赤いハンカチ

夏草やつわものどもが夢のあと

▼選挙前夜の三くだり半と言葉狩り

2020年09月30日 | ■ヨニウム君との対話

安倍首相が病気のため突然にお辞めになって二か月が経つが、以後、この数年間「安倍辞めろ」を連日連夜わめいていた左巻き舎弟連中が、すっかり標的を失ってしまったようなのである。この様を称して安倍ロス状態とは、よく言ったものだ。こうして左巻き舎弟連中が目標とその論拠を失い、クモの子を散らすように逃げ隠れし始めているものだから、この手のヤッコさんを相手にして論陣を張ってきた日本国大好きのわたしまで目標と論敵をば失ってしまい、幸か不幸か安穏とした日々を過ごしている。そこで、暇を持て余し、当ブログの過去の記事を見直してみたのである。まっ、我ながら云うのはなんだが、だいたいが、ろくでもない記事ばかりなのだが、そうはいっても数は少ないが、この際、下の記事など、もう一度みなさまにも読んでほしい思った次第にて、再掲の儀に及ぶ。

 

以下、2019.06.08 記

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世に倦む日日・・・野間易通のアカウントが凍結。これで5度目かな。Twitterルール違反の常習犯。何度も何度も違反を犯し、処罰を受けてはまた復活する。同じことを繰り返す。ルールを守らない。どうせ、神原元(弁護士)と有田芳生(国会議員)が出動して、また凍結解除させるんだろうが。

https://mobile.twitter.com/yoniumuhibi

ネットやらSNSとか申す実態やいかに。ネットが始まった二十年前はたすかに「2ちゃんねる」をはじめとする「掲示板」形式の全盛時代であっただよっと。十年前はブログ形式の全盛がやってきた。5年前からツイッターと称する三くだり半の半かけ言辞の大氾濫だ。さてさて、今後いかなるSNS方式が流行するのか。ちなみに拙者は、現行のツイッターなるものを頭から小バカにしているものなりや。あんなものに夢中になっている御仁の気が知れぬ。

 

世に倦む日日・・・140字で言うのは難しいが、小川彩佳、昨夜の鴻上尚史の話は間違いです。ミスリードさせる虚構だ。右と左に極端で無知な者がいて、真ん中に理性的で知的でバランスの取れた者がいるという構図認識は誤り。実際は、極端な者こそ知識があって説得力と影響力がある。例えば、右翼の西部邁と櫻井よしこ。

そうか、ツイッター社が配給しているツイッターなるシステムは一記事につき140字制限とのこと。それで、ああもネショベンをちびったような、ろくでもないおしゃべりが横行しているのか。ヨニウム君が挙げている何人かの文化人たるお人様についてのわたしなりの感想だが、鴻上尚史氏については、十年ほど前になるか、秋葉原通り魔事件というものがあって、その際、鴻上尚史氏は、その犯人もせめて三くだり半ばかりではなく、長文が書ければ、いっそ救われただろうになどと申していたと聞く。犯人は、あれでなかなかネットにおぼれていたらしい。この犯人もネット上では、三くだり半の罵倒合戦以上には出なかったのである。才も能もなかったかわいそうな結果だ。それで万策つきて、刃物を持ち出し実力行使に及ぶ・・・・鴻上尚史氏の説には、かなりのところ首肯するものなりや。さらにヨニウム君は「例えば、右翼の西部邁と櫻井よしこ」と言い放つが、なんじゃね、西部氏や桜井さんに対する「右翼のの」のつまらないレッテル貼りは。こうした所業がツイッターなる三くだり半をますますつまらないものにしているのである。

 

香山リカ・・・どんな事件が起きてもその背景にある社会の問題とか無視して加害者の凶悪性を強調するマスコミが、元農水次官の息子殺人事件に限り、「社会の問題」を隠れ蓑に被害者の人格や生活を深掘りして問題視するの、ひどすぎる。「事件起こしそう」と親が判定したら予防的に粛清してよいのか。違うよね?

https://twitter.com/rkayama?lang=ja

その事件についての仔細なことは、よくわからんが、ひとつだけ言えることは、今回のように人一人殺された事件の背景には、善悪の尺度だけでは計れないという内実が多々ある。司法による結論は難儀するだろう。リカ殿も知ったかぶって三くだり半に逃げるのではない。だいたい私的な家庭内事件に対して「粛清」とはなにごとだ。それも「予防的な粛清」だと。常々、「予防的な粛清」に励んでいるのが、君たち「しばき隊」の行動原理ではないのかね。あ~ん。精神科医の仮面をかぶる香山殿もコミンテルンから派生したチンピラ集団「しばき隊」の一員であることは周知の事実である。

 


弁護士神原元・・・愛国者の皆さんはそろそろ怒ったらどうですか?俺は左翼ですが、とっくに怒ってますよ。何度でも言いますが、日本が真の独立国ならば、祖国の土地を占領し金を巻き上げる連中を追い出すべきです。

https://twitter.com/kambara7?lang=ja

ん?武蔵小杉のお弁護ちゃんは日本は真の独立国ではないと申すのけぇ~。なるほど、そりゃそうだ。一面、ほぼ同感だ。で拙者も何度も言うのだがな。日本国を真の独立国にするためには最低限の安全保障の約定と抑止力たる軍備が必要だろう。そのためにも、まずは憲法九条を破棄削除せねばならんのではないのかい。すなわち現行憲法がのさばっているかぎり、いつまでたっても真の独立国にはなれやしないという話さ・・・だが、ま、気にするな。これも机上における理論的な話にすぎないのだから。健全なる民意は、一見沈黙しているように見えるが、民意の総体と、その実力を甘く見てはならんぞ。かれらは腹のたしにもならない条文など早晩のうちにも空文化してしまう。


世に倦む日日・・・これまでは「安倍さんだから選挙に勝てる」だった。が、今は違う。今の野党なら誰が総理総裁をやっても自民党は選挙に勝てる。条件が変わった。これからさらに野党は弱体化する。太郎新党も出てきてバラバラが加速。政権を失う心配ゼロ。だから選挙となっても自民党には緊張感が起きない。

上ではツイッター方式の三くだり半をしてバカにしたような発言をしているが、やはりここはネットの力が大きかったとしか申し上げようもござりません。一昔前までは国益などと云ふ概念を持っているのは、政治家や官僚は、それは多少は持たねば職務が全うできませんから、多少は持っているのが当たり前でしょうが下々の国民が自覚する問題ではなかったような感じがいたします。国益とか国体などと叫べば、即右翼だとレッテルを貼られるのが落ちでした。政治論議といえば、左巻き各種のイデオロギーと教条に頭から抑えつけられていて詳しい内実が議論になることは滅多になかったのです。ネットがなければ、その場もなかったのは当然と言えば当然のこと。テレビといい新聞といい、スローガンだけを叫んでいるような旧態ジャーナリズムは、笑いものになりつつありますよ。現在の野党が、そうでしょう。国体、国益、外交、歴史、地政学、安全保障、軍事、憲法、それに原発問題や拉致問題を加えてもよいでしょうが、揚げ足取りと言葉狩り、反対のための反対に興じている彼らには、何一つまともな議論ができるはずはありません。議論しようとさえせずに、いまや口を閉ざして逃げ回っているだけなのですから。議論にいたれば負けるのが分かっているのでしょう。ネットは、こうした仮現象さえも即座に一目瞭然のもとに暴露してしまいます。参議員有田芳生氏のサイトをごらんなさい。
https://twitter.com/aritayoshifu?lang=ja
何を書いてもバカにされ笑われている。書いても書いても、かたっぱしから愚弄され嘲笑されている。他の野党議員または野党幹部の諸君のツイッターも見れば基本同じです。匿名者からの異論反論がたえることなく連日、炎上しちまっている。

 

世に倦む日日・・・このまま行けば、安倍自民が消費増税を延期させたとしても、選挙の争点は消費税と経済問題になる。アベノミクスと国民生活の問題になる。安倍晋三が防戦に回る選挙戦になる。マスコミ論者も、増税賛成論を「正論」として言いにくい状況になりつつある。太郎新党の風圧はそれほど大きい。お手柄だね。

なんだい。ついさっきまでは野党全滅を予想していたヨニウム君が、二時間もたたずに今度は、安倍防戦の論陣をはる。あっちに行ったりこっちに行ったりくるくると、いそがしいもんだ。どうやら、この雰囲気では同日選挙は十分に有り得るね。ヨニウム君も喜べ。だいぶ、おもしろくなってきた。その際、個人的願望だが山本太郎や安倍晋三がどうしたこうしたは拙者にとっては二の次三の次。二枚舌の共産主義者と小沢一郎をして引導をわたす、そのような歴史的選挙に仕立て上げられれば御の字にてござ候。

 


れいわ新選組:山本太郎さん・・・ 「まだ政治に対して諦めてしまったりとか、今まではそんなに考えていなかったけど、ちょっと応援してみようかな?と云うような支持政党がない4割の人達、ここにもつながっていきたいんですよ。ここを繋がって政権をとってみてくださいよ。どんな世の中になると思う?」

https://twitter.com/reiwashinsen?lang=ja

「政治に対して諦めてしまった」とか、政治に対して「ちょっと応援してみよう」などという有権者は、そもそも存在しないのではありませんか。また「支持政党がない4割の人達」と指す、その実態はいかなるものなのかも考えておく必要がありそうな気がしますね。旗色鮮明に常日頃から支持政党がはっきりしているのは、自治体退職者および教員退職者からなるお年よりらが構成している共産党支持者、それに創価学会員からなる公明党支持者の、これだけではないですか。すくなからず現況をみるならば、支持政党がない4割の人達のほうが、よほど国家と国益に対する政治的センスは、お持ちのような感じがいたしまするよ。かれらは、太郎君による一時のパフォーマンスに騙されるような短絡者ではないと確信しておりますよ。かれらの実態は、ある種の賢明にして慎重な保守層ではないのでしょうかね。突然、新聞社なり放送局のアンケートです、今すぐ答えてくださいと云われても困るじゃないですか、間髪をいれずに、はい、わたしは自民党支持者ですと答えるには、あまりに月並みで照れるじゃないですか。でも投票場にいけば、ましな候補者が他には誰もいないので、やはり保守党の候補者を選ぶのですよ。今後ともよろしゅう日本国を守ってくださいとの願いをこめて。

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▼派閥の存在こそ党内民主主義を担保する

2020年09月16日 | ■ヨニウム君との対話

●ヨニウム君・・・9月16日・・・「石破茂へのリンチと安倍晋三の神格化 - 院政への政変工作と安倍マスコミの恩返し」をブログのほうにアップすたところだす。

ヨニウム君のきわめて傾向的な論考をば一応、ざっと読ませていただいたが相変わらず、なんだこれはって調子だね。拙者が思うに少なくとも自民党ほど院政とか誰ぞを神格化するとかの問題に遠い政党はないと思っている。なぜ、そう言えるのか。それは幸か不幸か自民党は一枚岩ではないからだ。派閥があるからだ。派閥がある限り特定派閥に起こりがちな院政も神格化も、また専横独裁も微塵たりとも許されまい。

皮肉にも、当問題に関する限り、派閥こそ民主主義の礎なのである。共産党を見たまえ。公明党を見たまえ。内紛どころか党内議論が何ひとつない。こんなのは近代政党と云えずじまいだ。党首を選ぶに選挙一つできない有様だ。院政だらけ、党首の神格化だらけで近代政治がやっていけるか。

ヨニウム君も、もう少し公平な目を持ちたまえ。そうも毎度毎度、露骨な安倍憎し自民憎しだけでは話しが安っぽくなるばかりだぜ、あ~ん

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▼『阿ℚ正伝』は前川喜平の胸中に有りや無しや

2020年09月15日 | ■文芸的なあまりに文芸的な弁証法

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●世に倦む日日・・・9月7日・・・JNNの世論調査はもっと強烈。自民党は前回より11.2ポイント上がって43.2%。第二次安倍政権発足以降最高。立憲民主党は1.0ポイント下がって3.5%。共産党も1.3ポイント下落。世論が一気に右バネ全開。選挙に持ち込まれたら厳しい。

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可哀そうにヨニウム君をはじめとする念仏主義者かつ左巻き徒弟衆らの断末魔を聞く思いでは・・・ある。

 

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●弁護士神原元・・・9月14日・・・各種世論調査は絶望的だが、この場合、より警戒すべきは政府に批判的だった層が日和ってしまうことだと思う。日本人の奴隷根性は今に始まったことではない。少数の批判的言論が雪崩れを抑えてきたのだ。腐らず日和らず諦めず、一貫した誠実な言動を繰り返すこと。時間はかかっても勝機はある

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魯迅が生きていたら前川のおっさんのことを何と云うであろうか。前川喜平こそ「阿Q」だというに違いない。

阿Qは徒党を求めていた。革命家になりたかった。革命政党の一員になりたくてキョロキョロと「革命だぁ革命だぁ」と叫びつつ、寄らば大樹の陰を求めて右往左往していた。ちなみに、これを弁護士神原元に置き換えてみれば「差別だぁ差別だぁ」とわめきつつ寄らば大樹の陰を求めてという案配になる。

それが大衆の中の大衆である衆愚ってもんだろうぜ。魯迅の描いた「阿Q正伝」中の阿ℚはまるで前川喜平さんの人生そのものではないか(笑)

 


角川文庫

 

●世に倦む日日・・・9月14日・・・安倍晋三が病気で退陣して、これで少しはいい時代になるかと思っていたら、とんでもないバックラッシュの政治が始まった。「改革」の復権。自民党内に微かに残っていた弱者擁護的契機とバランス感覚 - 古きよき自民党文化 - の破壊と一掃。まるで狙いすましたように怒濤の嵐でやってきた。反動の革命。

どうやらヨニウム君もだいぶ阿ℚ化されてしまったようですね、可哀そうに

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