赤いハンカチ

夏草やつわものどもが夢のあと

▼ヴォーカル大好き<雨降りお月さん>

2017年09月25日 | ■芸能的なあまりに芸能的な弁証法

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(朝日新聞)オンライン・・・・今年6月に上野動物園(東京都台東区)で生まれたジャイアントパンダの名前が、「香香(シャンシャン)」に決まったと、25日に伝わった中で、「パンダ銘柄」とされる中華レストランの東天紅株、西洋料理店の精養軒株が上昇している。

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株価景気の話はどうでもよいが新しいパンダの赤ちゃんにシャンシャンと名づけたるは実によい行政判断だ。まずはでかしたでかしたとすべき案件でこのたびこそは褒めてとらそうぞや。

そこでシャンシャンでただちに想起するのは大正十四年(1924)にて中山晋平作曲野口雨情作詞の「雨降りお月さん」の歌詞中にある次のくだりなり。


雨降りお月さん雲の蔭
お嫁にゆくときゃ誰とゆく
一人でからかささしてゆく
からかさないときゃ誰とゆく
シャラシャラ シャンシャン鈴つけた
お馬にゆられてぬれてゆく

 

中華人民共和国におかれましてはシャンシャンとは香りのことであるそうだがわが国にとっては大昔から涼しき鈴の音の表音上の擬音なりけり。

 

 

 

 

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▼銀座の路地の物語

2017年09月24日 | ■日常的なあまりに日常的な弁証法

 

2017.09.23 中央区

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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▼ヴォーカル大好き<下町の太陽>

2017年09月23日 | ■芸能的なあまりに芸能的な弁証法

神保町のミニシアターの前をたまたま通りかかったら開演五分前とのことでとっさに飛び込んでしまった。演目はこれまでに何回となくみた1969年山田洋次監督の映画「男はつらいよ」だった。1969年といえばわたしが二十歳になったばかりの大昔、東京は下町の町工場で働いていた。館内はほぼ満席にちかくあいている席といえば最前列のなかほどの二三席だけだった。首を後ろに曲げてスクリーンを見上げるようにして一時間半の渥美清さんの純心物語のギャグとコントの集大成を見終わった時に内心に浮かんだ最初の感想はやはりこれは落語の世界だと改めて思った次第だが何度みてもよいものはよいのである。上映が終わり出口に向かう背中のほうで倍賞千恵子さんの歌う「下町の太陽」が鳴っていた。

 

下町の空にかがやく太陽は

喜びもかなしみも写すガラス窓

心のいたむその朝は

足音しみる橋の上

ああ太陽に呼びかける

 

 

 

 

 

 

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▼蜘蛛の発見

2017年09月13日 | ■日常的なあまりに日常的な弁証法

 

2017.09.13 自宅玄関にて

 

 

玄関の扉をあけ足を踏み出そうとしたとたん眼下に大きな蜘蛛がいた。これはめずらしいもんに出くわしたのであって、そおっと扉をしめ自室に戻りカメラを持参した。体長十センチ近くはある、わが国最大の蜘蛛種である足だか蜘蛛にまちがいない。殺生は蚊とハエとゴキブリ意外は断じてならぬとわが身に禁じて久しい。当蜘蛛君も息災で生き延び子孫を残してくれと内心で祈りながら三度ほど接写モードにしてシャッターを切りまたそおっと扉をしめて自室にもどったところなり。

 

 

 

 

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