驚いた~。仮面ライダー「鎧武」に「キカイダー」が出てくるとは。しかも(昔のタイプに比べて)ずいぶん造りの良いシュッとしたキカイダーだ。
何でも、『キカイダー REBOOT』というタイトルで、5月24日から東映系で公開される映画のキカイダーのようだ。
どちらも石ノ森章太郎さん原作なので問題ないにしても、ヒーロー番組に別のヒーローが出てくるのは、昔からスゴイことだ。そうそう、ハカイダーも登場した。
とはいえ、現代の仮面ライダーを見ているチビッ子はもちろん、その両親にしてもキカイダーは知らない方が多いのでは。
改めてキカイダーを振り返ると、『人造人間キカイダー』は1972年~1973年に放送された。もう40年以上前のこと。NET(テレビ朝日)で土曜日20:00からの30分枠、20:30からは『デビルマン』だった・・・ようだ。
しかし、この時間帯はTBSで最盛期には視聴率が40%~50%あったお化け番組『8時だョ!全員集合』タイム。しかも、その最盛期というのが1973年(最高視聴率50.5%は1973年4月)。
この頃は「ジャンボマックス」「加藤茶のちょっとだけよ」「加藤茶の東北弁のお巡りさん」「加藤茶vsすわしんじのブルースリー」「荒井注の『This is a pen!』」と日本のテレビ史に残るギャグの前期黄金期。同時に、荒井注の脱退宣言、志村けんの加入と全員集合の節目の年でもあった。(Wikiより)
つまり、8時だョ!の裏番組にとっては相当厳しかったと思われるので、当時のちびっ子もそれほど見ていないのでは?と思われる。
当方は新潟っ子のため、キー局と同じ時間帯でキカイダーやデビルマンがやっていたのかどうか覚えていないのだが、それほど見ていない。キカイダーの類(変身ヒーローモノ)を見ようとしない年頃だったのだろう。デビルマンの方が覚えているのは何故だろう。歌のせいかな。
さらに、調べていたら1971年から1974年までは変身モノの大ブームだった。(思い出した。)続きモノの仮面ライダーとウルトラマンは別格としても、
1971年:スペクトルマン、ミラーマン、シルバー仮面
1972年:ライオン丸、変身忍者嵐、超人バロム・1、アイアンキング、(アニメ:ガッチャマン)
1973年:ファイヤーマン、ジャンボーグA、キカイダー01、ロボット刑事、イナズマン、レッドバロン、白獅子仮面、(アニメ:キューティーハニー)
1974年:ザボーガー、イナズマンF、マッハバロン
スゴイ時代だな。(新潟っ子のため、知らないモノもある。)
んっ、そうそう、現代版の『キカイダー REBOOT』、売れるかな~。