2017.10.28 川崎市
「立憲民主党に忖度して自らの議席を減らす共産党」・・・・10月17日 産経新聞
上記の産経新聞の議席獲得予想は文句のつけようもないのだがこの際一つだけ注文をつけておく。それはぴょっと出てきて右も左も見境なしの「希望の党」の議席をさらに減らしたい。44議席獲得とは片腹痛し。30台まで減少させようではないか有権者のおのおの方よ。とりわけわたしの現状イデオロギーによく似たあまたの中道右派左派たる無党派層の諸君らよ。日本の未来は君たちの清き一票にかかっている今日のよき日のワンカップ。
怖いですねぇ~ 怖いですねぇ~
今日は第四十八回総選挙の投開票日ですねぇ~
怖いですねぇ~
でも、投票は国民の義務ですからねぇ~
怖いですねぇ~ 怖いですねぇ~
今日のお日柄は申し分ないとは言えませんねぇ~
台風到来で全国的に雨模様で投票率が伸び悩むのではないでしょうかねぇ~
怖いですねぇ~ 怖いですねぇ~
2017年総選挙 なにが起こるかわかりませんよねぇ~
きちがいに刃物といいますからねぇ~
では、またお会いしましょうねぇ~
さよなら さよなら さよなら
●衆院の新勢力 全465議席が確定・・・・(朝日新聞) 10月23日 16:36
自民284
立憲55
希望50
公明29
共産12
維新11
社民2
こころ0
諸派0
無所属22
●団塊協・・・まぁ結果については個人的にはだいたい満足している。とりわけこれ以上もない二枚舌の共産党が議席を半減させたことはなによりの朗報である。それにしてもどこの馬の骨が集い会っているのか無駄な雁首が多すぎる。われわれの血税から彼らに支払われる給料および政党助成金などなどの総額はいくらになるのだろう。おそらく数兆円となるはずだ。議員数を半分にするべきだ。それに政党助成金も半分にするべきだ。誰がこれを言えるのか。身を切る覚悟だなどと選挙のときは言いながら結局何もしないのは金目当てで選挙をやっていると思われても文句はあるまい。
●立憲民主党、躍進の裏に元SEALDs デモに学んだ動員戦略・・・10月14日にJR新宿駅前で演説した立憲民主党の枝野幸男代表・・・「国会前デモは意味がない、と批判された。でも、そこでの積み上げは無駄じゃなかったと言いたい」。この選挙で注目を集めた立憲民主のSNS戦略を動かしていたのは、元SEALDs(シールズ)のメンバーたちだった。立憲民主の躍進は、彼らが主導した国会前デモ、野党共闘の先にあった。【BuzzFeed Japan / 石戸諭、伊吹早織】
●世に倦む日日・・・(↑)こういうくだらないことを書くんじゃないし、書かせるんじゃない。本当にこいつら売名欲と自己顕示欲の塊だ。こういう記事がどれだけ世論にマイナス影響になるか。立ち上がったばかりの新党で、支持率を上げて行かないといけない大事なときなのに。
●団塊協・・・ヨニウム君の怒りに同感するね。今日の夕刻だったがHNK総合テレビで、総選挙の結果を受けて各党幹事長クラスが雁首をならべて政党討論会じみた番組があった。希望の党からは急造幹事長の樽床なにが氏、立憲民主党からは長妻なにが氏。共産党からは小池なにが氏、自民党からは副官房長官の萩生田なにがし。その他いろいろ。小池氏の言は拙者が予想していた通りの感想で苦笑を禁じえなかった。議席数半減で大敗を喫していても立憲民主党が勝ったのだから早い話、政治は変りつつあるとか言ってお茶をにごしては法螺をふいておった。上の記事の同じだ。枝野新党に、この際貸しでも作っておこうという腹か。
枝野新党「立憲民主党」にしてもだよ。前原民進党代表および連合の親分と掛け合った挙句の果てに民進党の金庫からそれ相応のカネを出させた結果の大躍進すなわち本領安堵に変りはないのだよ。さっそく枝野氏も今日は親分のもとに挨拶まわりだ。連合の親分さんになにを言ったか、おおかた想像できる。「おかげさまで大勝利だす。今後とも御支援御鞭撻のほど、よろしくお願いします」と、まっかた通り。時をずらして前原氏も同じ建物に入っていって、こう述べた。これもだいたい想像できる。「今は苦しいのだすが、今後とも、御支援御鞭撻のほど、よろしくお願いします」と。親分はわけへだてなく、次のように応えた。「ふむふむ、よきにはからえ」。
このように連合の息がかかっているとなれば枝野新党としても、この先、そうそうは共産党との共闘もしり込みせざるを得なくなる。おっつけバカをみるのは共産党なのだが孤立するのが怖いので枝野新党を相手に必死の面持ちでラブコールを送っている姿は見苦しいばかりなり。
共産党さんよ。それほど中道右派左派の連中と共闘したいなら、党名を変えなさい。マルクス主義を捨てなさい。綱領を破棄しなさい。その前に、いい加減に子どもにもわかるような二枚舌はやめたらどうだ。
●有田芳生・・・この難局を打開するため「希望」の船に乗ろう。船長が自信をもってそう言うので、大丈夫かなと訝しみながら乗船しようとした。ところが「あなたは乗せるわけにはいかない」と乗組員が拒否を連発するが、船長は知らん顔。しかも陸を離れた「希望号」はすぐ座礁した。船長の責任は重大だ。
●団塊協・・・小池ゆり子氏を揶揄しているつもりであろうが。たとえ話にしても下卑ている。当初、民進党両院議員総会において代表の前原氏は全員が小池船長のもと、全員が乗船できると約定した。だが、次の日、船長は、全員というわけにはいかないと明言した。全員乗せたら、船は沈没してしまう。よってわたしが作った船のルールを守れないような方は乗船を拒否しますと、たしかに言った。こうして、それは約束とちがう「排除の論理」だと騒ぎ出した路頭にまよった子羊たち。その筆頭頭が枝野氏だった。では有田氏に問うのだが、小池船長が、全員乗船も拒まずだったなら枝野氏をはじめそれこそ旧民進党衆議院議員87名の全員が、希望号に乗船したはずだと言うのだね。おそらくそうなのであろう。小池船長の排除発言がなければ、おそらく枝野氏でさえも、小池船長の希望号に乗船したのであろう。だが、それこそ希望号は港を離れるまえに、すでに沈没してしまうことは目に見えているぜ。全員乗船するとは、たんに代表の首をすげかえ、建屋の名前をかえただけの話に終わる。それこそマンガだ。そんな子供だましに国民は騙されまい。希望の党候補者全員を袋叩きにして落選させるだろう。こっちのほうが良かったのかい。有田ヨシフさんよ。間の抜けた話を偉そうにするのではない。ところで、参議員の君はどうするのかね。それほど民進党が嫌なら、どうしてさっさと脱党しないのかね。いまや君の立場のほうが、よほど滑稽に映っているよ。
●共産党は伸び悩み 志位委員長「大局的には野党共闘は成功だった」2017.10.23 06:35
共産党の志位和夫委員長は、22日に投開票された衆院選の大勢が判明した23日未明に東京都内の党本部で会見した。野党共闘した立憲民主党が躍進し、共産党は解散時より議席を減らす情勢について「大局的な見方では野党共闘は成功だった」と語った。
●団塊協・・・・共産党の二枚舌とは上記のことを指す。死んでも負けたことを認めない。このきわめて非常識的かつ非民主的な独善性は昔からのことだがこの先も決して民意を得られるはずはないと断言しておく。
●世に倦む日日・・・普通なら、マスコミの世論調査で「自衛隊明記」は反対多数になる。9条改悪に対しては、国民は(保守層も含めて)ずっと抵抗してきた。ここへ来て賛成派が増えているのは、左翼の中に「2項削除論」「新9条派」が蔓延ってきたから。井上達夫ばりの脱構築を言っていい気になるバカが増えてきたからだ。
●団塊協・・・わたしにもわかることは平和の念仏(第九条)も失いないたくないし、自衛隊もなくてはならなという国民の相反する素朴な願いを、どのように条文として表現するかという問題となっているように見受けられますね。
九条改正について、去る五月三日に安倍首相が発表した個人的なコメントは、現行九条は削除することなく、自衛隊の存在を書き加えるという案は、まだまだ試案にもなっていないのです。
そもそもが論理矛盾であり、とても難しい案件ですよね。優先順位からすれば、現行九条の改正は後回しにしても、新しく条文を起こすなりして、一日も早く自衛隊については日本国の正規軍であることを憲法できちんと明記するべきだと思いますよ。憲法に明記するということは世界に認めていただくということですから、自衛隊は、一部の人たちが主張しているような単なる災害救助隊でもなく、またゲリラでも私兵でもないということを世界に認めていただくということなのですから。国民国家のシビリアンコントロールのもとにあり国家と国民を守るために存在する世界の誰がみても明らかな武力としてです。
そもそも現行九条の武力否定、交戦権否定という言辞は、何度も言いますが米軍および連合国側からの、徹底的な武装解除の命令なのです。旧日本軍及び敗戦当時の政府、国民に対して発せられた降伏命令の実現であることは言うまでもありません。45万の米軍占領軍が日本全国各地に進駐し、次の年の九条成立を待つまでもなく、たいした抵抗もなく半年後にはほぼ完璧に実現していたのです。
さらに五年後には朝鮮戦争が勃発し、完全な丸腰のままではなんだからとマッカーサーにより警察予備隊が創設されました。自衛隊の前身ですね。この時点でさえ、すでに九条はおおいなる論理矛盾が始まっていたことは明白ではありませんか。
●世に倦む日日・・・とにかく今の喫緊の課題は9条改憲を止めること。発議を阻止しないといけない。世論の「自衛隊明記」の賛否比率を変えて、反対を圧倒的多数にしないといけない。そのためには、まず、左翼の中の「2項削除論」「新9条派」を粉砕することだ。しばき隊と佐藤圭を詰めて自己批判に追い込むことが先決。
●団塊協・・・その種の発想は、共産主義者らをはじめとしてよく耳にしますが。根本のところで民主主義に反していると思いますね。言論封殺なのですよ。絶対守れとか、絶対に許せないとか、とうとう。これぞ狂信ではないですか。デモ助デモ子を動員してスローガンをわめいているのは旧弊でしょう。だから若者たちから嫌われてしまうですよ。九条改正反対も一理ぐらいはなきにしもあらずです。すっかり右巻きのわたしですら、そう思っていますよ。ですから現状九条を改変するなも、それもひとつの案として国民に判断してもらえばよいではありませんか。最初から、そうもかさにかかって他の意見を排除し、または他の意見に対してごうつくばって、わっせわっせの絶対反対の姿勢および街頭運動の独善性が国民から嫌われてしまうのではないでしょうかね。ヨニウム君よ。ここはひとつ落ち着いて国民の判断にゆだねてみたらどうですか。
さても昨日のNHKの政党討論会では社民党からも誰そが出席していた。顔はしばしばみておるのだが名は知らぬなにが氏である。司会者から憲法改正についてどうだと問われると予想通りのお決まり文句で通りで、九条は堅持したいとのこと。改正は許されないとのことであった、かれにいうに、日本国憲法は世界の良識人たちが「ええ憲法だと言っているではないか」とのこと。国内でも憲法九条にノーベル賞を与えよとの運動があるとのこと。それほど、ええ憲法なのだから改正させてはならぬと、いうことなのであるらしい。
口をすっぱくして何度も言うが日本国憲法の主眼は米軍による全面占領の要請から持ち出された旧日本軍にたいする武装解除の厳命に他ならないのである。ただただそれだけだ。憲法前文を加味して理解するならば武力および軍事や軍備また軍隊という概念と存在を日本人の頭から皆無の状態にして、これから後はもっぱら平和思考の精神をもって国内外の平和を訴えっていこうということなのだ。だが考えてもみよ。こうした底なしの無垢なる精神が美しく映るのはやぶさかのことではないのだし、いっそ当たり前のことではないか。
自分のばあいは何があっても無抵抗で決して暴力は使いませんという御仁を誰が批判できようか。たとえ己が血だらけの刀をぶら下げていてもだ。あこがれるだけなら誰でも可能だ。血だらけの刀をぶらさげていても花をみればそりゃ美しいとは思うだろう。だが、それとこれとは筋がちがう話ではないのか。第一そりゃ政治とはいえないだろう。ピストル強盗がカネを出せと押入ってきたときに強盗がたまたましていた耳飾りが美しかったと見とれているアホがどこにいる。すっかり金を奪われた次の日の警察による事情聴取で昨日の強盗の耳飾りはノーベル耳飾賞に値するとか述べたてまつるのんきなアホがどこの世界にいるのか。
●明日は多くの地域で大雨だそうだから 投稿者:コタツ 投稿日:2017年10月22日(日)01時32分48秒
投票率が下がり、組織票に有利な自公圧勝のはずだが、選挙は蓋を開けてみなければわからない。しかしまあ、希望の党という野党再編を仕掛けたのが、またしてもオザーさんだったのには開いた口が塞がらない。いや、オザーは死んだ、みじめなボッチ、とかいっていた事情通や評論家たちにだ。民進党の木っ端取り込んで、希望の党という政党ロンダリングのアイディアを出したのも、前原を小池に抱かせた根回しも、72歳のオザーさんだったわけだから。オザーさんの悪口をいって離れていった側近や大物たちは、二階以外はほとんど残っていないのに、オザーさんは、たった一人で野党の陣頭指揮をとっているわけだ。希望の党がコケルという誤算があっても、野党の再編の実質は確実に残った。オザーさんの応援に日共の小池書記局長がはせ参じるなんてことは、ついこの間までだれも予想しなかったことだ。オザー信者がいるだけのことはあるな。俺もここ最近のオザーさんにはついていけないことが多かったが、冷静に政局を見直すとやっぱオザーさんは言行一致なんだよな。言ったことをやっている、ただそれだけ。願望とかいわないし、考えもしないんだろな、この人は。不思議な人だ。
●団塊協・・・同感だ。まったくもってその通りだと思う。で結果ええ総選挙だったよな。小沢一郎の裏での立ち回りのおかげでこうもさっぱりと右巻き左巻き、おまけに末路の旅をコウモリのようにあっちにいったりこっちにいったりとなんとか三途のかわらを無事に泳ぎ渡ろうとしている極左めいた輩どもの滑稽な立ち居振る舞いにめずらしく光りが当たったわけだ。こうしてなんだかんだといいながら、徐々にとはもうせ政治の世界も多少は透明性をおびて常識的になってゆくのであろう。まずはめでたしめでたしだ。
●世に倦む日日・・・コイツラ、どうして縁の下の力持ちになることができないんだろう。オレがやったと目立ちたがり、がつがつとマスコミの前に出ようとするんだろう。SEALDs運動が胡散臭く卑しい印象だったのは、まさにその薄汚い自己顕示欲が突出していた点だ。
●団塊協・・・同感ですね。ただね一般的なヒトの心理の問題から見るに集団心理のようなものが働きますよね。たとえばヨニウム君のブログ文中にたびたび散見される「輝かしい60年安保闘争」とかの言い方にも、ひとりよがりの一面性を感じてしまうのですよ。せまい小学校の校庭にデモ隊を1000人ほどあつめてごらんなさい。その渦中に入れば、そりゃずいぶんと気分は盛り上がりますよ。大勝利の美酒に酔えるのです。にわか仕立ての舞台からだれか名の知れた有名人なりが、デモ隊にシュピレヒコールを送る。または万歳三唱でもよいが、これだけでもう革命が成り立ったのごとき狂信状態に陥ることも可能なのです。
だが、考えてもごらんなさい。国民一億の中の、たかだか1000人ですよ。盛り上がってしまうのは、小さな脳内作用なのですよ。集団心理という化け物が町内会の祭りがそうであるように、影の主役となって参加者たちの脳内を支配するのです。さらに一夜あけて主宰者側が発行した機関紙をみてごらんなさい。昨夜のデモ集会には数万人があつまり抗議運動を盛り上げたとかのれいによってれいのごとくに誇大化され、ふたたびみたび団結のよろこびと勝利の余韻にひたれる、というわです。こうして徒党根性や階級意識もまた確固たるものとして成長する、という次第でしょう。
●山尾志桜里氏 立憲民主党に入党で調整 25日枝野代表と会談 近く支援者らに説明へ・・・10/25(水) 17:18配信 <東海テレビ>
●団塊協・・・かようにしてピョッと出てきた新党「立憲民主党」も党勢拡大のためにはクズもゴミを拾って歩かねばならずに、かならずしも順風満帆とは行かないようですね。発足当時参議院民進党からおっとり刀で発足者の枝野氏のところにかけつけて幹事長職をうけたまわった福山哲郎氏も党籍だけは民進党の残してきたらしく今日にいたれば民進党に戻りたいとか駄々をこね始めていると聴きます。ようするに民進党本部の金庫が恋しくてならないしという真情の現われでしょう。また本日午後より総選挙はじめての両院議員懇談会を開催中の「希望の党」も小池代表の出処進退をめぐって紛糾漫才に明け暮れているとのこと。これも前原氏が握ってはなさない民進党本部の金庫をめぐるようするに相続権の問題のようですね。いやはや立憲民主党にしても希望の党にしても参議院議員が残されている民進党にしても話題にことかかず、この先半年ほどは遺産相続とカネをめぐる兄弟間の血で血を洗う骨肉のあらそいをわたしたちは高みの見物で堪能できるという次第です。
●世に倦む日日・・・枝野幸男と前原誠司が今夜(10・25)会談したというニュースがテレビで流れていましたね。
●団塊協・・・結局、今後のカネの相談をやっているのでしょう。枝野幸夫も党籍は民進党に残したままだ。とするなら枝野が立ち上げた立憲民主党もその実態たるや前原党首のもと民進党内の一分派に他ならないということですよ。なにしろ同じ金庫を使っているのですから。「立憲」とか「民主」とかの党名が泣いてあきれます。こりゃ、なぁ~んだということになりますよね。
わたし的には、大江健三郎などに従している時点で村上春樹などアウトですね。
と述べる某さんの意見は大いに傾聴に値するのだが・・・
そもそも村上春樹はノーベル小児病やノーベル蓄膿症に値する作品がないんだけど、なんで下馬評で名が上がるんだろ。
村上春樹の名をあげる者は本を読んでないと思うぞ。
と述べる今井政幸君は村上春樹のどの作品を読んで「ノーベル蓄膿症に値する作品はない」と明言できてしまうのか。村上春樹のたくさんあるらしい作品の何を読んでみた結果そのように思うというなら具体的に教えて欲しい。
ちなみにわたしは村上春樹氏に同年生まれだが、これまで彼の作品は一つたりとも読んでいない。よって彼がノーベル蓄膿症に値するのかしないのかについて述べる資格はないのだが何度か、新聞紙上で短文を読んだ機会があった。それによれば彼の場合も、ポピュリズムに乗じて「原発ゼロ」とか「戦争反対」を言っているだけの皮相にして世相の意見に流されているだけの、その他大勢にすぎない輩であることを確認したまでのこと。時の世論に流されやすく影響されやすいのは村上に先輩格の作家大江健三郎に同類なのである。
村上の場合も大江と同じように自分は英語も達者だし世界に通じ自国たる日本の文化政治を批判でき得るまれなる知識人であるとのうぬぼれが先走っているように垣間見れようするに典型的な進歩主義者だ。だが進歩主義というものこそ維新以来の近代日本人が犯された欧米注入思想(社会主義・マルクス主義)の代表格にほかならないではないか。
大江健三郎が共産党の大衆運動路線に乗せられて作った「九条の会」なるでっち上げ団体は、いまや開店休業の憂き目をみている。事実上の代表者たる大江がうんともすんとも言わなくなって二年余りがたつ。どうやら自宅に閉じこもってしまったようだ。数年前から、もう小説を書きたくないし人前で話もしたくないとダダこねている。これは老齢のせいばかりではないだろう。共産党作成のスローガンをオウム返しにがなって満足しているような小説家は仮にノーベル蓄膿症受賞者であろうとなかろうと国民には無用の存在である。
遅きに失している感はぬぐえないのだが大江の場合も多少は恥を知りつつあるのだろう。いまや大江健三郎の思想と文学は完膚なきまで敗北してしまっていることに異論をもつ御仁はいないと思うが大江健三郎もせめて常識的な世界観を取り戻し文学的再生を目指してほしいとは衷心からのわたしの願いだ。
最近、カラオケ屋さんに行くたびに好んで歌っているのが「美しい十代」である。この唄がラジオから流れてきたのは昭和38年。歌い手は昭和22年生の三田明さん。彼が十六歳の時だった。一つ年下のわたしは高校一年生だった。前年には舟木一夫さんが歌う「高校三年生」やら橋幸夫さんが歌う「潮来笠」が爆発的にヒットし世を席巻していた。そうなのだ当時オレたちは右も左もわからずのまぎれもない十代だった。
白い野ばらを ささげる僕に
君の瞳が あかるく笑う
いつも心に ふたりの胸に
夢を飾ろう きれいな夢を
美しい十代 ああ十代
抱いて生きよう 幸せの花
昭和38年 唄:三田明 作詞:宮川哲夫 作曲:吉田正
2017、10、11 台東区
夜勤帰りで上野駅に降り立ったときのわたしの朝の腹ごしらえ。近くに台東区立黒門小学校がある。当店はもちろん立ち食いだがここでうどんを食するのが一年ほどまえからの自己慣習となっている。どうやら牛であれブタであれ肉を食うたびに気が引けるのは先祖が百姓だった由縁かもしれないがなんといっても好物はコメの飯を第一にして以下そばうどんの類である。さて食べ終えたら大手町、神保町をめざして歩き出す。さらに九段下、半蔵門へと結局皇居を半周してみたり、または秋葉原、東京駅、有楽町、新橋、東京タワーと日比谷通りを南下するのがわたしの好みの散歩コースとなって久しい。
●世に倦む日日・・・・何度も言っているように、政策を変えたいんだったらリベラル新党を作るしかないんだよ。いい加減に、民進党だの共産党だの小沢党だの、やめないか。いつまでくだらない「野党共闘」ごっこをやっているんだ。共産党と民進党の野合の党利党略だし、端数政党(自由・社民)の生き残り策じゃないか。
●全国団塊世代協議会・・・(政治的には中道右派。雀の涙の年金ぐらし。ネトウヨ極右戦後フィクサーの孫やらその親類縁者。まれに60年安保の生き残りとかもいたりして驚くなかれ「きけわだつみのこえ」の末裔が「戦争はいやだ、いやだ」と泣き暮らしている。その他おとっちゃんが兵隊あがりもいれば70年代共産党くずれなども何人かは顔を見せる。文字通り戦後のはきだめから排出されたクズ連中が多数介在する任意団体。それが、いまや隠れたる最強の初期老人団体として肥大化してしまった。公安関係者も彼らの元気ぶりには歯が立たずとてもじゃないが手がつけられないと嘆いている・・・・ウキペッペより。以下「団塊協」と略す)・・・ヨニウム君もしばき隊流の党利党略の二枚舌にはあきれかえっているようですね。お気持ちは察します。共産党また社民勢力など、これらを総じてリベラルと呼ぶようだがわたしは反対ですよ。言葉の真の意味からすればリベラルなどでまったくないのです。二枚舌とアタマの硬いごうつくばりの集まりにすぎません。しばき隊やらシールズの意味不明さによく表れているではありませんか。彼らは論争も議論も政策もなにもなかった。頭のなかには「反自民」「アベやめろ」のスローガンおよびデモと恫喝。これしかなかった。何の考えもないただの動員用ザコにすぎないデモ助デモ子などは少なくともわが国の現代政治にとっては無用です。彼らをしてリベラルとはちゃんちゃらおかしいのです。小池さんは新党の性格をはっきりと保守だと宣言し旗色鮮明です。安倍首相も小池新党とは一緒にやれると言明している。となれば、いよいよ民進党の解党方向が決定的になるのではないですか。二大政党論とは保守党Aと保守党Bの政策論争および政権交代のことですよ。もはや共産思想も社民思想も不要となっているような感じがしてなりません。共産党の綱領などは、いまや噴飯物で物笑いのタネですよ。その文言の矛盾を指摘されるたびに使い慣れた二枚舌を用いてはピントのはずれた弁解をするので、またまた笑われている有様。もちろん誰しにも結社の自由、言論の自由が保障されていることは重々わかっていますし彼らの存在を無下に否定はしませんがね。
●世に倦む日日・・・希望(小池新党)は原発ゼロを看板にして、小泉純一郎が応援に入るんですよね。これは効くんじゃないかな。細川護煕も来るかもしれない。「受け皿」のイメージ訴求が首都圏ではそこそこ効を奏しそう。
●団塊協・・・ 「原発ゼロ」はいただけませんね。最初から二枚舌では話にならないのです。福島第一原発事故からすでに六年がたちました。原発政策に対する世論もだいぶ落ち着いてきています。いまやかならずしも「ゼロ」ではないと確信している。バランスを考えてくださいね。保守を標榜するなら小池さん。
●世に倦む日日・・・小池百合子が脱原発などやるわけがない。人気取りのために口で言っているだけだ。選挙が終わったらすぐリセットするだろうし、アハハと笑い飛ばしてなかったことにするだろう。自民党の総裁になりたい人が脱原発なんて政策を掲げ続けることはできませんよ。
●団塊協・・・なるほど、それを聞いて安心しました。
●世に倦む日日・・・別に楽観的になるわけじゃないけれど、安倍晋三が「改憲、改憲」とずっと騒いで、あの96条の三分の二条項の騒ぎから始まって、もう4年経っているんですよ。未だに自民党の中ですら改憲案を取り纏めできない。こんなに内閣支持率高いのに。そこへ、小池、維新と加わって、改憲案が纏まるんですか。
●団塊協・・・おっしゃるとおりです。安倍首相も実はあまり本気ではないのです。なにしろ憲法改正にいたる手続き論が、まったくと言って詰められていないではありませんか。たしかに憲法96条に改正にいたるルールが定められ国会議員の3分の2をもって改正案を発議するとありこれを国民投票にかけて過半数を得れば改正可能とありますが、なにをもって改正案とするのですか。日本国憲法のすべてを反故にする必要はありますまい。そんなことは全国民が知っている。手続き論をつめなければ96条自体がいつまでたっても雲の上の高嶺の花のままでしょう。共産党などは、この論理を逆手にとって、一字一句たりとも改正は悪徳であり、絶対に許さないというスローガンを原理化しあたかも護憲勢力=戦争反対平和勢力の旗頭であるかのごとく宣伝し自党の正統性を念仏化してしまっているのです。
こうして彼らは安全保障、国防、軍事、自衛隊という国家の根幹にかかわる議論を自他共にいっさい封殺してしまってきた。これは独善そのものですが、いまやこの宗教じみた独善的教条は腐れはじめ、いやな臭いにつつまれきたことを国民も気がつき始めている。それにしても拙者らをはじめ団塊世代がみるところ、少なくても次回東京オリンピックが終わるまでは憲法改正については一寸足りとも議論は進まないと思いますね。またはオリンピック以前か以後かにかかわりなく、東アジアに一定程度の軍事衝突が勃発したときです。さらにもうひとつある。それは6年前の東日本大震災のような大惨事にふたたびみたびわが国が襲われたときです。
憲法改正の話がわが国の政治日程にあがるのは、以上の事柄をほかにしてはほとんど考えられませんね。護憲派がどうのこうの安倍首相が憲法を変えようとしているとうとう、やれ野党再編だ、やれ野党共闘だと青筋立てていちいちヒステリックに叫んでみても、そんなささいなことで揺れ動く憲法問題ではござりませんよ。とりわけ第九条なんてのは、すでに国民意識の深層部分で末期ガンのようにデブリ化し凝り固まってしまっていますから取り出すのが大変なのです。大手術が必要なのです。自分の体を自分で手術することはめったにできません。よいかわるいかは別にしても生きるか死ぬかの大手術ともなれば外部の他者の力にすがるよりほかありません。時には途方もない自然の力がなにごとかの結果をもたらしてくれるでしょう。
●想田和弘さんがakabishi2をリツイートしました・・・そうなんだよ。今われわれが目撃しようとしているのは、恐ろしいことに極右二大政党制の生成なんだよ。小池百合子の新党が「野党」第1党にでもなってしまったら、そういう構図になる。安倍と小池の争いを例えて言うなら、トランプとルペンの争い。地獄絵である。
●団塊協・・・ですから小池さんも先日来から言っているではありませんか。小池新党は保守に徹すると。なにが野党第一党ですか。自分好みの固定観念から尻もしないで、やすやすとレッテルを貼るものではありませんよ。それにしても、そうも選挙のたびに地獄絵を見せられて困ったものだというのなら、そりゃこまったものでしょう。あなたの場合はよするに元来政治にも選挙にも向いていないのですからいっそ選挙なんぞは棄権して新製品のカップラーメンでもすすりながら選挙がおわるまで都会のどこかの穴倉にでもこもっていたらどうですか。
●有田芳生・・・民進党と希望の党が合流する構想が強まっているという。「いう」と書くのは、いわゆる「ボス交」(ボスの交渉)でことが進んでいるから、全く知ることができないからだ。リベラル派を選別、置き去りにしての合流だとの解説もある。安保法、共謀罪などに賛成した議員との合体は「悪魔」との握手だ。
●江川紹子さんがツイスト・・・デーブ・スペクター・・・【速報】民進党は88議員席を楽天市場で販売する見込み.
●世に倦む日日・・・しばき隊の小僧が共産党がキャスティングボートを握るチャンスだなどとほざいている。おいおい「野党共闘」はどうなったんだよ。「野党共闘」で安倍政権を倒して「国民連合政府」を作るんじゃなかったのか。市民連合は共産党にキャスティングボートを握らせるための運動体だったのか。
●福島みずほ・・・(団塊)市民で民主主義をつくろう!
●世に倦む日日・・・選挙というより政変だ。野党再編の政変がめまぐるしい勢いでついていけない。しかも裏の裏で醜く進行している。その動機は議員個々の生き残りと政治家の野望。国民は置き去り。政策は無関係。本当に目も当てられない地獄図だ。山口二郎が旗を振った「政治改革」の帰結がこれか。小選挙区制導入の25年後がこれ。これが民主主義か。
●小沢二郎・・・だっからあのね。民主主義とは右派も左派も関係ございませんよ。離婚しようと不倫しようと知ったことではござりません。ようするに数ですよ数。バカでもチョンでもなんでもええんだ必要最小限の頭数さえそろえておけば。それとカネね。多少のカネがなくては勝負にはなりません。それが民主主義というものだす。へぇへっへっへへぇ~
●世に産む日々・・・あ~ん、だっからあのね。一般民主主義論の話をしている暇はないのであって小池百合子が国政選挙に出馬するとなると、こりゃもうモメンタムは全然違う。投票率も議席数も彼女だけのもとに2倍になるのであって小池百合子の「希望の党」の議席予想は55から110へと増長しさらに民進党の地方組織を乗っ取って壊滅させ、その資金と運動員を使えるとなると、いっそ3倍になるやもしれないのであって新党「希望の党」の議席予想は結局わたすの読みによれば170程と修正せざるをえなくなったところなり。こうとなったらわたすはわたすは、共産党だの「野党共闘」だの旧態サヨクの屁たれた連中とは、もっ理論的にも日常的にも、金輪際絶交するに及ぶほかもあるまいと方針をたてたのだが、みなさまはいかがにおぼされまするところなり。あせ あせ
●東京新聞・・・2017年9月29日
●朝日新聞デジタル・・・選挙戦へ始動 ・・・東京3区から立候補予定の松原仁氏の陣営はポスターの「民進党」の文字の上に「希望の党」のシールを貼っていた。
2017年9月29日
●団塊協・武蔵小杉町内会支部会計係(今井政幸)・・・小池さんが立ち上げた希望の党も単独で勝負にでるならきたる総選挙でも、そこそこ票を取れただろうけど民進党の合流を許してしまい都知事選の時のような熱気はすぼんでしまった。衆院解散の夜は、おゆりさん旋風がふきあれたとおもったのだが朝を迎えてみれば路上には誰のものやら緑のスカーフが雨にうたれ泥にまみれていた。
●団塊協下町支部長(古腹幸夫)・・・夕刊フジの議席予測が出ていた。それによると自民230、公明33、希望148、共産27、維新14、社民2、無所属11。自民は単独過半数の233を割るが、自公で過半数を達成して政権維持、とありましたが安倍氏自身は自公で過半数の233議席をとれればそれでよしとし獲れなければ辞任すると背水の陣をしきました。こうした安倍氏の謙虚な姿勢は好感がもたれ自公票は意外に伸びるのではないでしょうか。逆に小池新党の「希望」が148議席とはいくらなんでも褒めすぎです。民進党の現議員87名の全員が「希望の党」に公認されたとしても、一人づつ引っ張り出され保守の女王の前で鞭打たれ思想転向してしまったのです。いまや棺桶に片足をつっこんでいる始末。すっかり意気消沈してしまった彼らが、どの面さげて選挙にでてくるのかが見ものですが、しょぼくれた彼らのうち何人が当選可能でしょうか。はなはだ疑問ですね。わたしは現議席の半数は失うと見ています。40議席がせいぜいでしょう。それにプラス、急造の小池チルドレンから20ほど。一年前の都議選時にすでの55名が都議として当選し、都民ファーストの中の有能な若手人材は、すでに出払ってしまっている。いくら話題の小池さんでも人材が湯水のようにわいてくるはずはありません。これらをあわせて新党「希望」はうまくいっても70~80議席と読んでいます。民進が衆議院で消滅した今野党第一党として踊りでることは間違いありませんが政権交代などは夢のまた夢で安倍政権は安泰でしょうね。
●団塊協武蔵小杉支部・・・まだ公示もまえの話ですが。なんだか例の小池ゆり子さんの政治生命は、一夜にして終わってしまったような感じがしてなりません。もちろん彼女が代表として興した新党「希望の党」も民進党の亡骸を利用して、そこそこの議席を得るでしょうが、一夜にして逆転し次の一夜にしてまたまた逆転してしまった。一両日中のうちにもめまぐるしい政治的な劇的化学反応が起こってしまったようなのです。わたすも一昨夜までは心底から小池ゆり子ファンだったのですが、今日になってみれば失望と幻滅の果てにまで気分が堕ちていきました。彼女がやっていることは、あまりにも人をバカにした「やっつけ仕事」ではありませんか。彼女の面前に向かって、このやり手ババアと罵倒してやりたい気持ちです。
●世に倦む日日・・・枝野新党。新党の設立や選挙のために必要な経費は、民進党の政党助成金から引き当てればいい。みなし分党の名目で。政党助成金は代表(前原誠司)の私有物ではない。これを勝手に希望の党の財産にする方が不当だ。裁判になれば勝てるだろう。党の財産保全の仮処分申請という手もある。
●団塊協・・・今回の民進党をめぐる騒動は、相当ながびきそうですね。裏にカネの問題があった。民進党現職議員が、希望の党から立候補するとは、民進党の金庫から一人頭なんぼ(おそらく一千万円ほど)と、これを持参金として小池ゆり子の金庫におさめるという話だ。だから彼らは民進党から離党しない。解党も離党せずに籍だけは民進に残しておき、名義だけを小池ゆり子に売り渡すという次第だ。このカネ(政党助成金)にまつわるやりくりは、こうこうこうするのだと、前原、小池両名に知恵をつけたのがほかならぬ小沢一郎である。小沢の考えそうなことだ。カネと頭数。これだけだから。このジジイの頭の中は。枝野氏は、どうか最後まで徹底的に戦って欲しい。こうして小池新党はまた票を減らす。そこで議席獲得数だが、昨日は50と読んだが、今日に至っては40とみるのが妥当な線だろう。
●世に倦む日日・・・衆院選には600億円の費用がかかる。税金だぞ。このままじゃ選挙にならない。安倍自民と小池希望の二択じゃ選びようがないし、政策論争にならない。くだらない政局騒動の茶番劇に付き合わされて、税金払って投票させられるのと同じだ。枝野幸男はさっさと出て来い。テレビに出て国民の声を代弁しろ。
●団塊協・・・ヨニウム君におかれては若い頃からの持病があって、選挙公示日前後にはまちがいなくヒステリ症状をおこすと予想していたのだが、今回は、小池ゆり子おばさんの大判振る舞いに乗せられてずいぶんと早くからヒステリになってしもうたらしい。代々木病院の神経内科か精神科できちんと自分の脳が右か左かのどっちに傾いているのかを判定してもらったらどうであろう。今回はかなりの重症だ。かりに右だとすると入院騒ぎですよ。なにしろ代々木だ。しばき隊の本部も近い。
●世に倦む日日・・・(新党の)代表は枝野幸男、幹事長は長妻昭、この二枚看板じゃないといけない。岡田克也を代表代行、辻元清美を政調会長か。阿部知子だの、有田芳生だの、ちょろちょろした小物はだめだ。軽量級すぎる。訴求力と説得力がない。とにかく、枝野幸男は早く会見してテレビに出ること。3日を過ぎたら時間切れ。
●団塊協・・・なんだかあわただしいことですね。いつものことでヨニウム君の政局論は全編これハッタリだが、ま、小異を捨てて大同につく論理からすれば、いいんじゃないですか、まずは、そんなところで。もちろん有田芳生なんてのが新党の幹部にはいったりしたら、またぞろめちゃくちゃになる。なにしろ彼は共産党くずれの小沢ボーイズだからね。ですから、このたびの民進党解党劇から、よくよく読み取るべきは、政局のフィクサー小沢一郎に引導を誰がわたすのかという話ですよ。彼の政治生命を誰が絶つのかという話ですよ。誰が、多少でも小沢一郎を批判できるのかという話ですよ。わたしはそこを見ているのだがね。やはり文春砲に期待するしかないのかね(笑)
●世に倦む日日・・・今日も半日過ぎた。立憲民主党は何をやってるんだよ。何も動きが出て来ない。またぞろ報ステの後藤謙次が希望の党の宣伝をやっちまう。参院の左派議員は何をやってるんだよ。寝てるのか。今週も後半に入ったぞ。明日中に200人擁立を発表しろ。民進党の地方組織(自治労系)はもっと突き上げろよ。
●団塊協・・・ヨニウム君の気持ちはわかるが今日(10月4日)の読売新聞によれば、資金的には一応平等に配布されているようだぜ。すなわち希望転出組へは一人頭2000万。長妻氏をはじめ枝野新党から出馬するものには1500万。元首相野田氏をはじめ無所属で出馬する輩どもにも同じく1500万円が配られることが確約されているとのことである。有田芳生氏をはじめ参議院民進党の諸君をはじめ一斉にトーンダウンしているのは、こうした資金面での、一応の公平さがあったからに他ならない。前原批判は当たらなくなったのだよ。沈没しかかっている前原船長が言うに、離れ離れになろうともミンシン兄弟はこれからも、反自民安倍やめろのスローガンのもと、兄弟はみな仲良くやりなさいという最後の遺言による民法にのっとった平等なる相続を受給した。こうして希望は絶望へと様変わりし立身出世を夢見たものも悪い食い物にあたったように今日ともなればみな寝込んでしまったのだよ。昨日までの絵に描いたような勧善懲悪すなわち小池・前原悪玉説と枝野・長妻善玉説はそうとばかりも言えなくなったというわけさ。 それにしても小沢のジジイには腹が立つ。
2017.10.04 読売新聞
それにヨニウム君が心痛するように、有田芳生氏をはじめ参議院民進党の諸君は、これからの出処進退のもんだいをどうするかということがある。総選挙がおわるまではとりあえず本領安堵されてはいるものの右か左かに分断されざるをえないのは時間の問題だ。さもなければ、国会でわらいものになってしまう。
たとえば有田氏が国会質問に立ったとする。そして開口一番「民進党の有田です」と言ったとたんに場内大爆笑で野次がとぶ。「うそこけ、君は共産党のヨシフ・スターリンだぁ~」などと。さっするに前原氏が党首の椅子に座っているのは上記の役目が残されているからである。すなわち参議院民進党の解体及び地方議員と地方組織の解散だ。考えてみれば民進党の完全な消滅はそう遠くない話なのである。総選挙が終わり次第、最終的なそれこそ前原代表によるつらいつらい解体作業がはじまると見ているのだがさてはていかがなものであろうか。
それにヨニウム君は今度の総選挙の争点は憲法改正だというが。それは違うね。どこのだれがきちんとした改正文案を提起しているのかね。国会には議論するに足る何かそれらしい文言が届いているとは耳にしていない。ようするに、そんなものは国中探しもどこにもない。残念ながらこんな調子ではあと十数年は憲法改正については進捗なしのままであろう。現首相安倍氏も断念しているようだよ。こたびの総選挙でも、3分の2どころか自公でせいぜい過半数の233議席以上取れれば、それでよいと実に謙虚だ。何度も申したが、こたびの選挙のおもしろみは、なんといっても希望と立憲のパイの理論の中の骨肉の争いだ。パイの大きさは、従来から決まっている。旧民進党が持っていた議席数87プラスアルファだ。これを右巻き左巻きに、急遽分かれた新党同士があいまみれて奪い合う。まっ前回選挙では自民党が大勝ちしすぎたから自民議席から20、30は87に加えてちょうど100議席ほどが用意されていると見るべきだ。パイが持っている大きさとは、右巻き左巻きらの決闘場として用意された競技場の広さのことであり、もろもろの選挙ルールのことに他ならない。諸君、わたしが言うのは、パイのうまさまずさのことではない。パイの大きさは、まったくもって変っていないだろうという予定調和の中にある占領平和たるカルト論理の余りのくだらなさだ。70年がたった、いい加減にしたらどうかね。
●世に倦む日日・・・しばき隊が幽霊アカウントを作って騒いでも、立憲民主党の支持には繋がらず、逆効果にしかならない。右翼にネガキャンの材料を与え、足を引っ張るだけだ。くだらんことはやめろ。選挙戦の主戦場はテレビだ。ネットではない。テレビ報道のシェアが得票率に直結する。テレビで主役にならないといけない。
●団塊協・・・選挙戦の主戦場はテレビだとな。もちろん見てくれの上では、そうした一面がないとはいえないだろ。だがそりゃ本待つ店頭だろ。それになんだい枝野新党はしばき隊が応援してるってか。悪党に応援されているぐらいならそりゃ悪党に間違いない。立憲民主を応援するのはやめようぜ諸君。どうやら小沢一派とか代々木の一派に同じ穴のムジナのようだ。国難さってまた国難だねこれじゃ。
●世に倦む日日・・・有権者が憲法9条を争点にする気がなくても、保守政党とマスコミがそれを選挙の争点にする。9条改憲勢力が大勝すれば、マスコミは「国民は改憲賛成の民意を示した」と報道する。そう総括する。だから、選挙で9条改憲に反対しないといけない。今回は改憲の是非が問われている選挙。国民投票の前哨戦。
●団塊協・・・そうですか。そうなればいいですね。ただしヨニウム君の次の言は民主的とはいえませんよ。「9条改憲に反対しないといけない」と叫ぶことは憲法96条すなわち改憲条項に違反しているのです。いまや9条を変えてはならないとする恫喝的神学論争は共産党、社民党のふたつの政治団体だけですよ。先日新党を発足させた枝野氏にしても、現憲法の中で自衛隊を専守防衛の必要に応じてどしどし増強せよなどと言っている。つまり現行9条のままで、かなりのところ対応できると考えているということだ。現在今、9条を変える必要なないというだけで絶対反対だとは言っていないと明言していましたね。だが共産社民の二党の主張は、これは最初から憲法論争の封殺です。国防、安全保障、軍事の問題は、口にしてはならないとすら毛嫌いしている。条項の文言を変えたくなければ、そう主張すればよいだけのこと。現行条文もまた一つの案として国民投票にかけてみましょうという話ですよ。どうして、そこまで国民を信用しないのかね。ヨニウム君は。
●今井政幸・・・今日もしっかと75000円ちょぼの入金があったよ~んっと。2000万円の投資信託は時価2100万円になった。順調、順調。だから、北との戦争はやらないで欲しいがこればっかりわね。経済制裁で締めあげられた北はどこかで爆発する。北との核戦争になったら株は大暴落だ。今のうちに儲けておかねば納豆。がっはっはははははっ。わたすが嘱託とすて退職後も、まかなったもろうている倉庫会社のので働いている美人の派遣さんのお母さんがこれまで病気ひとつしなかったが胸にしこりがあるので診てもらったら乳癌だったのだった。手術で患部を摘出したが、これからずっと放射線治療だ。会社ののお母さんは70を超えているから、1割負担でカネはかからないが、代わりに払うのは国民だ。
●団塊協・・・医療費削減とは、上記のような現実を反対側に、すなわち受益者負担へと舵をきれるか、という昔からある保守側の議論のことです。一般には政治的退行であると国民からは見られるでしょう。教育の問題もそうですね。幼児教育無償化とか高等教育無償化と消費増税の使い道として自民党などが主張していますが、それを実現させるためには、膨大な国家からの教育費としての支出を見込んでおかねばなりません。財源としての消費増税があると言うのですが。本当に「教育」上、それでよいのかどうかは、わたしにはわかりません。社会保障や年金の問題もそうですね。もはや「死に体」になっている患者に、えんえんと延命治療を施すというようなことは、さけておきたいものですよね。それも税金を使ってです。こうしたことが問題なのです。
●世に倦む日日・・・(総選挙が10日に公示された次の日)読売に情勢調査が出た。グラフを見ると、自民280、公明30、希望60、立民45、共産15という感じか。朝日の調査より立民が多め。共産が苦戦している。比例票を立民に奪われている影響だ。希望はここから減る可能性がある。
●団塊協・・・その読売の議席予想に、すこし修正させていただく。自公は、そんなものだろう。つまり大勝利を得る。小池新党の「希望の党」と枝野新党の「立憲民主党」の上の数字は逆転するだろう。ぜひとも、逆転してほしいと思う。議席数はどうあれ、小池新党は立憲の下に来てほしい。それがわたしの希望だ。共産15というのはいただけない。現有議席だけは守るだろう。23日の「アカハタ」を読んでごらん。戦後70年、多少議席をへらそうが、なにが起ころうと、いつものことでわれらの大勝利だと法螺を吹くのが彼らの常なるプロパガンダだ。反省だけは死んでもしないというのが、ロシア革命以来民意なんぞは一顧だにしないまま、てめぇたちだけでマスターベーションにふけっているのが共産主義者たるものの革命的精神であり、ようするに言葉とはかれらにとっては教団つくりの源泉であり、すなわち宗教に他ならないのだからね。
ところでなぜ安倍政権は国民から支持されているのかとヨニウム君に問うてみるのだが、おそらく左巻きに徹するヨニウム君にも、こればっかりは分からないのではないだろうか。
それは簡単なことさ。北朝鮮をめぐる実に軍事的な様相を帯びてせまっている現状に正面から対峙しているのが、安倍首相しかいないからさ。選挙演説においても野党の諸君は、北朝鮮問題については、一言も話していないだろう。訴えることはなにもない。北のミサイルに対処しなければならないと訴えているのは自民党だけではないか。
トーホグや北海道のみなさんの気持ちは誰が汲み取っているのだね。日々、いつ発射されるのかと北からのミサイルにおびえていなければならないのは誰なのか。小学校では避難訓練まで挙行されていると聞く。漁民は船をだすのも戦々恐々たる思いだ。どこの野党がこの問題について応えてるのか。この焦眉の問題について一言もないとはどういうことだ。そんな役立たずの野党ならさっさとくたばってしまえ・・・という民意の正確な反映ではないのかい。ヨニウム君よ。
●有田芳生・・・拉致問題を政治利用する安倍首相。いまやるべきことは、ストックホルム合意に基づき、北朝鮮から報告書を受け取り、警視庁の専門家を中心に厳しい検証に入ることです。拉致問題解決は日本政府独自の課題。現実から逃げてはなりません。
●団塊協・・・だっからだっからあのねのね。有田氏よ。北が報告書なんぞ出すのかい。話し合いに応じるのかい。厳しい検証に入れというが東京でなんぼ関係者が角つきあわせ会合を重ねても一歩たりともラチがあかないのは分かりきった話じゃないか。平壌に君が言うところの検証団を派遣させてはじめて「厳しい検証」も可能となるのだ。さて北に入国できるのかね。厳しい検証団が。入ったとしても「検証」を許してくれるのかね。金正恩は。いっさいが遮断されているというのが現状ではないのか。こうして事は軍事的になってきたというわけさ。
北に拉致された日本人は一説によれば100人近くいると聞く。本来ならば、軍の特殊部隊を平壌をはじめ北朝鮮内に潜入・展開させ彼ら彼女らを救出するために行動を起こさなければならないところだ。足かせになっているのが憲法九条なのである。九条によって交戦権を奪われている自衛隊はなにもできない。せいぜい後方支援だ。だから米軍にお願いしようという話だ。
もとより日本国の主権と国民の生存権すらが北朝鮮によって踏みにじられおかされ続けてきた背景に憲法九条があったといっても過言ではない。なにをやられても日本という国は「戦うことをやめた」と宣言している国なのだ。なにもできない無力な国なのである。こうして足元を見られさんざんにみくびられあなどられてきた結果ではないのか。九条という悪法こそが日本人の精神を自縛し手足をしばってきた結果の拉致問題ではないのか。「九条を守れ」とか九条がある御蔭様で戦後の日本は平和だったのです、などという二枚舌を拉致被害者およびその家族の前で言えるのか。こうしたスローガンにどれほど大量の偽善が含まれているかを君は感じることができないのかね。あ~ん。君はどこの国の人間なのかね。どこの国の国会議員をやっているのだ。あ~ん。いつまでも寝ぼけた話をしているのではない。この期に及んで北を擁護するアホがどこにいる。
●世に倦む日日・・・希望の塾(小池百合子政経塾)が、10月29日だった本年度開講日を11月12日に延期している。おそらく、再延期か中止になるかして、そのまま塾は解散の流れだろう。講義に出ても意味がない。規約によると、納めた入塾金は退塾しても返還されない。選挙後、都民Fや希望の塾がらみで、かなり暴露と告発が出て来そうだ。組織運営と資金の問題が槍玉に挙がり、小池百合子が週刊誌に叩かれるだろう。水に落ちた犬。今年の流行語大賞は「排除の論理」だろうが、本人が受賞式に出られるかどうか。ただの人になった若狭勝が代理でへらへら出席したりして。
2017.10.09 品川区
旗の台駅に降り立ったら、ものすごい混雑だったのでフリー乗車券をいただきながらも池上線の電車にのるのはあきらめて駅頭から歩き出した。旗の台駅から荏原駅(池上線)、荏原中延駅(大井町線)、戸越公園駅(大井町線)、戸越銀座駅(池上線)、さいごは武蔵小山駅(目蒲線)という具合に散歩に終始したわたすの池上線90周年記念の秋の一日。
今年度のノーベル文学賞は日系イギリス人のカズオ・イシグロさんが授賞されたとのこと。喜びにたえませんがイシグロさんのことは何も知りませんでした。十年ほどまえでしょうか。イシグロさんの小説を原作とする映画「日の名残り」を観た事を思いだした程度です。ただいくつかの新聞報道で彼のインタビュー記事などを読み、さもありなんと共感したことが二つほどあったので、そのことをお話します。
カズオ・イシグロさんは1954年長崎生まれ。当年62歳になられるとのこと。5歳のときに父親の仕事の関係でイギリスに渡った。そのまま帰国することはなくイギリス国籍を取得した。物心ついたころ自分の故郷である日本を認識する契機となったのはロンドン市中にて小津安二郎や成瀬巳喜男の映画に出会い、自分がまぎれもない日本人であることを自覚したと。も一つ面白いことをおっしゃっていた。ノーベル賞を得た作家のおおくが、授賞以後たいした作品は書けなくなってしまう、だから自分はノーベル賞にはそれほどこだわっていなかったと。
後者のはなしはともかく前者の小津安二郎および成瀬巳喜男の映画作品によって眼が覚めたとのお話は、日本から一歩も出たことなく暮らしてきたわたしにも同じ様な作用があったことをいまさらながらにしのばれてくるのです。わたしはカズオ・イシグロ氏に六歳先行して生きてきたわけですが、意外にも同じような空気をすって今に至ると改めて感じたところです。