2016/8/1放送
世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。
今日は新約聖書エペソ人への手紙4章25節のことばを紹介しましょう。
「ですから、あなたがたは偽りを捨て、おのおの隣人に対して真実を語りなさい。」
聖書は「偽りを捨て真実を語れ」と教えています。これはどの時代に生きるにしろ、とても大切なことですよね。キリスト教会がどのように誕生し進展して行ったかを記した新約聖書の中に、使徒の働き5章という所にはこんな出来事が書かれています。それは教会の中で起こった最初の問題だったんです。
アナニヤとサッピラという夫婦が土地を売った代金を献金しようとしたのですが、その内容をごまかして偽りの報告をした、というんですねえ。するとアナニヤもサッピラも倒れて息が絶えた、と書かれているんです。キリスト教会の最初の初代教会で起こった最初の問題は、偽りを語るということだったんですね。そしてこの偽りが大きな深刻な問題を残してしまうということを聖書は示しているんです。
「偽り」と訳されることばには「演技する」とか「仮面をかぶる」という意味があります。自分を自分以外であるかのように生きていくことは、これは疲れますよね。私たちがホッとできる時、それはどんな時でしょう。それはあなたがあなたのままでいられる時であり、受け入れられる時ですよね。
新約聖書のローマ人への手紙12章の中には、「 愛には偽りがあってはなりません。」(9節)と書かれています。そして後半の第一ヨハネの手紙という所には、「神は愛である。」(4章8節参照)と書かれているんです。つまり神様は愛なる方だから何一つ偽りが無い、演技がなく真実な方だ、と教えているんです。
そしてこの愛なる神様が私たちの救いのために2000年前に遣わされたイエス・キリストについても聖書はこう記しています。
「キリストは罪を犯したことがなく、その口に何の偽りも見いだされませんでした。」(1ペテロ 2章22節) このように書かれているんですねえ。あなたは嘘・偽りばかり語る人を信頼し信用しようとしますか? 普通はしませんよね。でもその口に何一つ嘘・偽りのないお方、神の独り子なるイエス・キリストを信頼するということは、決して裏切られることがなく失望があっても失望に終わることがないという事に繋がっていくのです(参照 ローマ 5章5節、ローマ 9章33節、ローマ 10章11節、1ペテロ 2章6節)。
だからこのイエス・キリストを信頼し生きていくとき、もはや私たちは互いに偽ったり恰好をつける必要もないんですね。愛されているあなたを生きていけばいいんです。
(PBA制作「世の光」2016.8.1放送でのお話しより)
***
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。
今日は新約聖書エペソ人への手紙4章25節のことばを紹介しましょう。
「ですから、あなたがたは偽りを捨て、おのおの隣人に対して真実を語りなさい。」
聖書は「偽りを捨て真実を語れ」と教えています。これはどの時代に生きるにしろ、とても大切なことですよね。キリスト教会がどのように誕生し進展して行ったかを記した新約聖書の中に、使徒の働き5章という所にはこんな出来事が書かれています。それは教会の中で起こった最初の問題だったんです。
アナニヤとサッピラという夫婦が土地を売った代金を献金しようとしたのですが、その内容をごまかして偽りの報告をした、というんですねえ。するとアナニヤもサッピラも倒れて息が絶えた、と書かれているんです。キリスト教会の最初の初代教会で起こった最初の問題は、偽りを語るということだったんですね。そしてこの偽りが大きな深刻な問題を残してしまうということを聖書は示しているんです。
「偽り」と訳されることばには「演技する」とか「仮面をかぶる」という意味があります。自分を自分以外であるかのように生きていくことは、これは疲れますよね。私たちがホッとできる時、それはどんな時でしょう。それはあなたがあなたのままでいられる時であり、受け入れられる時ですよね。
新約聖書のローマ人への手紙12章の中には、「 愛には偽りがあってはなりません。」(9節)と書かれています。そして後半の第一ヨハネの手紙という所には、「神は愛である。」(4章8節参照)と書かれているんです。つまり神様は愛なる方だから何一つ偽りが無い、演技がなく真実な方だ、と教えているんです。
そしてこの愛なる神様が私たちの救いのために2000年前に遣わされたイエス・キリストについても聖書はこう記しています。
「キリストは罪を犯したことがなく、その口に何の偽りも見いだされませんでした。」(1ペテロ 2章22節) このように書かれているんですねえ。あなたは嘘・偽りばかり語る人を信頼し信用しようとしますか? 普通はしませんよね。でもその口に何一つ嘘・偽りのないお方、神の独り子なるイエス・キリストを信頼するということは、決して裏切られることがなく失望があっても失望に終わることがないという事に繋がっていくのです(参照 ローマ 5章5節、ローマ 9章33節、ローマ 10章11節、1ペテロ 2章6節)。
だからこのイエス・キリストを信頼し生きていくとき、もはや私たちは互いに偽ったり恰好をつける必要もないんですね。愛されているあなたを生きていけばいいんです。
(PBA制作「世の光」2016.8.1放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。