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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■神の慰め / 羽鳥頼和

2016年08月06日 | Weblog
2016/8/6放送


 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。
 今日は新約聖書 使徒の働き20章から、キリスト教会で起こった出来事についてお話しします。

 パウロの伝道旅行には騒ぎがつきものでした。パウロの行く先々で、パウロと彼の語るキリストの福音に反感を持つ人々が騒ぎを起こしていたのです。そんな困難な旅の中でパウロはトロアスという町にやってきました。週の初めの日すなわち日曜日のことです。パウロたちは礼拝を行うために集まりました。パウロは聖書のお話をしました。聞いていた人々は熱心にその話を聞き、そして互いに語り合いました。あっという間に時間が過ぎ、夜中になってしまいました。皆が集まって礼拝をしていたのは屋上でした。そこに灯が灯されました。屋上にはたくさんの人がいて熱心に聖書な話を聞いています。そんな中の一人に、ユテコと言う青年がいました。彼は屋上の縁の所に腰かけていたのですが、ひどく眠気が射してきて、とうとう眠り込んでしまい、何とその屋上から落ちてしまったのです。人々がユテコを抱き起こしてみると彼はもう死んでいました。しかしパウロは慌てることなく、ユテコの上に身を屈め彼を抱きかかえると、「心配することはない。まだ命があります。」と言いました。すると何とユテコが生き返ったのです。人々はほっとしました。そしてパウロたちは再び屋上に上がっていき、明け方までまた話あったのでした。

 伝道には騒ぎがつきもので、突発的な事故も起こりました。そのような中でも教会は礼拝を行い熱心に聖書を学んだのです。聖書はこの出来事の最後にこう言っています。
 「人々は生き返った青年を家に連れて行き、ひとかたならず慰められた。」(使徒 20章12節)

 教会に人々を不安にしたり悲しませる出来事が起こりました。そのような教会に神は慰めを与えられたのです。今も神は私たちに慰めを与えてくださいます。

 明日は日曜日です。トロアスの教会と同じようにキリスト教会でも礼拝があり、聖書のお話があります。また、多くの教会ではキリストの十字架を覚える聖餐式を行います。お近くのキリスト教会にぜひいらしてください。

 (PBA制作「世の光」 2016.8.6放送でのお話より )
 
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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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