2021/3/11放送
世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。
2011年の東日本大震災より10年を迎えました。先月は強い余震もあり、今なお揺り動かされる現実を覚えましたね。今も深い悲しみを抱えつつ歩んでいらっしゃる方々の慰めを心からお祈りしたいと思います。
私たちの人生の中には、人生の土台が揺れ動かされるような出来事があります。健康や仕事、家族や会社、ありとあらゆることが私たちの人生も心も揺さぶるのです。そのような揺り動かされる状況の中で、また心の混乱や痛みの中で、私たちは本当に真実なもの、人生の土台とできる確かなものに心を留め、求めていくのではないかと思うのです。
旧約聖書の詩篇の中に次のようなことばがあります。
「私のたましいよ 黙って ただ神を待ち望め。
私の望みは神から来るからだ。
神こそ わが岩 わが救い わがやぐら。
私は揺るがされることがない。」
旧約聖書 詩篇 62篇5節、6節
揺り動かされることの多い出来事や戦いの中でこの詩篇の作者は、聖書が語る神様に心を向けています。「神を待ち望む」とは神に信頼し、期待して待ち、神ご自身から真(まこと)の希望と平安を受け取ることです。私たちの心には自分の思いの通りに願いを叶えたい、思いの通りに他の人も神をも動かしたい、という願いがありますね。しかし聖書が語る神様は、天地万物のすべてを創造し、全てに主権を持ってらっしゃるお方です。ですからどんな人生の荒波の中でも、この主権者なる神様を認め、この神様に信頼して歩むとき、私たちは自分の思いや願いに左右されず、揺るがされない人生を歩むことができるのです。
この詩篇は次のように続いています。
「私の力の岩と避け所は 神のうちにある。
民よ どんなときにも神に信頼せよ。
あなたがたの心を 神の御前に注ぎ出せ。
神はわれらの避け所である。」
詩篇62篇7節、8節
あなたに希望と慰め,そして平安と力を与える聖書が語る神様にあなたも信頼しませんか? どんなときにも私たちはこの方に信頼し、心の思いを注ぎ出して祈り、すべてを委ねることができるのです。あなたの本当の避け所は永遠の愛と無限の力を持っていらっしゃる神様なのです。
(PBA制作「世の光」 2021.3.11放送でのお話より )
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