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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■私たちの目となって下さい / 板倉邦雄

2016年08月24日 | Weblog
2016/8/24放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。
 今日は「私たちの目となって下さい」という題でお話ししましょう。

 私たちの教会で英会話のクラスを持っていた時です。生徒8人でアメリカを旅行しました。その時、英会話の先生が私たちの目になってくれたことを忘れることができません。

 さてモーセは砂漠の遊牧民ミデヤンの妻を持っていましたねえ。その妻の兄弟であるホバブにお願いしました。「私たちはかつて主なる神様が私たちに約束された場所に向かって進んでいます。あなたも一緒においでになってください。あなたが幸福になれるようにいたしましょう。主なる神様がイスラエル民族に幸福を約束されたのですから。」

 ホバブさんはモーセに答えました。「私は行きません。私はミデヤンの国に帰って親族のもとに行きます。」

 するとモーセは再びお願いしました。「どうか私たちを見捨てないでください。あなたは私たちが荒野のどこに宿営すべきかを御存知です。どうか私たちの目となってください。もしあなたが一緒においでくださるなら、主なる神様が私たちに賜る幸福をあなたにも及ぼしましょう。」

 こうして、モーセの妻兄弟ホバブさんは荒野の40年の旅路においてイスラエルの人々の目になったのです。(民数記 10章29~32節参照)

 イスラエルの人々が荒野の40年を無事に旅をするために、三つの道しるべがありました。昼と夜に渡る雲の柱。モーセという指導者。そして荒野のガイドのプロ・ホバブさんです。

 さて私たちの荒野の人生においても私たちの目になってくれるような人々が主なる神様によって用意されているのです。私たちの父や母、祖父母や兄弟姉妹たちですね。そして学校の先生や友達、職場の先輩や同僚後輩と様々でしょう。私は高校2年生の17歳の秋、人生に迷い途方に暮れて寂しさと不安の中にあった時でした。後輩の友人が、「先輩、私の行っている教会へ行きませんか?」と導いてくれました。それ以来彼は私の目となってくれたのです。荒野のような私の開拓教会で召される34歳まで一緒に歩いてくれました。
  (PBA制作「世の光」2016.8.24放送でのお話より )

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