♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■つぶやくものへの神の対応/羽鳥頼和

2016年01月23日 | Weblog
2016/1/23放送


 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。

 エジプトを脱出したイスラエルの民はシナイ山のふもとでしばらく宿営をしました。そしてエジプト脱出から二年目の2月20日、シナイ山を出発しました。その頃の出来事が旧約聖書の民数記11章に記されています。

 シナイ山を出発して三日目に事件が起こりました。人々がひどく不平を言い始めたのです。聖書は、「民はひどく不平を鳴らして主につぶやいた。」(民数記 11章1節)と語っています。人々は「神に聞き従うことが難しい、嫌だ。」とつぶやいたのです。神はそれを聞いて怒られ、つぶやいた人々の宿営に火を降しました。人々はすぐにリーダーのモーセに助けを求めました。モーセが神に祈ると火は消えました。(参照 民数記 11章2節)

 しかし人々の欲望の火は消えませんでした。人々は今度は「肉が欲しい」と神につぶやき始めたのです。(参照 民数記 11章4節)

 神はモーセに言いました。「イスラエルの長老たちの内からあなたの良く知っている70人を集めなさい。わたしは彼らにあなたの働きを担う力を与える。あなたはもう一人ですべてのことをしなくてよい。」(参照 民数記 11章16節、17節)

 更に神は人々に言いました。「明日から1ヶ月、あなたがたに食べ飽きるほどの肉を与える。それが余りにも多いので、あなたがたは吐き気を催すほどになる。それはあなたがたが主をないがしろにしたからだ。」(参照 民数記 11章18節~20節)

 神は、人々のつぶやきに対しての懲らしめとして肉を与えられる、と言われたのです。
 次の日、たくさんのうずらが風に乗ってやってきました。人々はその日も次の日も、一日中出て、ウズラを捕まえました。ところがその肉を食べ始めた時、人々に神の怒りが降り、その人々は死んでしまいました。つぶやいた者を神は罰せられたのです。(参照 民数記 11章31節~33節)

 神へのつぶやきとは神に聞き従わないで神の祝福を求めることです。私たちは神につぶやかないように気をつけなければなりません。(参照 1コリント 10章10節)

 では神に聞き従うにはどうすればいいのでしょう。私はまず神を礼拝することだと思います。神に礼拝を捧げましょう。神はその人を祝福してくださいます。

 明日は日曜日です。神を礼拝するためにぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。礼拝では出席してくださった方の祝福を祈っています。

 (PBA制作「世の光」 2016.1.23放送でのお話より )
 
***

このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。。携帯からもこのURLでどうぞ。

***

東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

***


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする