Z旗を上げる...ということそのものが、命運を分ける決戦に臨む...と同意になっているようです。
もちろん船舶の国際信号旗としての役割あり、投網中などの行為を示す旗信号であるらしいの
ですが、前者(命運分ける決戦に臨む)が陸の上ではもはや慣用句のように用いられています。
この戦いに敗れるようなことがあれば国が亡ぶ。そんな状況下で掲げられるZ旗...、私個人が
いくら辛い、厳しい選択を迫られたとしても、それが失敗し命まで取られることはほぼない...。
現代風に言えば、そのくらいの覚悟を持って事に当たれ!ということだと理解しております。
維新の頃、何かの会議で守旧派の抵抗に遭い、万策尽きて困ってしまった大久保利通は西郷さん
に使いを出してアドバイスを求める。西郷さん曰く一蔵どん(大久保の幼名)に伝えてたもんせ、
おはんの刀は切れもすか?...と。命懸けで事に当たれ!...理解した大久保は会議をまとめる。
昨今、西郷隆盛の大器量ばかりでなく、大久保の政治能力をもっと高く評価すべしと言う声が
大きいのですが本日は省略。そう言えば東郷平八郎も薩摩。しかも西郷さん達と同じ地域の出身
だったと記憶しております。師走にZ旗を見ました。すでに来年は激動の予感がしております...。
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