1月27日(土)、前の日記の「蔵の街遊覧船」から車で数分、徒歩で10分ほどの『神明宮』へ行く。栃木市の中心部に位置し、天照皇大神を祀る神社で、栃木のお伊勢様とも呼ばれているそうだ。
本殿の屋根にある2組の千木と8本の鰹木が、遠くから見ると10本に見えたことから、神社の辺りを「十千木(とおちぎ)」と呼ぶようになり、栃木の名の由来になったとする説があるという。
栃木市や栃木県の名前の由来が、目の前にあるこれなのか~と、ちょっと感動。
ところで、栃木県の県庁所在地は宇都宮市で、県名と県庁所在地名が異なる県の一つ。でも、栃木市があるのに何で?と。
検索して見た「中学サポートクラブ(社会科コラム21)」のWebサイトによると、
・1871年(明治4年)、下野国にあった複数の県が統合されて栃木県と宇都宮県ができ、県庁は栃木町と宇都宮町に置いた。
・1873年(明治6年)、栃木県と宇都宮県が合併した。この時、県庁は栃木町に置かれることになったので、県名は「栃木県」となった。
・1884年(明治17年)、宇都宮の立地や交通の要所であることなどから、栃木県は宇都宮に県庁を移した。
・県および県民は、県庁が宇都宮に移ったのだから県名も替えると判断し、県名を宇都宮県に改称した。しかし、県名の改称は政府の指令に基づくものなので取り消された。
かくして、県名と県庁所在地名が異なる県になったという。十数年の間にあれやこれやで二転三転し、往時の自治体や地域民は混乱したでしょうな。
栃木市には各エリアに点在する神社仏閣や名所=「願処(ねがいどころ)」にまつわるご利益を頂けるパワーストーン『ゆめ玉』というのがある。
「願処」は12ヶ所あり、太平山神社で品切れだったことから、蔵の街遊覧船の近くで探したら神明宮の「ご本殿の千木」が「願処」と分かったのも、ここを訪れた理由の一つ。
「ゆめ玉」は、径1センチの球のパワーストーンで各所で異なり、数珠用のゴムひもの色は3色あり、恋愛運や子授けなどは「赤」、健康運などは「緑」、金運や開運などは「紫」のゴムひも。
12ヶ所の「願処」で「ゆめ玉めぐり」をするのも良いし、願い事に合ったゆめ玉をプレゼントするのも良さそうだ。
神明宮は開運・健康ということで紫色のひも、石はアベンチュリン(インド翡翠)というもの。
次の(最後の)目的地へ行く前に、ランチタイムなのでどこに行こうかと店探し。
何でも栃木県は在来種の蕎麦を生産しており、それを頂ける蕎麦屋もあるそうだが、ザクっとホームページを見ただけでは分からないのがほとんど。とはいえ、前日は佐野ラーメンを食べたので、今回は蕎麦を食べたいと思った。
次の目的地に行く途中にある蕎麦屋へナビを頼りに行くことにした。住宅街の中にポツンとある店は、知る人ぞ知る処・・・に思えた。
Web情報にもあったが、蕎麦は店内の石臼で自家製粉している。
メニューに「生粉打ち(限定)」というのがあったが既に売れ切れ。「せいろそば」にするか、でも地元の「田舎そば」は食べてみたい。ン?「合もりそば」は何だろう。聞いてみると「せいろ」と「田舎」が半々だという。それにした。
ツルツルとモグモグ。蕎麦の風味が良い。あと天ぷらも旨かった。
満足して、次の目的地に向かう。(栃木旅行、あと1回つづく)
孫たちにいろいろと手がかかり、自分の医者通いもいろいろとあって、自由気ままに出掛けることがなかなかできません。
こちらへ訪問するたびに、うらやましく感じます。
色々見て見られていますね。栃木県の
名の由来が面白かったです。紆余曲折。
全国各地にありましょうねぇ。
自由な時間がとれないとストレスになりそうですが、それが日常になると違うのかな~と、将来を見据えて考えたりします。
埼玉県は、将来「なんで県庁所在地は平仮名なの?」なんて思われるでしょうね。
寒暖差激しいですね。さらに埼玉と都心では朝の気温が違うのでよけいに。
ただ、昔と違って天気予報がそれなりなので、準備はできます~。