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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■パウロに現れた主キリスト / 羽鳥頼和

2016年08月13日 | Weblog
2016/8/13放送


 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。
 今日は新約聖書 使徒の働き22章で、パウロが人々に語った彼の証しについてお話しします。

 パウロは自分がどのようにしてユダヤ人以外の異邦人に福音を語るようになったのかを話しました。パウロはもともとキリスト教会を熱心に迫害していた人でした。そんな彼が信者を捕まえようとダマスコに向かう途中でキリストの声を聞き、回心してキリストに従うようになったのです。

 そんな彼がエルサレムの神殿にいた時のことです。キリストの幻が現れてパウロに言いました。「急いで早くエルサレムを離れなさい。人々がわたしについてのあなたの証しを受け入れないから。」 パウロはキリストに自分の思いを話しました。「主よ、私が彼らにひどいことしてきたことは彼ら自身よく知っています。そんな私がキリストに従うようになったのです。まず彼らに受け入れてもらいたいのです。」

 するとキリストはパウロにご自分の計画を語られました。キリストは言いました。「わたしはあなたを異邦人に遣わす。」 このキリストの一言によってパウロは異邦人への伝道を始めたのです。

 最初、パウロはユダヤ人たちに受け入れられることを考えていました。しかしパウロの考えとキリストの計画は違いました。そこでパウロはキリストの命令に従ったのです。

 そうすると不思議と道が開かれて、パウロによる異邦人への伝道が進んでいきました。この証しをした時もそうでした。ユダヤ人たちはパウロの語ることを聞いて怒り出し、暴動が起こってしまい、パウロは殺されそうになりました。ところが治安を守ろうとローマの兵士が介入してきました。そしてパウロは捕えられましたが、彼のいのちは助かったのです。その時、パウロがローマの市民権を持っていることが分り、事態は一変しました。ローマの市民権を持っている者はローマの法律に基づく裁判を受ける権利があったのです。こうしてパウロは殺されずに済んだだけでなく、このあと何とパウロは被告人としてローマに行くことになるのです。そしてその後、パウロはローマで伝道することになりました。キリストは不思議な方法で福音を伝えられました。パウロがキリストの命令に従ったのでこのような不思議なことが起こったのです。

 人がキリストに従うとき、キリストの素晴らしい働きが行われるのです

 (PBA制作「世の光」 2016.8.13放送でのお話より )
 
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