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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■信仰に立つ / 板倉邦雄

2013年10月23日 | Weblog
2013/10/23放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「信仰に立つ」という題でお話ししましょう。

 宗教改革者マルチン・ルターは宗教裁判の法廷で「我ここに立つ」と言ったそうです。「我ここに立つ」とは神のおことばである聖書に立つことを意味していました。言い換えますと「我はただ信仰に立つ」といっても良いでしょう。

 さてヤコブは信仰に立ってシェケムの町を旅立ったのです。創世記35章の続きです。

 ところでヤコブの息子たちが妹ディナが辱められた事件でとんでもない悪行三昧を働きました。目を覆いたくなるような殺戮と略奪行為でしたねえ。しかし神への悔い改めと信仰を持って立ち上がったとき、大いなる恐れが周囲の街々に興ったのでヤコブの息子たちへの追ってはなかったのです。神様がヤコブ一家を守ってくださったのですねえ。

 次に、信仰に立つとき、再び神様がヤコブに現れて祝福してくださったのです。

 「わたしは全能の神である。・・・一つの国民、また多くの国民があなたから出て、王たちがあなたの身から出るであろう。わたしはアブラハムとイサクとに与えた地を、あなたに与えよう。またあなたの後の子孫にその地を与えよう。」 (創世記35章 11節、12節 口語訳)

 そして何よりも第三に、信仰に立つとき私たちは神様を礼拝するようになるのではないでしょうか。そこでヤコブは神が自分に語られた場所に一本の石の柱を立てました。そしてヤコブは神が自分に語られたその場所をベテル・「神の家」と名づけたのです。そこで神様を礼拝いたしました。信仰は信心ではなく神様を仰ぐことから来るのです。そして信仰は神の約束のことばを聞くことから始まるのではないでしょうか。

 聖書のことばです。

信仰は聞くことによるのであり、聞くことはキリストの言葉から来るのである。」(口語訳)

そして

わたしたちの信仰こそ、世に勝たしめた勝利の力である。」(口語訳)

 ローマ人の手紙10章17節と、第一ヨハネの手紙5章4節です。


(PBA制作「世の光」2013.10.23放送でのお話より )
 
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