銚子・角巳之・三代目

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六道①

2019年11月07日 | 日記・エッセイ・コラム
すっかり寒くなって来ましたね...。2年前のこの時期に、そんな会話を地元で非常に仲良く
して頂いていた先輩(飲食店経営者)としておりました。俺は若い頃、馬鹿なことばかりしてたから
あっちに行ったら、ちょっと地獄かな(地獄の入り口あたりに落ちるかも)...と笑って話してましたが、
その2ケ月後、全く予兆ないまま急逝され(享年62)...。本日、肌寒さを感じながら、何故かこの先輩
の顔が目に浮かび...。タイトルの六道(ろくどう、りくどう)とは、地獄を含む、人間の業(ごう)による
輪廻転生を表しているのだそうです。天国⇒人間⇒修羅⇒畜生⇒餓鬼⇒地獄...で六道。死後の世界ばかり
でなく、現世においても行いによって滞在ステージが変わってくるようで...。争いが絶えない場を、修羅場
と言ったり、こ〇ちくしょう!、く〇ガキ!..と相手を罵ったり...。だいたい滞在ステージの特徴はイメージ
出来ます。10年位前のバックナンバーにもありました、天国から地獄という表現あるように、一つのステージ
にずっと留まっていることはなく、行ったり来たり...。落ちて、落ちて、奈落の底、金輪際(こんりんざい)に
落ち、仏様の慈悲で改心し、再び天に上るも、そこは有頂の天...。慢心し、悪行によって再び降下...。天国は
最高と思っても、慢心、悪行等により、そこから落ちてしまうと、今まで幸せであった分、苦しみが多いのだそう
です。金輪際しません...。などと、謝る時の常套句ですが、ほぼ100%、再び同じことをする...。それが
人間の業(ごう)ですと、達観したことは全く言えない私ですが...冒頭のちょっと地獄、あちらの世界に行って
しまった先輩の顔を思い出し、これまた何かの戒めと感じ、滞在ステージ表を眺めております。続きは次回に。

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