銚子・角巳之・三代目

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アカシタビラメ

2006年09月25日 | 銚子の魚

100_0484 写真はアカシタビラメ(イシモチの小型も写ってますが...)、銚子ではアカシタとか赤ヘラと呼ばれております。以前掲載しましたクロウシノシタ(黒牛の舌?)は青ヘラ。両者の味の違いは私にはそれほど感じませんが、地元では、どちらかと言うと赤ヘラの方が味が濃く美味しいと言われております。今の季節は近海小型底引き船(九十九里沿岸海域で操業)などでかなり揚がっております。干物も美味しいですが、この魚はフランス料理定番の魚。ムニエルなど最高です。皮を剥くのがちょっと面倒ですが、慣れてしまえば結構簡単に剥ける。カワハギ、メイタガレイ同様にストレス発散の一環として皮剥きしております。昔はこの魚すら蒲鉾原料になったと聞いております。今ではとんでもない事(水揚げの絶対量は減っているし、値段も高い)で、蒲鉾原料になることはまずありませんが、昔はキンキもキンメもメヒカリも原料になったそうです。要するに白身魚なら何でも蒲鉾になる訳です。いろいろありますが、銚子で揚がるすべての魚の特徴や捌き方を覚え、全部食べる。このことは最終製品に大きな影響が出ると私は思っております。この赤ヘラ、友人宅で食事したときに友人の奥さんが調理してくれました。明日掲載します。


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