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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■神の赦しの恵み / 岩井基雄

2016年08月05日 | Weblog
2016/8/5放送

 世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。

 今日は旧約聖書の詩篇99篇の後半から、神の赦しの恵みに生かされる人生の幸いについて一緒に考えてみましょう。

 私たちは家族や友達、職場やご近所の方々など、様々な人々に対して失敗を重ねることがありますね。多くの人にいろいろな過ちを赦していただきながら私たちは生かされているのです。神の民イスラエルもそうでした。しかし彼らの場合は神ご自身に対する問題であり罪でした。神様に愛された彼らは、その愛に応えて神様を愛し、従うべきだったにもかかわらず、その神様の愛を踏みにじり、数多くの偶像を自分たちで造ることによって神様を否定してしまったからです。しかし、そんな彼らに対して神様は恵み豊かなお方でした。

 詩篇99篇の後半8節、9節をお読みします。

 われらの神、主。あなたは、彼らに答えられた。
 あなたは、彼らにとって赦しの神であられた。
 しかし、彼らのしわざに対してはそれに報いる方であった。
 われらの神、主をあがめよ。
 その聖なる山に向かって、ひれ伏せ。
 われらの神、主は聖である。

         旧約聖書 詩篇99篇8節、9節

 ここに登場する「彼ら」とはモーセやアロンなど神様の働きのために用いられた人々のことであり、また彼らに導かれて40年間荒野を旅したイスラエルの民のことです。モーセたち指導者は神様のことばに従いましたが、その民は不平不満に満ち、神様に従うことができず、神様の諭しや教えを守ることとはほど遠い歩みを繰り返してしまったのです。しかしここには、「あなたは、彼らにとって赦しの神であられた。」と謳わています。神様は彼らを赦し、彼らの赦しの神となってくださったです。愛と恵みに満ちた神様は、罪深い私たちを慈しみ、恵みと憐みを豊かに注いでくださいます。だからこそ私たちはこの愛なる神様の前に跪き、神様を心から正しく恐れて歩むことができるのです。神様がきよい聖なる方であるからこそ、私たちはその神様のことばに耳を傾け、自らもきよさを目指して歩みを進めていきます。そして神様はその歩みを助け、なお導いてくださるのです。

  (PBA制作「世の光」2016.8.5放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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