♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■あなたはわたしの愛する子 マルコ④/岩井基雄

2016年01月22日 | Weblog
2016/1/22放送


 世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。
世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。今日もマルコの福音書から学びたいと思います。

 前回はバプテスマのヨハネが人々に神への悔い改めを促し導いたことから、罪を悔い改めるということの大切さを学びました。私たち人類の代表として罪の裁きを身代わりに受けてくださるためにこの地上に来られたイエス・キリストは私たち罪人と同じ立場に立ち、悔い改めの洗礼であるバプテスマを受けてくださいました。それは私たちへの模範を示すためであり、私のすべてを受け入れてくださるためでもあったのです。

 そのイエス・キリストの洗礼の時に、天から声がしました。
 聖書にはこう記されています。
そして天から声がした。
「あなたは、わたしの愛する子、わたしはあなたを喜ぶ。」

新約聖書マルコの福音書1章11節

 それはまさに父なる神様からわが子への愛のことばでした。父なる神様が子なる神であるイエス・キリストをどれほど愛してくださっているかということを示していたのです。

 それだけではなく、それはまた私たちへのメッセージでもあります。なぜなら徹底して弱い私たちの立場に立ってくださったイエス・キリストに注がれたこの神の愛を私たちもイエス・キリストを通して受け取っていことができるからです。

 またこの愛のメッセージの後、イエス・キリストは荒野での40日間の断食を経験されます。その後、サタンと呼ばれる悪魔から誘惑を受けるのですが、その試練の前に主なる神様がイエス・キリストへの愛を表してくださったとも言えるのです。

 また同じ天からの愛のメッセージは、このイエス・キリストの十字架の試練の前にも注がれたからです。

 神様はあなたを豊かに愛してくださっています。そしてあなたの存在そのものを喜び、受け入れ、慈しんでいてくださるのです。その愛を私たちが心から受け取っていくとき、私たちもまたどのような試練の中にあっても神様の愛と神様のことばによって勝利を得ていくことができるのです。

 聖書のことばをもう一度お読みします。
   そして天から声がした。
「あなたは、わたしの愛する子、わたしはあなたを喜ぶ。」

新約聖書マルコの福音書1章11節

 神様から豊かな愛を受けた私たち、神様から喜ばれた私たち、どうぞこの愛をもって周りの方々を愛し、周りの方々に祝福を注いでいく、そのような存在とされていきましょう。

(PBA制作「世の光」2016.1.22放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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