♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■立ち向かう / 福井 誠

2016年08月25日 | Weblog
2016/8/25放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「立ち向かう」です。それでは第一サムエル記17章45節から読んでみましょう。

 ダビデはペリシテ人に言った。「おまえは、剣と、槍と、投げ槍を持って、私に向かって来るが、私は、おまえがなぶったイスラエルの戦陣の神、万軍の主の御名によって、おまえに立ち向かうのだ。」

 今年の3月、イスラエルに行きました時、ここでダビデがペリシテ人ゴリアテと戦ったと言われるエラの谷へ行ってきました。深い渓谷をイメージしていましたが、実際には小高い山に囲まれた平地が広がる古戦場のような場所でした。そうかあ、小高い山側にそれぞれイスラエル軍とペリシテ軍が相対峙して、このだだっ広い平地の真ん中にダビデとゴリアテが向きあっていたのかと思うと、何となくその時の雰囲気が分るような気がしました。ともあれ、ダビデはまだこの時、十代の若者であったとも言われますし、それが身長2メートル半以上もある巨人に一人で立ち向かったのですから、その勇気や賞賛に値しますねえ。実際、イスラエル人は巨人ゴリアテを見て恐れをなして、誰一人一騎打ちで戦おうという者はいなかったのですから。けれどもダビデがそのような勇気を持ちえたのには理由があります。

 ダビデは自分が一人ではないことを心得ていました。ちゃんと自分の力の不足を補ってくださる神様が一緒に戦ってくださると信じていました。そこで今日お読みした箇所ですけれど、ダビデは「おまえは、剣と、槍と、投げ槍を持って、私に向かって来るが、私は、おまえがなぶったイスラエルの戦陣の神、万軍の主の御名によって、おまえに立ち向かうのだ。」と語ったのですね。ダビデが信じているのは気休めの神ではありません。天地万物をお作りになって、全世界を支配し、正しいことを行われる神が共におられると信じていました。

 あなたの神様はどんな神様でしょうか。世俗的な小さな願いを叶えてくださるだけの神様ですか? 本当の神様は、万軍の主、この世界を支配し、すべて正しいことをなさる神ですね。その神があることを素直に信じて人生に勝利を得ていきたいものですね。

(PBA制作「世の光」2016.8.25放送でのお話より )

******

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

******

このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする