赤いハンカチ

夏草やつわものどもが夢のあと

▼ウクライナに栄光あれ

2022年09月15日 | ■ウクライナに栄光あれ

昨日今日の報道ではウクライナ軍が反転攻勢に出て大成功を収めたらしい。今や、何の大義もなくウクライナに侵略してきた金で雇われた露兵のブタどもは軍服を脱ぎ軍装を解きほうほうのていで敗走していると聞く。それに下のような報道も加算されて見るにロシアという大国主義の幻想に引きずられてきて、ここまでやってきたのはよいが面積だけは大きく面を構えてはいるのだが、実のところ民主主義も成り立ちゆかずの脆弱国家は、いよいよ最終的に解体の憂き目を見る日が近づいてきたようだ。

●(2022・09・11) プーチン大統領、モスクワ市議会より退任要求が出されました。その他全ロシア各地の地方議会でも同様の動きあり。

 

 

以下は半年前の当ブログの記事で別に自慢するわけではないが、わたしのウクライナ情勢についての意見は、何一つ変わっていない。ウクライナからロシア軍および露兵を一匹残らずたたき出す。それが、この度のウクライナ戦争における停戦、または休戦にいたるウクライナ側の最低限の条件であろう。さらに申せば、戦争のない世界平和のためには、核兵器がどうのこうのと云う前に、まずはロシアのような専制的軍事国家は解体させるしかないと思っている。チャイナ、北朝鮮も同様である。

●古腹・・・2月28日
キエフの陥落も時間の問題かや。
するとウクライナの大統領は射殺されてしまうよね。

それは逆ですね。ウクライナはほぼすべての国民が闘っているのです。彼らは、決して降伏しませんよ。まかり間違って、かりに大統領がやられても首都キエフが占領されてもウクライナ国民は白旗をあげません。現時点でロシア軍とプーチンは、ほぼ完敗していることは明白です。

これほどまでに、最初から黒白がはっきりしている戦争は、まぁ滅多にみられません。ロシアには開戦、侵攻にいたる大義が何一つないのですから。ロシア兵も可哀そうなものですよ。プーチンは頭がおかしくなったという噂がモスクワ中に流れているとかいないとか。


●古腹・・・2月28日
いやいやいや。
 戦争は21世紀になろうとも勝った方のいいなりだ。
 まだまだロシアはウクライナへの侵略をやめない。
 これからまだどのくらいのウクライナ人が殺されるか分からない。
 精神論では勝てない。


現代において国家間での戦争に勝つとか負けるとかは、どういう核心的意味があるのかを、もう一度再考する必要がありますね。消耗率という数字があることをご存じですか。つまり戦場に投入された兵隊の戦死率です。一般に勝った方が兵隊の戦死者数は少ない。負けた方は、それこそ全滅している場合もある。だが、勝敗の結果は以外に逆転している場合が、これまでも多々あったのです。日露戦争がそうだったらしいですよ。ロシア兵より日本兵の戦死者のほうが多かったと聞きます。だが結果は日本が勝利し、日本の津々浦々で提灯行列が挙行されましたね。ベトナム戦争はどうでしか。圧倒的にベトナム人が殺されたのは誰でも知っている歴史的事実です。だが結果はベトナムが戦争に勝ち米国が負けたのです。

こたびのウクライナ戦争では、たしかにあと数日はロシア軍がウクライナ国内に押し込むでしょう。かりにロシア軍がウクライナ全土を掌握したとしましょうか。大統領を斬首したとしましょう。で、次はどうするのですか。おそらくプーチンの息のかかった傀儡政権をおったてるのでしょうが。こんなものがウクライナ国民に一日たりとも支持されるはずはありませんよ。それともウクライナ人を皆殺しにしましょうか。古代ではあるまいに、そんなことができるはずがありません。その前にロシア軍がモスクワに反旗を翻すのではないでしょうかね。ウクライナに侵攻したロシア兵は、現在、士気の低下がはなはだしいと耳にしましたよ。彼らも鬼ではありませんよ。同じロシア語を話すウクライナの住民に銃を向けられますか。以上は昨日拝聴した参議員の青山繁晴氏が配信している動画での解説をかいつまんで記したところですが青山氏は、ほんとうによく勉強なさっている。説得力があります。彼が云うに、ロシア革命のときも反乱軍によってツァーリ(皇帝)が銃殺され、旧体制が崩壊した。似たようなことが今現在、ロシアに起こりつつあると言っていましたね。わたしも、ついついロシア「革命」などと呼んでしまうのですが、1917年のロシアにおける大政変は、あれは「革命」とは言っても、その実態は軍事クーデターそのものだったのですからね。

それに戦場で何をやろうとしてもすべてこれ、その日のうちに全世界に動画で配信されているのですから。昔とは違う点が、ここにあるのです。よってロシアがどれほどの大軍を擁しても、ウクライナを支配することは不可能なのです。ですから、プーチンは頭がおかしくなったとささやかれているのでしょう。青山氏も心配されていたが、ヤケになって核兵器なんぞを持ち出してこないことを祈るばかりです。いずれにしてもロシアは国家存亡の危機と申しても過言ではないほどの大ピンチに立ち至っていることだけは確かなようですね。少なくともプーチンと彼の政権は残り半年たりとも持たないでしょう。これだけは確かですよ。いっそロシア軍がクーデターを起こしてプーチンが斬首され三日後には倒壊するかもしれませんよ。ウクライナより、よほどロシアのほうが国家中枢の内部に大きな政治的空洞と爆弾をかかえてしまったのです。まっ独裁者の最後とはドイツもこいつもこんなものでしたね。兵と人民を見くびってはなりませんよ。


さて、下のような心を強くするニュースも見ました。がんばれ負けるなウクライナ。

●yahooニュースより・・・3/1(火) 15:46配信・・FNNプライムオンライン・・・ロシアのウクライナ侵攻をめぐり、駐日ウクライナ大使館は、日本での寄付金が6万件を超え、約20億円にのぼることを明らかにした。

●yahooニュースより・・・3/1(火) 19:13配信・・毎日新聞・・・ウクライナ「義勇兵」に日本人70人が志願 50人が元自衛官・・・・・・ウクライナ政府がロシアと戦う外国人「義勇兵」を募集しており、1日現在、約70人の日本人が志願している。在日ウクライナ大使館関係者が明らかにした。全員が男性で、元自衛官が多く「ウクライナの若い人が亡くなるぐらいなら自分が戦う」などと理由を語っているという。

 

それにしても平和ボケしている日本人の中には下のようなとんでもないおバカちゃんもいるのですから困ったもんです。この手の輩の存在こそ、われわれ日本人としては現在進行形の大問題なのです。キエフ市中で山口某のような、こんなことを言ったら袋叩きの目に会うでしょう。山口某は、プーチンと同じことを言っているのですから。ウクライナ人は黙って武装解除せよ、そしてロシアに降伏し服従せよと。山口某よ、あなたも少しは恥というものを知りなさい。

●山口二郎・・・3月2日
今朝のNHKBSの国際ニュースで、ウクライナの元ボクシング選手の兄弟が祖国防衛に駆け付けるというニュースに、キャスターが「かっこいいですね」とコメントしたのを聞いて、それだけは言うなと思った。外にいる我々が今なすべきことは、嘆き悲しむことと、侵略者に戦いをやめろと叫ぶことだけ。



●古腹・・・3月15日
つぼみもふくらんでもうすぐ開花。東京地方は今週末の予想。お花見の頃までには停戦して戦火がやんで欲しい。平和がいちばん。


こたびのウクライナ戦争の決着について 俺は「平和がいちばん」だとは思わんぞ 現時点でもロシアが戦争に負けていることは明白だ 最後はプーチンの首を捕る ロシアの政権を潰す もちろんそれはロシア国民の主権の範囲だが 早い話ロシア国民自身がプーチンを政権から引きずりおろし失脚させる そして多少なりともロシアを民主化する

いずれにせよ ウクライナ国民と軍はプーチン体制を敗北させないかぎり 明日のウクライナに政治的希望は見えない この戦争でプーチンを徹底的に敗北させなければウクライナに真の独立国家としての栄光は輝かないのだ

最後まで戦ってほしい せめてクリミア半島および南部から一兵残らずロシア兵をウクライナから追い出す それまでは妥協してはなるまい この際 確固たるウクライナ国の国境線を定めてほしい それが停戦または終戦の最低限の決着だろう 

それに ここまでウクライナの国土を蹂躙しウクライナ国民の生活と生命を奪ったのだ プーチンとロシア政府には目の玉が飛び出るほどの莫大な賠償金を支払わせなければ収まるまい もちろんドル建てでだ なにしろルーブルは間もなく紙くず同然になると聞く

言っておくが この戦争はウクライナにとっては 真の意味での国家存立の独立戦争なのである 仮にもプーチンに屈服するようなことがあればどうなるか それは言うまでもなく すでに自明のはずだ

安易で出まかせの生半可な口先だけの和平や平和を求めては禍根を残すことになる 戦って戦って自分たちの手で確たる勝利をもぎとれ プーチンとロシアには手痛い敗北を食わせ 二度とウクライナに介入しないことを認めさせねばなるまい されば栄光はウクライナに輝く


●古腹・・・3月19日
明治維新以来、自国の防衛のために軍備拡張を続け、幾度も戦争をやり、遂に310万人の犠牲を出して焦土と化した結果、非武装中立を国是とする戦後日本に生まれ変わったわけです。過去を反省し、憲法9条の原則の下で平和国家の建設を進めてきたのです。

だから それは終戦当時 アメリカの占領下のもとでアメリカが作ったが日本の姿だろう 以後七十年あまり最初の最初から今日までアメリカの言いなりになっているのは誰なのだね

戦勝国アメリカから与えられた憲法を御本尊として飾っている共産党とか君たちだけだぜ そうは思わんか 古腹君よ 「非武装中立を国是とする」国家なんぞは どっからどう考えても植民地か奴隷国家のことであり独立した国家が それでは一日たりとも命が持つまい 日本国をして それでええのかね あ~ん 国土が侵略されたら兵がいるなら兵を先頭にして国民が銃を手に戦う以外に どこに正当性があるのかね 敵のミサイルが飛んでくる時にだよ 君が信じるところの ご本尊様は君の命を助けてくれるのかね または君が信じる第九条の条文を念仏かわりに唱えていれば 決して敵のミサイルは飛んでこないという確証でもあるのかね ひとたび戦争ともなれば 敵は こっちの御本尊様やら念仏の種類なんぞは一向に気にすることはないと思うぞ 

おそらく古腹君は次のように反論してくるだろう だから戦争にならないために事前に とことこん 話し合って仲良くしておかねばならないのだと だが そうは問屋がおろすまい 世界には 現在でもプーちゃんとか金ちゃんとか習ちゃんとかが幅をきかせている国があるのだ 彼らは 話し合って納得してくれるタイプでは全然ないと思うぞ そしてこの三人それぞれが 日本を取り巻いている核兵器保有国の独裁者であることも留意が必要だ 憲法九条があるから大丈夫だなどと 国民をだまし続けるのは いい加減にしたまえ 

 

●古腹・・・3月21日
私がマリウポリの市長だったら、降伏宣言を発表しますよ。白旗を揚げる。30万人の命を救うために。住民の命の方が大事だ。たとえロシアに占領され、併合されることになっても、人の命の方を選択する。国家の存続よりも人の命が重い。命があれば何とかなる。それが平和主義の思想というもの。

話しを早くするために、云うのだが。古腹君の主張は、暴力の前には屈服せざるを得ないだろうと、いままさに市中を包囲されロシア軍に銃口を向けられて怯えているウクライナの市民に対して、国より命が大事だ。命が惜しかったら、さっさと降参して俺たち(プーチン)の要求をのめと、お説教しているようなものですよ。

今般のロシア軍による国境侵犯、戦争犯罪の蛮行を正当化しているに過ぎないと思いまするよ。結局、古腹君の云う「平和主義の思想」とやらも、暴力を前にしては全くの無力だったのです。第一、いざとなったらクソの役にも立たない、そんなものが思想と呼べますか。

 

●古腹・・・3月21日
この戦争はウクライナが勝つかもしれない。剣が峰のマリウポリで最後まで粘り抜いて、どれほど犠牲を出しても降伏せず戦い続けた方が、市長は後で英雄になるかもしれない。降伏を選んだ市長は、裏切り者で弱虫と永遠に嘲りを受けるかもしれない。だが、私なら降伏を選ぶ。人の命の方が大事だから。


誰しも、敵に銃を突き付けられたら、一応、その時その場では両手を上げて降伏する以外にないでしょう。ですが降伏とは、かならずしもそれは心から敵に屈服したこととは違うと思いますよ。

それに立場ということもある。市長は兵隊ではないのですから。最後まで戦うといっても、意味合いが異なるでしょう。なにより市民の命を守ることが優先されます。市長の誉れはそこにあるのですから。逃がすべき市民は、まずは逃がす。それが優先されます。市長が最後まで銃を持って戦ったからといって別に英雄になれるはずはありません。

それに仮にウクライナの一つの都市が崩壊しても陥落しても、市長が降伏しても、それはウクライナ国が敗北したこととには、全くなりません。また一兵士や、小隊単位が、敵に白旗を上げて投降し、この場合は捕虜となっても、それはウクライナが負けたことには、まったく違う話であることを、ご理解なされませ。

私は信じておりますよ。栄光はウクライナに輝くことを。ウクライナが勝利し、早晩プーチンは首をとられ、ロシア軍は敗走することを。

 

さきほど、下の報道を読みました。わたしが言いたいことを代弁しているような報道でした。考えるべきは、白旗を上げても降伏しても、必ずしも命が穏便にはすまされない場合が、これまでも多々あった事実を学びなさい、ということです。それが暴力の本質ですよ。すなわち、「平和主義」なんてものは、「勝てば官軍」が敗者に押しつけてくる欺瞞と偽善の象徴(日本国憲法の前文及び第九条などは、その好例)であり、でなければ相当に平和ボケしたおバカちゃんの童話的妄想に過ぎないのです。

yahooニュースより

●「市民も子どもも殺せ」ロシア軍の音声か…ウクライナが“通話傍受”・・・テレ朝・・・3/21(月) 13:11配信

人道危機への懸念も強まるなか、ウクライナ保安庁がロシア軍の通話を傍受したとする驚くべき音声を公開しました。ロシア軍とみられる音声:「『全員殺せ』と言われた。『全員殺せ』市民も子どもも『誰でも殺せ』と。私たちは少数だ、そして包囲されている」激しい攻防が続くハリコフで傍受したというロシア軍の音声。その内容は「市民も子どもも殺せ」という衝撃的なものでした。

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