銚子・角巳之・三代目

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ヒバの木を見ながら...①

2018年09月24日 | 日記
写真はヒバの木で製作された工芸品であります...。今年も夏に靖国神社に参りまして、
久しぶりに九段界隈を散策していたところ、東京大神宮近くに、専門店(ヒバの工芸品)
を見付けました。工芸品と言っても、手の込んだ高価なものでなく、写真のように簡素で
手ごろなもの。簡素と言っても温かみがあり、何よりもヒバの木が発する独特の匂い..。
これが何故か自らのいる居住空間の空気すら変えた(もちろん良い方に)気がする...。
何か思うと調べてみないと済まない気質ゆえ、調べてみましたら、このヒバの木、
たいへんな優れもの...。このお店の方々は青森県のご出身なのだそうですが、ヒバも
青森はじめ東北の雪深いところが主産地。別名“アスナロ” 何か歌がありましたね。
明日はヒノキになろう...。でアスナロ。歌の内容からすると、ヒノキに劣る木との印象
を受けますが...。ヒノキに含まれるという有効成分、ヒノキチオールの含有量、ヒバに
はその10倍量が含まれていると言いますし、何よりもその樹齢...。ヒバは直径70㎝
に生育するまで300年掛かるそうです...。生育が非常に遅いので、最初は小さく、
ヒノキはじめ他の木に劣っているように見えるが、300年以上という長い年月を極寒の地で
生き抜き、体内には様々な有効成分を貯め込んで...。それで思った訳です...(続きは次回に)