昔の記事で申し訳ないが・・・
2014.03.05 産経新聞
ウクライナの首都キエフを一望する(写真借用御免)
地図(ウキペッペより)
国旗
人口・・・・4500万人
首都キエフ・・・・250万(姉妹都市 京都、シカゴその他)
国歌・・・ウクライナは滅びず
http://www.youtube.com/watch?v=IS2dhMIlpm8
昔の記事で申し訳ないが・・・
2014.03.05 産経新聞
ウクライナの首都キエフを一望する(写真借用御免)
地図(ウキペッペより)
国旗
人口・・・・4500万人
首都キエフ・・・・250万(姉妹都市 京都、シカゴその他)
国歌・・・ウクライナは滅びず
http://www.youtube.com/watch?v=IS2dhMIlpm8
来週の11日よりリトアニアにてNATOの首脳会議が開催される。うまくいけば、その場にてウクライナのNATO加盟が承認されるのではないだろうか。されば、NATO加盟各国が公然と、また全面的に強盗乱立の豚小屋国家ロシアを敗北させるために参戦できることになる。ただしNATO軍としてもロシア領内に攻め入ることはないだろう。それをなせば、全面戦争となる。ロシア自身の愁嘆場のやりくり次第だが、できれば、これは避けておきたい。だが、最後の最後まで強情を張って負けを認めないなら、それはどうなるかはわからない。例えば、プーチンが破れかぶれになって核を使うとか・・・こうとなったら、もはや、この強盗国家をして徹底的にぶっ潰して壊滅させる以外に算段はあるまい。
何度も言うのだが、この度のウク露戦争を停戦させる条件は、ただ一つ、一匹残らず露兵をウクライナ国土からたたき出す。これだけである。もちろん強盗集団の親分格たるプーチンがウクライナから露兵を引き上げさえすれば明日にでも、とりあえずは、この戦争は終わるのではあるが、はてさて・・・難儀だ、難儀だ。
さても今朝の産経新聞で在日ウクライナ全権大使セルギー・コルスンスキー氏の談話が載っていた。以下・・・プーチン政権はユニークな独裁体制を敷いてきた。国はオルガルヒ(新興寡占資本家)のマフィアで仕切られ、500人が99,8%の住民と同等の資産を持つ。プーチンやギャングは殺害やレイプに手を染め、人々を戦争の死地に赴かせている・・・どんな独裁者でもギリシャ神話にある「粘土の足を持っ巨人」だ。一度揺らげば崩壊が始まる・・・等々
数日前の産経新聞で上の表題の記事を見た。副題として「副首相 復興に日本の技術」とあって、現ウクライナの副首相が談話の中で新幹線を渇望しているとのこと。これまでも何度か耳にしたが、ゼレンスキー大統領をはじめウクライナの政府要人たちが、ウク露戦争後の復興のために、どうしても日本の技術が必要だと日本に期待を寄せてくれていることが日本人の私には誇りに思える。
もちろん新幹線の計画と工事の着手となれば最低限、国土が平定されている必要があり当面は、対ロシアの祖国防衛戦争を、なんとしても勝ち切らねばならず、塹壕の中でドブネズミと化した露兵を一匹残らずウクライナ国土から、たたき出す必要がある。もちろんこれは世界の大義からしてみても、そうせねばならないのであり、遅くても、あと一年もあれば達成できるだろう。
こうした間にも、ロシアが国家としての経営に収拾がつかなくなって粉みじんになろうと壊滅しようと解体しようと分断されようと、それはロシア自身の責任なのだから一向にかまわぬのだが。見るところ、腐れきっているようで、いっそ更地にして、つぶしてしまってから、ゼロから国を作り直すのが、よいかもしれぬ。
さて、夢のある話しといえば、ウクライナの復興だ。ウクライナの大地に日本の鉄道技術によって縦横無尽に新幹線を走らせる。すでに台湾新幹線実現の実績がある。路線としては、首都キーウが起点となるのだろうが南北だけでは物足りない。ハリコフからポーランドまで抜ける東西線も計画のうちに入れて欲しい。それにオデッサ、クリミア、ドンバス地域を結ぶ湾岸線も必要だ。
ただし、もちろん、そうは問屋が卸さないということも痛感せざるを得ない。さきほど、キーウ市在のボグダンさんの動画を見た。彼は日本語達者な生来のウクライナの人である。何年か前に在日していたことがあったという。そのボグダンさんが言うに仮に軍事的にウクライナがロシアに勝ったとしても、その後の難題が山積しているという。以下、八つほどの項目を上げておられた。
① 終戦は可能か
② ウクライナのNATO加盟は可能か
③ ロシアとの国境問題
④ ロシア国内の混乱
⑤ ロシアの核管理
⑥ 親「ロ」を自称する人たちの住民問題
⑦ 戦後賠償問題
⑧ ウクライナ軍の管理
どれひとつとっても頭の痛くなる話だ。特に最後の⑧の問題などに気が付いているのはウクライナの人だからこそである。現在、ウクライナ軍は100万人相当を擁し、また西側諸国の武器供与によって最新武器が、それこそ国土中に山積されている。現在は、国民の総力を挙げて侵略軍ロシアと戦っているとはしても、結果、世界有数の軍事国家となってしまった現実がある。いずれロシアに勝利するのは間違いないとしても、膨大に膨れ上がってしまった軍と武器の落ち着き先を、どうするか。考えれば考えるほど、難儀な話ではないか。これら戦後処理の問題についても、全面的な世界の協力が必要とされている。
そして、70数年前に、焼け野が原から立ち上がった、わが日本のように、ウクライナもきっと復興を遂げてくれると信じている。二十年後でもいい、ウクライナ新幹線を必ず実現させてほしい。日本の兄弟、ウクライナに栄光あれ!
昨日今日の報道ではウクライナ軍が反転攻勢に出て大成功を収めたらしい。今や、何の大義もなくウクライナに侵略してきた金で雇われた露兵のブタどもは軍服を脱ぎ軍装を解きほうほうのていで敗走していると聞く。それに下のような報道も加算されて見るにロシアという大国主義の幻想に引きずられてきて、ここまでやってきたのはよいが面積だけは大きく面を構えてはいるのだが、実のところ民主主義も成り立ちゆかずの脆弱国家は、いよいよ最終的に解体の憂き目を見る日が近づいてきたようだ。
●(2022・09・11) プーチン大統領、モスクワ市議会より退任要求が出されました。その他全ロシア各地の地方議会でも同様の動きあり。
以下は半年前の当ブログの記事で別に自慢するわけではないが、わたしのウクライナ情勢についての意見は、何一つ変わっていない。ウクライナからロシア軍および露兵を一匹残らずたたき出す。それが、この度のウクライナ戦争における停戦、または休戦にいたるウクライナ側の最低限の条件であろう。さらに申せば、戦争のない世界平和のためには、核兵器がどうのこうのと云う前に、まずはロシアのような専制的軍事国家は解体させるしかないと思っている。チャイナ、北朝鮮も同様である。
●古腹・・・2月28日
キエフの陥落も時間の問題かや。するとウクライナの大統領は射殺されてしまうよね。
それは逆ですね。ウクライナはほぼすべての国民が闘っているのです。彼らは、決して降伏しませんよ。まかり間違って、かりに大統領がやられても首都キエフが占領されてもウクライナ国民は白旗をあげません。現時点でロシア軍とプーチンは、ほぼ完敗していることは明白です。
これほどまでに、最初から黒白がはっきりしている戦争は、まぁ滅多にみられません。ロシアには開戦、侵攻にいたる大義が何一つないのですから。ロシア兵も可哀そうなものですよ。プーチンは頭がおかしくなったという噂がモスクワ中に流れているとかいないとか。
●古腹・・・2月28日
いやいやいや。 戦争は21世紀になろうとも勝った方のいいなりだ。
まだまだロシアはウクライナへの侵略をやめない。
これからまだどのくらいのウクライナ人が殺されるか分からない。
精神論では勝てない。
現代において国家間での戦争に勝つとか負けるとかは、どういう核心的意味があるのかを、もう一度再考する必要がありますね。消耗率という数字があることをご存じですか。つまり戦場に投入された兵隊の戦死率です。一般に勝った方が兵隊の戦死者数は少ない。負けた方は、それこそ全滅している場合もある。だが、勝敗の結果は以外に逆転している場合が、これまでも多々あったのです。日露戦争がそうだったらしいですよ。ロシア兵より日本兵の戦死者のほうが多かったと聞きます。だが結果は日本が勝利し、日本の津々浦々で提灯行列が挙行されましたね。ベトナム戦争はどうでしか。圧倒的にベトナム人が殺されたのは誰でも知っている歴史的事実です。だが結果はベトナムが戦争に勝ち米国が負けたのです。
こたびのウクライナ戦争では、たしかにあと数日はロシア軍がウクライナ国内に押し込むでしょう。かりにロシア軍がウクライナ全土を掌握したとしましょうか。大統領を斬首したとしましょう。で、次はどうするのですか。おそらくプーチンの息のかかった傀儡政権をおったてるのでしょうが。こんなものがウクライナ国民に一日たりとも支持されるはずはありませんよ。それともウクライナ人を皆殺しにしましょうか。古代ではあるまいに、そんなことができるはずがありません。その前にロシア軍がモスクワに反旗を翻すのではないでしょうかね。ウクライナに侵攻したロシア兵は、現在、士気の低下がはなはだしいと耳にしましたよ。彼らも鬼ではありませんよ。同じロシア語を話すウクライナの住民に銃を向けられますか。以上は昨日拝聴した参議員の青山繁晴氏が配信している動画での解説をかいつまんで記したところですが青山氏は、ほんとうによく勉強なさっている。説得力があります。彼が云うに、ロシア革命のときも反乱軍によってツァーリ(皇帝)が銃殺され、旧体制が崩壊した。似たようなことが今現在、ロシアに起こりつつあると言っていましたね。わたしも、ついついロシア「革命」などと呼んでしまうのですが、1917年のロシアにおける大政変は、あれは「革命」とは言っても、その実態は軍事クーデターそのものだったのですからね。
それに戦場で何をやろうとしてもすべてこれ、その日のうちに全世界に動画で配信されているのですから。昔とは違う点が、ここにあるのです。よってロシアがどれほどの大軍を擁しても、ウクライナを支配することは不可能なのです。ですから、プーチンは頭がおかしくなったとささやかれているのでしょう。青山氏も心配されていたが、ヤケになって核兵器なんぞを持ち出してこないことを祈るばかりです。いずれにしてもロシアは国家存亡の危機と申しても過言ではないほどの大ピンチに立ち至っていることだけは確かなようですね。少なくともプーチンと彼の政権は残り半年たりとも持たないでしょう。これだけは確かですよ。いっそロシア軍がクーデターを起こしてプーチンが斬首され三日後には倒壊するかもしれませんよ。ウクライナより、よほどロシアのほうが国家中枢の内部に大きな政治的空洞と爆弾をかかえてしまったのです。まっ独裁者の最後とはドイツもこいつもこんなものでしたね。兵と人民を見くびってはなりませんよ。
さて、下のような心を強くするニュースも見ました。がんばれ負けるなウクライナ。
●yahooニュースより・・・3/1(火) 15:46配信・・FNNプライムオンライン・・・ロシアのウクライナ侵攻をめぐり、駐日ウクライナ大使館は、日本での寄付金が6万件を超え、約20億円にのぼることを明らかにした。
●yahooニュースより・・・3/1(火) 19:13配信・・毎日新聞・・・ウクライナ「義勇兵」に日本人70人が志願 50人が元自衛官・・・・・・ウクライナ政府がロシアと戦う外国人「義勇兵」を募集しており、1日現在、約70人の日本人が志願している。在日ウクライナ大使館関係者が明らかにした。全員が男性で、元自衛官が多く「ウクライナの若い人が亡くなるぐらいなら自分が戦う」などと理由を語っているという。
それにしても平和ボケしている日本人の中には下のようなとんでもないおバカちゃんもいるのですから困ったもんです。この手の輩の存在こそ、われわれ日本人としては現在進行形の大問題なのです。キエフ市中で山口某のような、こんなことを言ったら袋叩きの目に会うでしょう。山口某は、プーチンと同じことを言っているのですから。ウクライナ人は黙って武装解除せよ、そしてロシアに降伏し服従せよと。山口某よ、あなたも少しは恥というものを知りなさい。
●山口二郎・・・3月2日
今朝のNHKBSの国際ニュースで、ウクライナの元ボクシング選手の兄弟が祖国防衛に駆け付けるというニュースに、キャスターが「かっこいいですね」とコメントしたのを聞いて、それだけは言うなと思った。外にいる我々が今なすべきことは、嘆き悲しむことと、侵略者に戦いをやめろと叫ぶことだけ。
●古腹・・・3月15日
つぼみもふくらんでもうすぐ開花。東京地方は今週末の予想。お花見の頃までには停戦して戦火がやんで欲しい。平和がいちばん。
こたびのウクライナ戦争の決着について 俺は「平和がいちばん」だとは思わんぞ 現時点でもロシアが戦争に負けていることは明白だ 最後はプーチンの首を捕る ロシアの政権を潰す もちろんそれはロシア国民の主権の範囲だが 早い話ロシア国民自身がプーチンを政権から引きずりおろし失脚させる そして多少なりともロシアを民主化する
いずれにせよ ウクライナ国民と軍はプーチン体制を敗北させないかぎり 明日のウクライナに政治的希望は見えない この戦争でプーチンを徹底的に敗北させなければウクライナに真の独立国家としての栄光は輝かないのだ
最後まで戦ってほしい せめてクリミア半島および南部から一兵残らずロシア兵をウクライナから追い出す それまでは妥協してはなるまい この際 確固たるウクライナ国の国境線を定めてほしい それが停戦または終戦の最低限の決着だろう
それに ここまでウクライナの国土を蹂躙しウクライナ国民の生活と生命を奪ったのだ プーチンとロシア政府には目の玉が飛び出るほどの莫大な賠償金を支払わせなければ収まるまい もちろんドル建てでだ なにしろルーブルは間もなく紙くず同然になると聞く
言っておくが この戦争はウクライナにとっては 真の意味での国家存立の独立戦争なのである 仮にもプーチンに屈服するようなことがあればどうなるか それは言うまでもなく すでに自明のはずだ
安易で出まかせの生半可な口先だけの和平や平和を求めては禍根を残すことになる 戦って戦って自分たちの手で確たる勝利をもぎとれ プーチンとロシアには手痛い敗北を食わせ 二度とウクライナに介入しないことを認めさせねばなるまい されば栄光はウクライナに輝く
●古腹・・・3月19日
明治維新以来、自国の防衛のために軍備拡張を続け、幾度も戦争をやり、遂に310万人の犠牲を出して焦土と化した結果、非武装中立を国是とする戦後日本に生まれ変わったわけです。過去を反省し、憲法9条の原則の下で平和国家の建設を進めてきたのです。
だから それは終戦当時 アメリカの占領下のもとでアメリカが作ったが日本の姿だろう 以後七十年あまり最初の最初から今日までアメリカの言いなりになっているのは誰なのだね
戦勝国アメリカから与えられた憲法を御本尊として飾っている共産党とか君たちだけだぜ そうは思わんか 古腹君よ 「非武装中立を国是とする」国家なんぞは どっからどう考えても植民地か奴隷国家のことであり独立した国家が それでは一日たりとも命が持つまい 日本国をして それでええのかね あ~ん 国土が侵略されたら兵がいるなら兵を先頭にして国民が銃を手に戦う以外に どこに正当性があるのかね 敵のミサイルが飛んでくる時にだよ 君が信じるところの ご本尊様は君の命を助けてくれるのかね または君が信じる第九条の条文を念仏かわりに唱えていれば 決して敵のミサイルは飛んでこないという確証でもあるのかね ひとたび戦争ともなれば 敵は こっちの御本尊様やら念仏の種類なんぞは一向に気にすることはないと思うぞ
おそらく古腹君は次のように反論してくるだろう だから戦争にならないために事前に とことこん 話し合って仲良くしておかねばならないのだと だが そうは問屋がおろすまい 世界には 現在でもプーちゃんとか金ちゃんとか習ちゃんとかが幅をきかせている国があるのだ 彼らは 話し合って納得してくれるタイプでは全然ないと思うぞ そしてこの三人それぞれが 日本を取り巻いている核兵器保有国の独裁者であることも留意が必要だ 憲法九条があるから大丈夫だなどと 国民をだまし続けるのは いい加減にしたまえ
●古腹・・・3月21日
私がマリウポリの市長だったら、降伏宣言を発表しますよ。白旗を揚げる。30万人の命を救うために。住民の命の方が大事だ。たとえロシアに占領され、併合されることになっても、人の命の方を選択する。国家の存続よりも人の命が重い。命があれば何とかなる。それが平和主義の思想というもの。
話しを早くするために、云うのだが。古腹君の主張は、暴力の前には屈服せざるを得ないだろうと、いままさに市中を包囲されロシア軍に銃口を向けられて怯えているウクライナの市民に対して、国より命が大事だ。命が惜しかったら、さっさと降参して俺たち(プーチン)の要求をのめと、お説教しているようなものですよ。
今般のロシア軍による国境侵犯、戦争犯罪の蛮行を正当化しているに過ぎないと思いまするよ。結局、古腹君の云う「平和主義の思想」とやらも、暴力を前にしては全くの無力だったのです。第一、いざとなったらクソの役にも立たない、そんなものが思想と呼べますか。
●古腹・・・3月21日
この戦争はウクライナが勝つかもしれない。剣が峰のマリウポリで最後まで粘り抜いて、どれほど犠牲を出しても降伏せず戦い続けた方が、市長は後で英雄になるかもしれない。降伏を選んだ市長は、裏切り者で弱虫と永遠に嘲りを受けるかもしれない。だが、私なら降伏を選ぶ。人の命の方が大事だから。
誰しも、敵に銃を突き付けられたら、一応、その時その場では両手を上げて降伏する以外にないでしょう。ですが降伏とは、かならずしもそれは心から敵に屈服したこととは違うと思いますよ。
それに立場ということもある。市長は兵隊ではないのですから。最後まで戦うといっても、意味合いが異なるでしょう。なにより市民の命を守ることが優先されます。市長の誉れはそこにあるのですから。逃がすべき市民は、まずは逃がす。それが優先されます。市長が最後まで銃を持って戦ったからといって別に英雄になれるはずはありません。
それに仮にウクライナの一つの都市が崩壊しても陥落しても、市長が降伏しても、それはウクライナ国が敗北したこととには、全くなりません。また一兵士や、小隊単位が、敵に白旗を上げて投降し、この場合は捕虜となっても、それはウクライナが負けたことには、まったく違う話であることを、ご理解なされませ。
私は信じておりますよ。栄光はウクライナに輝くことを。ウクライナが勝利し、早晩プーチンは首をとられ、ロシア軍は敗走することを。
さきほど、下の報道を読みました。わたしが言いたいことを代弁しているような報道でした。考えるべきは、白旗を上げても降伏しても、必ずしも命が穏便にはすまされない場合が、これまでも多々あった事実を学びなさい、ということです。それが暴力の本質ですよ。すなわち、「平和主義」なんてものは、「勝てば官軍」が敗者に押しつけてくる欺瞞と偽善の象徴(日本国憲法の前文及び第九条などは、その好例)であり、でなければ相当に平和ボケしたおバカちゃんの童話的妄想に過ぎないのです。
yahooニュースより
●「市民も子どもも殺せ」ロシア軍の音声か…ウクライナが“通話傍受”・・・テレ朝・・・3/21(月) 13:11配信
人道危機への懸念も強まるなか、ウクライナ保安庁がロシア軍の通話を傍受したとする驚くべき音声を公開しました。ロシア軍とみられる音声:「『全員殺せ』と言われた。『全員殺せ』市民も子どもも『誰でも殺せ』と。私たちは少数だ、そして包囲されている」激しい攻防が続くハリコフで傍受したというロシア軍の音声。その内容は「市民も子どもも殺せ」という衝撃的なものでした。
まれに良いことがあるとすれば建国と亡国の思想が明確に二分されることである。この度のウクライナ戦争においてもその推移がよく分かる。自主独立の自由と民主主義を謳歌する新しい国家を目指して建国の意思に燃えているのはウクライナであり一方ロシアといえば何一つ希望もなく大義もないまま亡国への道をたどりつつある。旧ソ連時代に作られた大ロシアの幻想にしがみつき、出来過ぎた大きな尻尾をふりまわして威張っている。
そこで断言するのだが、こたびのウクライナ戦争においては間違いなくロシアは負ける。それも、ただの負けではない。決定的な亡国の憂き目にあうだろう。その種の敗北だ。1991年、旧ソ連が解体されたが、その時の残りカス(飛び地)が、隣国のあちこちに残存している。そのカスにすがってロシアは大手をふってのさばってきた。ウクライナ国民の反撃によって早晩、これらが解体する。
そしてロシアは亡国する。以後、国家として成り立つのか、いっそモスクワは無政府主義者とテロリストの牙城となって滅茶苦茶にならない保証はない。戦争が泥沼化すればするだけロシア自身もまた泥沼と化す。そしてそれはすでに始まっている。報道によればすでに400万人ちかくのロシア国民が自国の将来に失望し出国したと聞く。いずれにせよ、どのように立ち直れるのかをロシア国民はいまから考えておくべきだ。
一方、ウクライナは確固たる新しい国家として建国されるに違いない。そのためには何度も云うが、クリミアの奪還は云うにおよばず、露兵を一兵残らず、ウクライナ国土からたたき出す。それが当戦争における世界史的な最終的極意なのである。
ウクライナの首都キエフから近い北の方向にあるブチャにて銃殺された市民の遺体が数百という数で街道沿いに転がされたままで見つかったとの映像報道を見た。ブチャは2月24日以降ウクライナ国の首都キエフ攻略を目指して侵攻してきた何万というロシア軍が一月が経っても結局キエフを攻略できずじまいで、数日前にベラルーシの方向に敗走していった途上にある近郊の町である。
何があったのか、こんなひどいことを本当にロシア軍がやったのか、ロシア軍でなければ誰がやったのか、案外にロシア軍を貶めるためにウクライナ側が捏造した画像報道ではないのか、とうとうとやんややんやの騒ぎである。ただ、一般論として敗軍の殿(しんがり)、すなわち最後に敗走していく一隊の兵らは、こうしたことをよくやるものだと云う織田氏(元航空自衛隊空将)の話を、昨夜ある動画トーク番組(文化人放送局)を視聴して納得した。
2月24日にウクライナとの国境線を越えて侵略してきたロシア軍の作戦上の目論見は、せいぜい一週間もあればキエフを占領できるだろうとの戦略を立てていたらしい。兵隊らは、そう聞かされていた。そしてその分しか兵站(食料、弾薬など)の用意はなかったらしい。
ところがウクライナ軍の激しい抵抗にあい一週間たっても、それ以上には進軍できなかった。何万という兵隊が、キエフ近郊の町に足止めされ生活していたのである。その一つがブチャだったのだろう。ここから時々キエフ方向に向かって砲撃を繰り返すのがせいぜいだった。結局、一週間がすぎて・・・持ってきた食料も弾薬もつきてしまった。現地調達が始まる。最初から市民を殺してしまったほうが調達はなんぼか早くなる。金はないが銃がある。略奪の初めに虐殺があるのである。少なくとも同時進行で挙行されるだろう。腹をへらした彼らには、もはや人間らしい気持ちなど一片もない。パンのひとかけらを奪うために、たったそれだけの理由で民家に押し入り殺しまくる。
さらに一般的に敗軍の殿(しんがり)とは追っ手を恐れ、また証拠隠滅のためにも、町をめちゃめちゃにして逃げていく。あまつさえ地雷を、そこら中に埋め込んでいく。これで惨劇がおこらないはずはない・・・と。ロシア兵は、それをやったのである。キエフ攻略の作戦は失敗したものの、せめて命拾いした露兵は協力国であるベラルーシ方面へと、ほうほうのていで逃げて行った。
さても、さきほど次なる報道を見た。
●ロシア兵、略奪品を母国へ発送か 洗濯機にテレビ…映像流出・・・共同通信社 2022/04/09 15:20
洗濯機にテレビ、電動スクーター、エアコン―。ウクライナに侵攻したロシア軍兵士らが、市民の自宅や商店から略奪したとみられる品物を隣国ベラルーシから母国へ送っていた疑いが浮上した。発送手続きの様子を収めた映像が流出した。英紙タイムズが9日までに伝えた。映像は3時間ほどで、ベラルーシにあるロシアの宅配サービス会社の支店で、軍服姿のロシア兵ら10人以上が興奮気味に品物を包装し、発送する様子が捉えられていた。発送物の重さは計約2トンに及んだという。(ロンドン共同)