2016.04.29 川崎市
今日は、午前中の散歩から帰ってきてからというもの鮫島有美子さんのソプラノに聞きほれていた。
「ゴンドラの唄 鮫島有美子 日本抒情歌集」 1999年録音 DENON
行こうか戻ろか北極光(オーロラ)の下を
露西亜は北国はて知らず
人はつめたしわが身はいとし
昼は旅して夜は夜で踊り
西は夕焼け東は夜明け
末はいづくで果てるやら
鐘が鳴ります中空に
この唄は大正6年、松井須磨子主演のトルストイ原作なる芝居の劇中歌とのこと。
「貧しき人びと」 木村浩 訳 新潮文庫
十年に一度ぐらいの割合でドストエフスキー熱のようなものに襲われる。このときばかりは夢中になってドストエフスキーの小説を読みあさる。