因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

文学座12月アトリエの会『鳩に水をやる』

2017-12-14 | 舞台
*ノゾエ征爾作 生田みゆき演出 公式サイトはこちら 信濃町・文学座アトリエ 21日まで  ちょうど1年前、文学座有志による自主企画公演、久保田万太郎作『霙ふる』において、演出の生田みゆきは大胆な切り口と細やかな情感のこもった舞台を構築した。夏目漱石の『夢十夜』に想を得てノゾエ征爾が書き下ろした作品と、どのような交わりを見せるのか。  客席が左右から演技エリアを挟む対面式だ。舞台にはみごとなまでに . . . 本文を読む
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