる。戦争して中国に勝てると考えている人間はいる。

 

人口一億二千万のどこを探しても、そんなアホはいないだろう。なにしろヨニウム君は、365日、すべてこれ戦争前夜か革命前夜でなければ思いのたけが収まらないって調子で若いころより左巻き取りヒステリの持病餅。それにしても大笑いの、いい年こいて、この腐れ納豆の煽動小僧。そんな安っぽい言動で政治が動くのか。国民が動くのか。明けても暮れても、「ますます疑惑が深まりますた」だけで小汚い揚げ足取りに終始するしか方便もなく、可哀そうにも薄っぺらいテレビのワイドショーにすっかり脳がやられた若年寄りのみじめさよ。

 

 

●世に倦む日日・・・9月22日・・・あと、秋国会で出るのは「新しい安全保障政策」で、要するに敵基地攻撃能力。中身は、九州・南西諸島に配備する中国に向けた中距離ミサイル。これ、公明党は反対ですが、立憲民主党はどうですかね。予想しましょうか。「安全保障は国の基本政策だから与野党で対立すべき問題ではない」と一致協力する。


立憲も大人になったものだ。すくなくともヨニウム君よりはね。

 

●世に倦む日日・・・9月22日・・・普通であれば、立憲民主党の党首なら、支持率を1ポイントでも上げようと必死になるはずなんだが、枝野幸男にはその気配がない。悩んでいる姿さえもが見えない。お仲間側近とだけ話をし、しばき隊とだけ話をしている。頭の中は野党政局(れいわ潰し・国民民主潰し・連合のお相手)だけ。国民の方を見ろよ。


可哀そうに、国民からの支持がまったくないってことだろう。この期に及んで何をやっているのかねぇ~。

 

●世に倦む日日・・・9月22日・・・私が立憲民主党の代表だったら、コロナ問題はここぞ野党の出番というチャンスで、前に出て食らいついて離さなかった。記事に書いたとおり、野党の専門家チームを立ち上げて政府と対抗した。コロナ問題の主導権を握り、国民の期待を集められただろう。無党派から支持を受け、政局で優勢に立てただろう。


では、相変わらず「ますます疑惑が深まりますた」ってわけだね。だが、その手のテレビのワイドショー的手法はもはや通用しないんじゃないのか。一言、申しておくのだが国民をそうも馬鹿にするものではないよ。

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▼コミンテルンに与ふ解党手順書

2019年09月17日 | ■風評加害の露店犯

 

下の写真は東京は下町の足立区周辺をぶらぶらと散歩途上に撮ったもので四年ほど前になる。共産党のポスターを職人風のおじさんが貼り付けている。そこには「憲法9条をまもりぬきます」とある。現在、共産党はしきりに野党共闘の構築をもくろんでいるようだが、当4年前の、かなり強硬な原理的スローガンは現在の他の野党と共有できるのだろうか極めて疑問である。

 


2015年 足立区

 

そこで、ついさきほど実に共感するツイッターを散見したので以下引用させていただいた。

加藤清隆(政治評論家)・・・9月15日・・・共産・志位委員長が100万部を割り込んだ「赤旗」の回復について「死活的意義」を強調。そんなの簡単。第1、まず委員長辞任。19年は長過ぎる。第2、韓国べったりを止める。第3、極左の「れいわ」と共闘しない。以上。

 

加藤氏は3まであげているが、続いて4と5と6を私が挙げておく。

第4、民主集中制と呼ばれている共産党に独特の言論封殺にいたる極めて非民主的な党内ルールを破棄すること。

第5、いっそ解党したらどうであろうか。さりとて今日明日中にも一気に解党というわけにもいくまい。内部事情があるともないとも。そこで提案するのだが来春には党大会が予定されていると聞く。この党大会で解党にむけた方針をたて祭り、あまり世間に迷惑をかけないようにだな。まぁ、十年ほどかけるつもりで粛々と店じまいの段取りをつけてみれば国民も納得するだろう。

第6、それとも何かい。解党するのが、それほど嫌だというならばだ。共闘する相手を間違えては運のつきだからな。党員の平均年齢は七十で、それこそ長寿政党としてはギネスブックもんじゃないのかねなどと、年端もいかない孫にいくら吹聴してもだ。そんなことが自慢になるわけもなく笑い話にされるぐらいが落ちだということが彼らには理解できない。そこでだ、こうとなっては晴天の霹靂で、あっと驚く為五郎級の珍案を持ち出す以外に彼らの重い腰を上げさせて、ふたたびみたびアカハタ拡大運動アカハタくばりおよび集金その他まっとうな革命的党活動にまい進させる手は思いもつかないのである。ところで、せんじつ憲法改正に反対しているのは創価学会婦人部だと小耳にはさんだ。さればこの際、院外協力と云ふ建前で学会婦人部と手をつないでみたらどうであろうか。さすれば、共産党も随分とやわらかくなったものだと世間から賞賛をあびること請合う。多少は選挙の際の得票や政党支持率ものびるだろう。それに、学会婦人部といえば聖教新聞をささえている一大勢力だしな。仲良くしていれば、そのうち、彼女らが、しんぶん赤旗の配達を手伝ってくれるかも知れやせぬぞ。信頼関係の構築がなによりだ。おっつけ彼女たちは口をそろえて言うようになる。聖教新聞の付録として、ついでに配ってやってもいいわよ。毒にも薬にもならないスーパーのチラシに毛が生えた程度の中身のないあんなペラペラ新聞のアカハタなんて、くばるのは朝飯前よ~なぁんてにゃや。

 

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