シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

七夕(行事)のお話

2012-07-15 | 四方山話…

通勤乗り換え駅(上野駅)の中央改札を抜けた広いコンコースに、天井から大きな七夕飾りが吊るされている。

七夕はもう終わったのに(撮影日は7月11日)、それに、くす玉に吹き流しは実際に見たことが無いけれど仙台の七夕の映像で見るタイプ(?)だな~。

と思ったら、手前の4つは「下町七夕まつり」7月7日・8日だが、奥の方の4つは「仙台七夕まつり」8月6日~8日のものだった。なるほど、仙台はまだなので飾ってあるわけだ。

お盆が7月と8月に分かれるように、七夕も7月と8月に分かれている。
現在の暦の7月7日、旧暦の7月7日(今年は8月24日)、そして仙台のように8月7日(月遅れ)がある。先日、仙台住人に聞いたら仙台での7月7日は「何でもない普通の日」だという。


七夕祭りなど行われない新潟の片田舎で育った私は、当たり前のように7月7日が一年に一度だけおりひめとひこぼしがデートできる日と聞かされていた。しかし、3回あったわけだ。

何ということでしょう。「1年に1回しか会えないのよ」と各地でいじらしさや不憫さをアピールしていたのはウソだったのだ。1年に3回ならそこそこの遠距離恋愛ではないか!

という与太話はともかく、子供の頃は新暦も旧暦も理解できないので仕方ないが、小学校の頃にはキチンと教えた方が良いと思う。これは七夕だけでなく、日本の行事全体についていえる。宗教に対する意識が薄い日本では、こういうところがおざなりになっていると思う。


ところで「日本3大七夕祭り」問題があるようだ。
仙台七夕(宮城県仙台市)と 平塚七夕(神奈川平塚市)は、ゆるぎない1番2番だが、3番目が問題らしい。愛知県の安城市と一宮市、どちらが3大に入るのか?

安城市のWebサイトでは
1954年(昭和29年)に第1回目「安城七夕まつり」を開催し・・・1978年(昭和53年)には、日本商工会議所100周年記念の「全国郷土祭」においてこだわりの竹飾りを披露したことから、仙台・平塚と並んで「日本三大七夕」として称されることとなり、名実ともに日本を代表する七夕まつりとなりました。

一宮市のWebサイトでは
昭和31年に始まった一宮七夕まつり(織物と因縁の深い牽牛・織女にちなんだ、おりもの感謝祭一宮七夕まつり)は、今では市民の夏の最大イベントとして根をおろし、その飾り付けのけんらん豪華さは、仙台、平塚の七夕まつりとならび日本の三大七夕まつりの一つとして称賛されるほどで、130万人もの人出でにぎわいます。

どちらも「3大と称され」ているようだ。“3大”に入るかどうかは、当事者にとっては影響大でシビアな問題だが、3番目が2つあるというのはオカシイ。

“4大”というのはあり得ないだろうし、“2+2”では分かりにくい。安城と一宮のどちらかが「私どもは拘っていませんので“3大”の呼称は使いません」と引き下がることもないだろうな。
そもそも何を物差しにして3大にするかってこともある。

幸い同じ県なので2つ合わせて、3番目は“安城+一宮”ということにならないかな。と勝手に考えたりする。

 

コメント (6)
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