銚子・角巳之・三代目

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

ラリー・バード

2006年12月19日 | 日記・エッセイ・コラム

100_0910 松坂投手の入団で、ボストン・レッドソックスの話題が連日続いております。私は野球観戦も大好きですが、小学生からずっとバスケット部だったため、ボストンと聞くとNBA(プロバスケット)の名門、ボストン・セルティックスという名前を思い出します。セルティックとはケルト人(紀元前に欧州で独特の文化を作り上げた集団)のことを指すようです。英国のサッカークラブにも日本人選手が在籍しているセルティックというチームがありますが、この由来もケルト人だとか。アイルランド系の入植者が降り立った地がボストンで、ボストン・セルティックスの由来もそれらに倣うようです。両チームともケルト人の愛したグリーンがチームカラーになっております。さてそのボストン・セルティックス。1980年代に中心選手として活躍したラリー・バードという名選手がおりました。身体的に恵まれ、驚異的な跳躍力を持つ黒人選手全盛時代にあって、背丈こそ2m以上と大きいけれど、動きが緩慢で、足が遅く、ジャンプできない白人選手。TVに映る様は無口で暗い....。ただこの選手は後に“レジェンド(伝説)”と言われ、数々の栄光を手に入れます。僕は早く走れないし、高くも跳べない。でもバスケットボールは出来るし、誰よりも努力する。そして試合に勝つ。確かこんな名言を残しました。ゲーム終盤の正念場になるとスタジアムの全員がバードの姿を探す。彼はさも当然とばかりに最後のシュートを放つ...。入ればヒーローだけれど、外せば戦犯扱い...。全責任を背負うその肩には、自ら毎日、気の遠くなるような数のシュート練習を課していたそうです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿