銚子・角巳之・三代目

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麦畑にて

2020年07月05日 | 日記・エッセイ・コラム

写真の作物は、麦である...とのことでした...。麦?何故?ということですが...。ここはダイコンの畑で、夏の期間中は
麦を植えて、再びダイコンを植える前に畑に“すきこむ”(畑に戻すという表現で宜しいでしょうか)、ある種の土壌
改良剤のような役割を果たすのだそうです。

ダイコン畑の夏はマリーゴールド(花)と思っていましたが、土地の特性、生産者の考え方によって様々な工夫を
して連作障害の防止や、土壌改良、土壌消毒を行っているのだそうです。それにしても...、今の季節(梅雨時期)
その束の間の晴れ間、麦畑に吹く涼やかな風...。何とも気持ちの良いものであります。

かつて(10年間ほど)、地元小学生と田んぼの生き物調査なる取り組みを行っていたことがありました。主催は
農協さん、NPOの皆さんや、ボランティア、地域住民.(詳細・バックナンバーのどこかに入ってますので...)
そこで語られていたこと、この田んぼに吹く数秒の涼やかな風...。これは地元に田んぼや畑があるからですよ...。

田んぼや畑に吹く涼やかな風...。そこに田んぼや畑があって、農作物が育つ環境と生産者の絶え間ない営みが継続
していなければ感じられない世界...。クーラーの涼しさとは全く異質の、心地よい涼風...。農業の多面的機能なんて
呼ばれていますが、そこに田んぼや畑があること...。涼やかな風を感じながら、その意味改めて認識致しております...。

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