♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■人生の祝福と神への賛美/岩井基雄

2016年01月01日 | Weblog
2016/1/1放送

 世の光の時間です。明けましておめでとうございます。岩井基雄です。

 私たちは様々な夢や希望を抱いてこの新しい年を始められたんではないでしょうか。この新しい年も皆さんと一緒に、神様のことばである聖書に親しみ、少しずつでも学びを進めながら1年を送らせていただきたいと願っています。どうぞよろしくお願いします。

 私たちは何より幸いな人生を求めますね。しかし聖書が語る幸いな人生とは、自分の思いのままになる人生ということではなく、神様の祝福を受けた人生であり、自分だけではなく他の人にもその祝福が及んでいく人生なのだと語っています。そして神様はあなたを祝福しようと待っていらっしゃるのです。
 聖書はこう記しています。
 「それゆえ、主はあなたがたに恵もうと待っておられ、あなたがたをあわれもうと立ち上がられる。主は正義の神であるからだ。幸いなことよ。主を待ち望むすべての者は。
            旧約聖書イザヤ書30章18節

 神様はこの年も様々な恵みと憐みをあなたに与えてくださいます。しかしそれは私たちの思い通りにすべてが行くということではありませんでしたね。私たちの思いや願いをはるかに超えて神様は素晴らしい恵みをあなたにお与えになり、そして神様の祝福は思いがけない出来事の中にさえあるからです。この愛と恵みの神様に期待し、どんな状況の中でも神様に信頼を置き、待ち望むならば、幸いはすべての人に注がれていくのです。

 またこうも記されています。
 「わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとしよう。あなたの名は祝福となる。・・・地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。
            旧約聖書 創世記12章2節、3節

 これは神様を信頼し、従い続けたアブラハムという人に語られたことばですが、聖書が語る神様に信頼し従うすべての人もまた他の人々にその祝福を届けることのできる祝福の器とされるのです。この新しい年も天地万物すべてのものを造られた神様を信頼し心から賛美しほめ讃えていきましょう。そして神様に養われ導かれる祝福の人生を歩ませていただきたいと願います。

 聖書ことば
 「来たれ。私たちは伏し拝み、ひれ伏そう。私たちを造られた方、主の御前に、ひざまずこう。主は、私たちの神。私たちは、その牧場の民、その御手の羊である。 」          旧約聖書 詩篇95篇6節、7節

(PBA制作「世の光」2016.1.1放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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