白色の壁と縁取りの灰色の連座区が美しい階段が印象的な教会がポルトガル北部にあるボン・ジェスス教会でした。ポルトガルはヨーロッパの西の端に位置しますが、かつての東欧圏と呼ばれ、ソ連の崩壊後には、ヨーロッパの概念が東に延びて中欧圏の諸国には連続するオレンジ色の屋根が印象的な街が数多くあります。今回はそれらの町の中からクロアチアのトロギルを紹介します。
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トロギルは、クロアチアのアドリア海沿岸にあり、スプリトから直線距離で西に10kmほどにあります。世界遺産の旧市街は、東西400m、南北300mほどの小さな島で、沖に浮かぶ島との間の狭い水道の間にあります。本土や沖にある島との間には橋が架かっていますが、特に本土との間は幅が20mあるかなかなしかで海を渡る感覚はほとんどありません。この狭い島の中に中世からの街並みが冷凍保存されたように残っています。
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スプリトからの路線バスは、北に入り込んでいる湾を大きく迂回して、1時間弱もかかりました。バスは、島の対岸の本土側にあるバスターミナルについて、川のような海峡を渡って島に入ります。正面には城壁で囲まれていた頃の名残の北門があり、門の上には守護聖人の聖イヴァン・ウルスィニ像が建っています。門を入って南東に行くとイヴァナ・パヴラ広場に出ます。広場の突き当りの南側には時計塔とその隣にはロッジアがあります。時計塔は聖セバスチャン教会のもので、ロッジアの正面の壁には聖母の、横の壁にはペリスラヴィッチ総督のレリーフが彫られています。
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広場の広場の東側にはトロギル最大の聖ロヴロ大聖堂が建っています。13世紀から17世紀までかかって建築されたために、色々な様式が織り交ざり、最も目立つ鐘楼の高さは47mもあります。西側の主堂への入り口の両側には、ライオンに乗ったアダムとイヴの像があり、堂内には見どころもいっぱいです。鐘楼にも上れて、もちろんエレベータなどは無く急な階段で、それも上部はしたが見えるむき出し、高所恐怖症の筆者には少々きつかったのですが、意を決して上りました。上るとさすがに素晴らしい眺めで、赤い屋根の連なる町並みやその向こうのアドリア海まで見渡せ、広場の向こうには時計塔を見下ろすことができます。
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この塔は鐘楼なので、上ったところには目と鼻の先に鐘が下がっています。一緒に上った人が、時計を見て慌てて下っていったので、筆者もあとを追いました。下に着いて広場に出た頃に正午になり、あたりを揺るがすような鐘の響きが聞こえてきました。鐘楼の上の間近に居たらかなりきつかったかもしれません。
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街中に入っていくと、細い路地が網の目状、石畳の道に石造りの民家が立ち並んでイスラム世界のメディナのように迷路です。転記が良い日に訪問したので、あちこちに太陽が差し込んで気持ちの良い空間が奥に延びていましたが、陰気な天気の日だと印象派違ってたのかもしれません。海沿いには大きなバルコニーのある家もあって、さぞや眺めがいいんだろうと思ったりします。建物の形に統一性はありませんが、同じ色の外壁の連続は気持ちを和ませます。
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この迷路の街並みを西に進むと、聖二コラ修道院などがあって、島の西の端にはカメルレンゴ要塞があります。サッカーグラウンドを挟んで北側には見張りのための石造りの丸い聖マルコの塔がありますが役目が終わって土産物屋になっているようです。
アダムとイヴは人類の祖先と言われるのは聖書の世界の話で、現代の人類の祖先であるホモサピエンスは、諸説ありますが、20万年ほど昔に生まれたとされています。随分と昔のように思われますが恐竜が活動していたのは数億年まえ、地球ができたのは50億年ほども前になります。科博(国立科学博物館)の展示には宇宙の誕生、恐竜の話、人類の歴史さらには近代の科学史まで、大変広い時系列の展示がされています。これらの展示は、部屋を変えてあるので、来館者は混乱は少ないのでしょうが、ボランティアで解説するときには、時間尺度の大きな違いに戸惑いそうになります。地球の歴史を時計にすると人類の歴史などは、ほんの一瞬になり、ましてや最近のIT技術の発展の歴史などは分解能の限界を超えています。現代に生活する我々は、現在のITなどの技術は究極で最高のものと誤解をしていますが、人類や地球の歴史で考えると、ほんの一瞬の成果にすぎないのですね。
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トロギルは、クロアチアのアドリア海沿岸にあり、スプリトから直線距離で西に10kmほどにあります。世界遺産の旧市街は、東西400m、南北300mほどの小さな島で、沖に浮かぶ島との間の狭い水道の間にあります。本土や沖にある島との間には橋が架かっていますが、特に本土との間は幅が20mあるかなかなしかで海を渡る感覚はほとんどありません。この狭い島の中に中世からの街並みが冷凍保存されたように残っています。
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スプリトからの路線バスは、北に入り込んでいる湾を大きく迂回して、1時間弱もかかりました。バスは、島の対岸の本土側にあるバスターミナルについて、川のような海峡を渡って島に入ります。正面には城壁で囲まれていた頃の名残の北門があり、門の上には守護聖人の聖イヴァン・ウルスィニ像が建っています。門を入って南東に行くとイヴァナ・パヴラ広場に出ます。広場の突き当りの南側には時計塔とその隣にはロッジアがあります。時計塔は聖セバスチャン教会のもので、ロッジアの正面の壁には聖母の、横の壁にはペリスラヴィッチ総督のレリーフが彫られています。
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広場の広場の東側にはトロギル最大の聖ロヴロ大聖堂が建っています。13世紀から17世紀までかかって建築されたために、色々な様式が織り交ざり、最も目立つ鐘楼の高さは47mもあります。西側の主堂への入り口の両側には、ライオンに乗ったアダムとイヴの像があり、堂内には見どころもいっぱいです。鐘楼にも上れて、もちろんエレベータなどは無く急な階段で、それも上部はしたが見えるむき出し、高所恐怖症の筆者には少々きつかったのですが、意を決して上りました。上るとさすがに素晴らしい眺めで、赤い屋根の連なる町並みやその向こうのアドリア海まで見渡せ、広場の向こうには時計塔を見下ろすことができます。
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この塔は鐘楼なので、上ったところには目と鼻の先に鐘が下がっています。一緒に上った人が、時計を見て慌てて下っていったので、筆者もあとを追いました。下に着いて広場に出た頃に正午になり、あたりを揺るがすような鐘の響きが聞こえてきました。鐘楼の上の間近に居たらかなりきつかったかもしれません。
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街中に入っていくと、細い路地が網の目状、石畳の道に石造りの民家が立ち並んでイスラム世界のメディナのように迷路です。転記が良い日に訪問したので、あちこちに太陽が差し込んで気持ちの良い空間が奥に延びていましたが、陰気な天気の日だと印象派違ってたのかもしれません。海沿いには大きなバルコニーのある家もあって、さぞや眺めがいいんだろうと思ったりします。建物の形に統一性はありませんが、同じ色の外壁の連続は気持ちを和ませます。
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この迷路の街並みを西に進むと、聖二コラ修道院などがあって、島の西の端にはカメルレンゴ要塞があります。サッカーグラウンドを挟んで北側には見張りのための石造りの丸い聖マルコの塔がありますが役目が終わって土産物屋になっているようです。
アダムとイヴは人類の祖先と言われるのは聖書の世界の話で、現代の人類の祖先であるホモサピエンスは、諸説ありますが、20万年ほど昔に生まれたとされています。随分と昔のように思われますが恐竜が活動していたのは数億年まえ、地球ができたのは50億年ほども前になります。科博(国立科学博物館)の展示には宇宙の誕生、恐竜の話、人類の歴史さらには近代の科学史まで、大変広い時系列の展示がされています。これらの展示は、部屋を変えてあるので、来館者は混乱は少ないのでしょうが、ボランティアで解説するときには、時間尺度の大きな違いに戸惑いそうになります。地球の歴史を時計にすると人類の歴史などは、ほんの一瞬になり、ましてや最近のIT技術の発展の歴史などは分解能の限界を超えています。現代に生活する我々は、現在のITなどの技術は究極で最高のものと誤解をしていますが、人類や地球の歴史で考えると、ほんの一瞬の成果にすぎないのですね。