♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■人口調査とレビ人/羽鳥頼和

2016年01月09日 | Weblog
2016/1/9放送


 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。

 今日は旧約聖書・民数記に記されているイスラエルの人口調査とレビ人についてお話しします。モーセによってイスラエルの人々はエジプトを脱出しました。そしてシナイ山のふもとで神からの教えである律法を授けられることになります。まず行われたのが人口調査でした。イスラエルの十二部族が部族ごとに数えられました。その時レビ族つまりレビ人だけはまだ数えられていませんでした。11部族の人口調査が行われた後で特別にレビ人たちの人数だけが数えられました。それから神はイスラエル人の長男を数えて登録するように命じました。そして彼らの代りに同じ数のレビ人を神に仕えさせるように命じたのです。その時神は、「レビ人はわたしのものでなければならない」と言われました。レビ人がイスラエルの代表として神の所有とされ、神のものとして神に仕えることになりました。彼らは礼拝のために奉仕する者となったのです。「主のものとなる」というのはこのレビ人のように神に仕え、神を礼拝する者となるということなのです。

 旧約聖書の詩篇100篇3節ではこのように言われています。
 「主こそ神。主が、私たちを造られた。
  私たちは主のもの、主の民、その牧場の羊である。


 創造者である神が人を造られたので、私たちは主のものなのです。人は主のものであり神の羊でもある、と教えています。神は自分のものである私たちを自分の所有物としてではなく羊と見てくださるのです。ですから神は羊飼いのように私たちを守り、導き、養い育ててくれるのです。

 神様は言われます。
 「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」(イザヤ書 43章4節 )

 それで神はどんなに犠牲を払ってでも私たちを幸せにしようとされるのです。実際に神が犠牲にしたのは自分の長男であるキリストでした。人を救うためにキリストを身代わりとして十字架につけられたのです。そのような神が「あなたはわたしのものだ」と言われているのです。ですから私たちは神に仕え、神を礼拝すべきなのです。

 明日は日曜日です。神に礼拝をささげるために、ぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。

 (PBA制作「世の光」 2016.1.9放送でのお話より )
 
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