♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■神を住まいとする/羽鳥頼和

2016年01月02日 | Weblog
2016/1/2放送


 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。

 明けましておめでとうございます。今日は2016年最初の土曜日です。今年もよろしくお願いします。今日は旧約聖書の詩篇91篇からお話しします。

 この詩篇は困難にあっても必ず神の救いがあるという確信を告白しています。エジプトで、バビロンで、イスラエルは囚われ奴隷となりました。しかしその時、神はイスラエルを救い出してくださいました。同じように困難の中にある人を神は必ず救い出してくださると確信しているのです。それで神のことを「わが避け所、・・・、私の信頼するわが神。」(2節)と呼んでいます。

 「避け所」とは避難する所、避難所のことです。そして神が避け所であることを神を親鳥にもたとえて、「神はご自分の羽で覆われる」(参照 4節)と言います。禍から逃れようとする人に神が自ら羽を広げて守ってくださるというのです。私たちはその翼の下に身を避けるのです。

 更に、避難する人は避け所である神を住まいとするので災いはもうその人には届かない、と言います(参照 5~9節)。「住まいとする」(9節)とはいつも守ってくださる神のそばにいるということです。

 そしてこの詩篇には、神を住まいとした者の三つの幸いが教えられています。

 第一に、神は「あなたのために、御使いたちに命じて、すべての道で、あなたを守るようにされる。」(11節) 神はあなたをどんな危険からも守ってくれるのです。

 第二に、神は「苦しみの時にあなたと共にいてあなたに救いと誉を与えられる。」(参照 15節)  神はあなたと共にいてあなたをより良い者としてくださるのです。

 第三に、神は「あなたを長い生命で満ちたらせてくださる。」(参照 16節)  神はあなたに満ち足りた人生を与えてくださるのです。

 今年一年、良い年となることを願います。しかし困ることは必ずあります、ぜひ神を忘れないでください。そうすればいつも神は共にいてくださいます。神を住まいとすることができるのです。神を住まいとする人は困難な時にこそ神を信頼する人です。そしてその人は神を愛し神に祈り神を礼拝するのです。

 明日は日曜日です。キリスト教会では神を礼拝します。あなたもぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。

 (PBA制作「世の光」 2016.1.2放送でのお話より )
 
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