シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

マーチエキュート神田万世橋

2013-09-22 | お出かけ

9月14日にグランドオープンした『マーチ エキュート神田万世橋』。
連休明けの17日、仕事で遅くなった夜21時頃にわざわざ立ち寄ってみた。

旧万世橋駅の一部というか高架橋、赤煉瓦が照明に照らされ雰囲気はヨロシイ。


旧万世橋駅の開業時に作られたホーム部分を『2013プラットホーム』として整備された。そこに行くには2つの階段とエレベーター。もちろん階段自体も目的。


さて、一応目的は達したのだが、早く帰りたいこともあってサクサク撮っていたら、やっちまった!ほぼボケボケの画に。何てことだ、これでは記録にできない。
そこで、19日の昼に再び訪れた。(といっても時間が無いことには変わらないが。)

1912階段
1912(明治45)年4月、万世橋駅開業時に造られた階段。1936(昭和11)年の鉄道博物館(後の交通博物館)時代には、ホームから直接入館できる特別来館口として利用された。駅休止以来、初の公開となる。(Webより)

階段は花崗岩や稲田石を削りだした重厚なもので、踊り場は当時の新素材であるコンクリートが使われ、壁面のタイルも覆輪目地(ふくりんめじ)という高級な施工がされているもの特徴。(現地の説明板より)

なんと100年前、一世紀振りである。遺構に相応しい(かな)。

アールになっている角も当時としてはけっこうな装飾だったのかも。
階段は見た目汚れたように見える。壁面タイルも思ったよりキレイだ。特別来館口に相応しいかな。

覆輪目地(ふくりんめじ)。目地の中心部分が浮き出ている。


1935階段に続く通路。後は展望カフェデッキ。

1935階段の降り口(秋葉原方面)。元々のホームなので両側を電車が通る。


1935階段
鉄道博物館(後の交通博物館)の新館が建設されることとなり、新たに1935(昭和10)年に設置された階段。駅休止の1943(昭和18)年まで使用され、2006(平成18)年に限定公開されて以来の一般公開となる。(Webより)
踏面はコンクリートで、壁面のタイル目地も平目地となった。(現地の説明板より)

踏面や床だけ見ていると、何となく「今もどこかで見る古い階段」のようだが、壁面との治まりが昔を感じる。

壁面は全面タイルではなく、床から一間位の高さまで。節約の時代か・・・。壁の汚れは、広告的なモノ(電飾看板とか)が付けられていたのかもしれない。

階段の照明は当時に合わせたのだろうか?決して明るいとはいえない。間接照明多い。入口の壁には「この階段は歴史的な遺構階段です。遺構保存の主旨により建造当時のままでご利用いただいておりますので、ご不便な場合にはエレベーターをご利用ください。」という説明があった。

 

ショップを抜けた神田川沿いのデッキ。今のところ、キレイで気持ちの良い神田川を見たことが無い。いつかは・・・?


ついでに、ボケボケだけど『2013プラットホーム』には「まんせいばし」の表示があった。

 

コメント (2)
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