♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■主が戦って下さる / 岩井基雄

2021年08月25日 | Weblog

2021/3/10放送

 世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。

 昨日に引き続き今日も旧約聖書のモーセの生涯から学んでみましょう。昨日は人生の遠回りを考えました。今日は人生の行き詰まりです。

 エジプトで奴隷状態であった神の民は、神が立てたモーセというリーダーを通して解放され、神の約束の地 ---今のイスラエル--- へと向かいます。

 しかしエジプトから彼らが出た後、エジプトの王ファラオはそれを後悔し、軍隊を遣わし彼らを追いかけました。そして海に面した所で彼らに追いついたのです。

 神の民は、前には海、後ろにはエジプトの軍隊が迫り、まさに行き詰まったのです。神の民は混乱し、モーセに対して怒りを表しました。
 「ここまで導いたのは荒野で死なせるためか、荒野で死ぬくらいならエジプトで奴隷として仕えていた方が良かった。」と口々に叫んだのです。

 その挟み撃ちの行き詰まりの状態で、なお神の民が怒りや不安をぶつけてくる中、モーセは民にこう答えました。
 「恐れてはならない。しっかり立って、今日あなたがたのために行われる【主】の救いを見なさい。あなたがたは、今日見ているエジプト人をもはや永久に見ることはない。【主】があなたがたのために戦われるのだ。あなたがたは、ただ黙っていなさい。」
      旧約聖書 出エジプト記 14章13節、14節

 モーセは行き詰る中で、見るべきものを見、聞くべき神の声を聞くように民を導いたのです。私たちも不平や不満の達人です。しかし全てに主権を持つ神様は、た「だ黙っていなさい。そして主の救いを見なさい。」と私たちにも語るのです。

 この後、民の思いをはるかに超える脱出の道を神は備えておられました。それは海を二つに分け、乾いた地を民は進むという驚くべき道でした。どんなときも愛なる神様は私たちと共にいて道を開き、共に進まれます。私たちはどんな中でも神様に信頼し、神様と共に力強く歩み続けることができるのです。

 聖書のことば
 
 「神は真実な方です。あなたがたを耐えられない試練にあわせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えていてくださいます。」
   新約聖書 コリント第一の手紙 10章13節

 あなたも真実な神、愛なる神様と共に力強く歩んで行きませんか? 

   (PBA制作「世の光」 2021.3.10放送でのお話より ) 


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