ベトナム戦争で文化を理解できないアメリカから徹底的に破壊されてしまったチャンパ遺跡がミーソン聖域でした。このミーソンはアルファベット表記をすると My Son 私の息子 です。17年前にホイアンからワゴン車でミーソン聖域に行った時には、道路の表示に「私の息子!」と書かれてあって、はて?なぜ私の息子なんだろう?と思った記憶がありました。2回目のミーソンもホイアンの街から往復しましたが、今回から3回に分けて、そのホイアンを紹介します。最初の回は、古い町並みが続くホイアンの町の様子を中心に紹介します。

ホイアンは、ダナンの南30kmほど、車で1時間ほど行った所にある古都で、ホアイ川の河口近くの町です。かつては、安南焼などの陶器などの積出港として栄え、多くの日本人も住んでいたそうで、その名残が日本橋(来遠橋)という名前の橋です。しかし、川が運んできた土砂で、港が浅くなり、大型船が入ってこれなくなりさびれてしまいましたが、そのおかげで町が冷凍保存されて、古い町並みが残って世界遺産になりました。






古い町並みは、ホアイ川と平行に東西に延びていて、チャンフー通りを中心に、南北にそれぞれ1本ずつの東西の通り、計3本に挟まれた地域に古い建物が集中しています。観光客が集中する部分は車の乗り入れが規制され、歩きたくない人はリン宅に乗って移動をしているようです。ただ、狭い道路にリン宅がひしめいて走るので、あまり感じはよくありません。面白いのは、リン宅に警笛が無いので、運転手さんが口でベルの音をまねて車の接近を知らせていました。


(17年前の風景)

(現在の同じ場所など)
今回訪問して、17年前の状態と比較して驚いたというか、ちょっとがっかりだったのが観光客の多さでした。前の沖は、大リオ歩く観光客はまばらで、土地っ子がほとんどだったように思いますが、現在の姿は銀座通り並みの混雑です。時間帯によっては、入城した古民家に観光客があふれて、押し合いへし合いです。具言う全に同じ場所で撮った写真を見ると、かつては人通りもまばらな通りに、人が増え、にぎやかな装飾が増えています。このまま俗歌が進むと機器遺産になってしまうのではと心配になります。

ホイアンの名物料理にホワイトローズというのがあります。中華料理の海老雲吞の一種なのですが、ホイアンで食べると格別においしいと言われています。これは、ホイアンの井戸の水に含まれる不純物が味に微妙に影響をして美味しくしているためと言われています。これとは逆に、紅茶や緑茶を持って行ってヨーロッパなど硬水の国に行って飲んだお茶のまずかったこと。紅茶の国のイギリスでは、その土地の水の硬度に合わせた紅茶の葉が売られているそうです。お酒などの醸造や料理に使われる水によって味が変わるのはよく知られていますが、どのように使いこなすかは料理のプロの腕前です。それらのノウハウの伝承が難しくなった時にはAIの出番なのでしょうか。




ホイアンは、ダナンの南30kmほど、車で1時間ほど行った所にある古都で、ホアイ川の河口近くの町です。かつては、安南焼などの陶器などの積出港として栄え、多くの日本人も住んでいたそうで、その名残が日本橋(来遠橋)という名前の橋です。しかし、川が運んできた土砂で、港が浅くなり、大型船が入ってこれなくなりさびれてしまいましたが、そのおかげで町が冷凍保存されて、古い町並みが残って世界遺産になりました。












古い町並みは、ホアイ川と平行に東西に延びていて、チャンフー通りを中心に、南北にそれぞれ1本ずつの東西の通り、計3本に挟まれた地域に古い建物が集中しています。観光客が集中する部分は車の乗り入れが規制され、歩きたくない人はリン宅に乗って移動をしているようです。ただ、狭い道路にリン宅がひしめいて走るので、あまり感じはよくありません。面白いのは、リン宅に警笛が無いので、運転手さんが口でベルの音をまねて車の接近を知らせていました。




(17年前の風景)


(現在の同じ場所など)
今回訪問して、17年前の状態と比較して驚いたというか、ちょっとがっかりだったのが観光客の多さでした。前の沖は、大リオ歩く観光客はまばらで、土地っ子がほとんどだったように思いますが、現在の姿は銀座通り並みの混雑です。時間帯によっては、入城した古民家に観光客があふれて、押し合いへし合いです。具言う全に同じ場所で撮った写真を見ると、かつては人通りもまばらな通りに、人が増え、にぎやかな装飾が増えています。このまま俗歌が進むと機器遺産になってしまうのではと心配になります。


ホイアンの名物料理にホワイトローズというのがあります。中華料理の海老雲吞の一種なのですが、ホイアンで食べると格別においしいと言われています。これは、ホイアンの井戸の水に含まれる不純物が味に微妙に影響をして美味しくしているためと言われています。これとは逆に、紅茶や緑茶を持って行ってヨーロッパなど硬水の国に行って飲んだお茶のまずかったこと。紅茶の国のイギリスでは、その土地の水の硬度に合わせた紅茶の葉が売られているそうです。お酒などの醸造や料理に使われる水によって味が変わるのはよく知られていますが、どのように使いこなすかは料理のプロの腕前です。それらのノウハウの伝承が難しくなった時にはAIの出番なのでしょうか。